今からでも間に合う?頭をよくする方法

今からでも間に合う?頭をよくする方法

テレビをつけると、天才少年あらわる!などの特集が目につきますね。

「あぁ、もっと頭がよかったらなぁ……」。
このような声が聞こえてきそう。

実際に頭脳は何歳までよくなるのでしょう。
今回のテーマは、みなさんも興味があるのでは?

さっそく話をすすめましょう。

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頭のよさとは?

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まず「頭のよさ」を定義しましょう。

「Aさんは英単語を早く覚えられるから頭がよい」。
「Bさんは英単語をたくさん知っているから頭がよい」。

AさんとBさんは頭がよいといえますね。
しかし、両者には違いが存在します。

Aさんの知能は「暗記力」。
Bさんの知能は、経験からくる「知識」にほかなりません。

前者は「流動性知能」とよばれるものであり、ほかに「計算力」や「集中力」が該当します。

いっぽう後者は「結晶性知能」とよばれるものであり、「知恵」や「判断力」が該当することに。

「結晶性知能」は経験に基づきますから、個人差が大きいでしょう。
これらをしっかりと理解してくださいね。

知能のピークについて

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頭をよくするには、何歳まで間に合うのでしょうか?
この疑問は徐々に解明されつつあります。

専門家によると、「流動性知能」とされる部分は18歳~25歳がピークであるとされます。

この年齢を過ぎると徐々に能力が下降して、40歳代に差しかかれば落ち込みが激しくなるのです。

もう、お分かりでしょう。
「流動性知能」とされる部分は、大人になってから伸ばすことがむずかしいのです。

いっぽう「知識・知恵」を指す「結晶性知能」は60歳代がピークとされ、そのあとの下降は緩やかです。

つまり、こちらに関しては伸ばせる余地のある大人がたくさん存在することに。
ご理解いただけますか?

知能を伸ばすポイント

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さきほどは、「流動性知能」が40歳代に大きく落ち込む、としました。
この部分はトレーニングにより落ち込み幅を小さくできます。

「暗記力」や「計算力」は日々のトレーニングで鍛錬が可能、ということですね。

また、「結晶性知能」は経験値によりますから、個人差が大きいといえるでしょう。

「知識・知恵」に関しては、年齢を経ながら積み重ねていき、ある時点で連携性が生じることに。

ここで「判断力」が加わると総合的な知能の向上をみるのです。

「知識」を積み重ねて「判断」を下すことにより「知恵」へとつながる、と理解してください。

しかし、漫然と日常生活を送っていたのでは、「知識」の積み重ねはむずかしいでしょう。
ポイントとされるのが「好奇心」です。

「いったいこれはどういうことなのだろう?」。
「なぜ、このようなことが起こるのだろう?」。

つねに「好奇心」をもつことで、膨大な量の「知識」を自然と身に付けられます。

頭をよくする生活習慣について

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効率よく頭をよくしたいならば、まず生活習慣を見直してください。
実践したい生活習慣を列記しましょう。

睡眠の質にこだわる

私たちは「ねむり」により脳の疲れを除去します。
頭をよくするためには、疲労の除去が不可欠でしょう。

また、「ねむり」は脳内における記憶の整理に大きく関わっています。
せっかく勉強をしても、十分な睡眠がとれなければ「記憶のゆがみ」が生じることに。

ものごとは整理整頓されていることで、スムーズなピックアップが可能です。
記憶も例外ではありません。

睡眠環境をしっかりと整えることが大切ですよ。

有酸素運動をとりいれる

最大心拍数の60%程度をめざす運動が「有酸素運動」。
ちなみに最大心拍数は「220-ご自分の年齢」でもとめられます。

この「有酸素運動」をおこなっている途中に頭を使いましょう。
具体的には簡単な計算や言葉あそびなど。

積極的に酸素をとりこみながら、頭を使えば知能の向上につながるのです。
おもしろいと思いませんか?

コミュニケーションを積極的におこなう

知能の向上にはコミュニケーションが大きな要素となります。

なぜならば、相手の感情を読み取りながら瞬時にことばを選ぶ作業は、脳内の血流促進に大きな効果をもつからです。

しかも、コミュニケーションはことばだけとは限りません。
身ぶりや手ぶり、アイコンタクトなどさまざまな表現に対応が必要でしょう。

頭をよくしたいならば、家に閉じこもっていてはいけないのです。
積極的に人と交わりましょう。

もちろんインターネットを利用したコミュニケーションを否定するわけではありません。

テレビ電話のような手法ならばOKですね。

日記をつけること

ねむりが記憶の整理に役立つことは前述しました。
「日記」をつける行為も同様でしょう。

日中にあった出来事を思い起こす作業は、脳をフル回転させることとなります。
すべてを記載するわけにはいきませんから、印象深かった部分のピックアップ作業が必要ですね。

この作業を繰り返すことで、頭の回転がドンドンよくなりますよ。

まとめ

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頭をよくしたい、と考えている時点で好奇心をもっていることに。
これにより「結晶性知能」は伸ばせます。

年齢を気にせず、思い立ったら頭のトレーニングをおこなえばよさそうですね。

少なくとも、現状のキープが大切でしょう。
日々の積み重ねが重要であると考えてください。

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