第四ハウスとサイン10惑星の意味とは?

第四ハウスとサイン10惑星の意味とは?

占星術には10惑星や星座の意味以外にも大きな要素があります。
自分の産まれた土地の位置によって変化する『ハウス』という要素です。

ハウスの大きな意味は、産まれた土地の緯度によって変化するため、同じ誕生日で生まれた時間と場所で大きく変わります。

今回は、その『第四ハウス』に関して解説します。

出典(TOP画像):pixabay

第四ハウスとはどんな意味を持つハウス?

第四ハウスはその人が産まれた土地や家庭、家族と言った場所を示します。
産まれた時に自分が根っこに持っている環境やアイデンティティーを意味しているのです。

何か懐かしい感じがする、落ち着くという要素はこの第四ハウスが大きく関係しています。

根本的な土台の為、心に不安が出たときはケアをすると落ち着くポイントであり、心の拠り所でもあるのです。

第四ハウスが該当する星座って?

第四ハウスの該当星座は蟹座です。

蟹座はモチーフの蟹の甲羅をイメージしてもらうとわかりやすいですが、自分の大切な中身を守ることに長けている星座です。

第四ハウスが示す、家とまさに共通点があり、自分の落ち着く城という意味があります。

テリトリー内部で有害なものからシャットアウトして、リフレッシュし、大切な物を守る星座です。

第四ハウスがそれぞれの惑星に入っているときの意味とは?

第四ハウス×太陽

自分の生まれは家庭や土地と言った先祖ルーツを大切にし、伝統を重んじるタイプが第四ハウスの特徴になります。

そのため、家族の供養や自分を育ててくれた人、土地を守ることに大きな意味を持っています。
心の拠り所は先祖であり、敬うことで精神的な不安が軽減される人です。

第四ハウス×月

第四ハウスに月がある人は、家や家庭がよりどころです。
そのため、家庭内環境を良くしようと頑張ってしまいがちです。

ですが、家族を支える自分自身の価値が無いと思いがちで依存しがち傾向があります。
家族といると精神的に安定するのが第四ハウスに月がある人です。

第四ハウス×水星

第四ハウスに水星がある場合は、家族から仕事に関する縁や知識を引き継ぎ活かす事が出来るタイプです。

もしくは、身内に情報収集が長けている人に縁があります。

仕事をする拠点が家であることも多く、そこから情報発信をするケースもあります。
家族同士の感情を読み取ることができて気配りができます。

拠り所は身内から教えてもらった知識や人との関わりです。

第四ハウス×金星

第四ハウスに金星がある人は、家庭環境に美を求めます。

そのため拠り所はインテリアやガーデニングと言った自分だけしか無い美を表現するスペースや趣味です。

また、自分自身もちやほや愛情をもらって育つことが多いため、我儘になりやすい傾向があります。家庭環境との調和を意識したら鬼に金棒です。

第四ハウス×火星

火星が第四ハウスに入っている人は、家庭環境が賑やかなケースがほとんどです。
元気で溌剌とした穏やかさが拠り所で、家族の笑顔を大切にします。

また、逆に喧嘩や争いといった家庭環境で育つ傾向もあるため、若い頃に苦労する事もあり、他人の感情には敏感です。

安定した家庭環境を手にしたいと常に思っているため行動を起こします。
小さな幸せを維持する大切さを身につけると、より安定します。

第四ハウス×木星

木星が第四ハウスにある場合は、親や家族が事業で成功して大金持ちだったり、家庭環境が非常に良い傾向があります。

金銭的援助や、血縁で自分の人生に関わる仕事の縁も得ることが出来る人です。

そのため、依存せず家族から得た環境をより時代に合うものに成長させることが生きがいになる人です。

第四ハウス×土星

土星が第四ハウスにある人は家庭が厳しい環境に育つ人が多いのが特徴です。

そのため、しつけが厳しい、上下関係が激しい、家庭の人々と愛情を分かち合うことに希薄なため、自分は愛されていないと思いがちです。

そのため、自分が心地よい環境を一から作った方が安定するので、早い段階での独り立ちがおすすめです。

第四ハウス×天王星

家庭環境が特殊で普通の家庭とは違いがあるのが天王星の特徴です。
良い意味で型破り、悪い意味で常識はずれというケースの両極端になります。

また、一定の安定した土地に済む縁が少ないため、家族との縁が優先的になり、他人を信じない傾向もあるのが特徴です。

風通しが良く自由な環境にすることより精神的に安定します。

第四ハウス×海王星

第四ハウスに海王星がある場合は、理想と現実が離れているケースがほとんどです。

自分はこんな家庭に生まれたかったなと考えてしまいがちで、夢見がちとも言われることが多いです。

憧れをいだきすぎて、欲しいものから遠ざかってしまう傾向があるので、自分がまずは家族を愛すること、相手のしてほしいことをするのが大切です。

求めるなら与えよ、無理なら無理と割り切る心を作ることが心の安定に繋がります。

第四ハウス×冥王星

冥王星が第四ハウスにある人は、家族が厳しい、家長のカリスマ性と言った物にとらわれやすい傾向があります。

また、変革も多いため経済的に安定しないことが多く急激な環境の変化が大きいのが特徴です。

威張らなくても自己は存在している自信を持ち、常に家族を縛り付けず謙虚でいることで落ち着きます。

まとめ

『第四ハウス』は、その人の家庭環境はどうなのか、育った地域や土地に関する縁を教えてくれます。

育つ環境とどう付き合うか、家庭を作っていくかはその人の人生を左右します。
ハウスはた掛かりを教えてくれるので参考になれば幸いです。

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