占星術における惑星の逆行は通常の意味とは異なり、運勢に大きな変化を生み出します。
そのため、いつもどおり過ごしていても上手く行かない、不調と感じる原因は惑星の『逆行』が影響しているケースがあります。
今回はそんな中で、『海王星』の逆行に関してわかりやすく解説します。
出典（TOP画像）：pixabay
まずは知っておくべし海王星の意味
海王星は10惑星の中で夢や神秘、直感を示す星になります。
人間が意図的に持っている目標や希望、理想ではなくて、潜在的に持っている第六感を示す星になります。
例えば、何かと勘が鋭い、危機意識が強いといった内容を示します。
こうした自分の力や実力では測ることができない、未知の運や力を示しているのが海王星の役割になります。
インスピレーションや直感、感性を司るため、芸術や美術、文学といった物に多大な影響をもたらせます。
自分では意識していないけど惹かれるといった、思考の根本や土台を司るのが海王星の意味になります。
逆行になる理由とその意味
地球を基準にどの惑星がどの位置にあるかによって、運命を占うのが占星術です。
ですが、実際の惑星は地球含めてそれぞれの惑星の公転周期で太陽周囲を回っています。
地球と公転周期が各惑星と異なるため、逆行の現象が起こるようになります。
海王星の逆行が発生すると起こる運勢の変化は、現実と夢の境目が無くなり混沌とする、自分のやるべきことに身が入らない、直感が鈍くなる、新しい発想やインスピレーションが思いつきにくくなります。
自分のなすべきことに対して毎日やっている物事を単にこなすだけと言った印象に変化しがちなのが、海王星が逆行した時期の特徴です。
職業柄、新規の発想やアイデアが必要、毎日を生き生き楽しく過ごす事を大切にしたいと思ったら海王星の逆行対策をすることをおすすめします。
2019年海王星の逆行期間
2019年の海王星の逆行期間は2019年06?21?～2019年11?27?です。
海王星は公転周期が165年と長期間のため逆行の期間も比較的長くなります。
海王星逆行の得になる過ごし方
海王星が逆行になった場合は、日頃の生活に身が入らない新鮮さを感じることができないと言った問題が起こるようになります。
そのため、逆行になった場合は、感受性を刺激してリフレッシュすることが大切です。
マンネリになっている自分の感情を蘇らせるために、新しい体験やリフレッシュを毎日の生活に取り入れることをおすすめします。
具体的には、アロマが好きならアロマオイルを変えるといった簡単なものから、本格的な香りの調香を学んでみたり、西洋の香りではなくてオリエンタルなジャンルに親しんでみたりといった感じで、自分の好きはそのままで他のジャンルも触れ合ってみるという感じで十分です。
すると、自分が心地よい好きという理由がよりはっきりして、新鮮な毎日を過ごすきっかけになります。
また、感受性やインスピレーションを維持したい磨きたい場合は、芸術や文学に親しむといったことに着手するのが一番です。
物事を考えるには材料が必要ですが、逆行の時期は自分の持っているアイデアが上手く思いつきにくくなります。
新しいものを取り入れることで、発想を生み出す刺激にすることができます。
最後に、毎日何気なくやっている習慣を変えるのもおすすめの方法です。
習慣で良いものの場合は行う時間を変えると言ったことでも快適に過ごす方法になります。
逆行が抜けたら何をすべきか
逆行が抜けたら、インスピレーションや発想力が冴えるようになります。
そのため、吸収したものを自分の考えをまとめる期間にすることをおすすめします。
また、色々触れ合ったものから、自分がより心地よいものを選び、習慣化することも大切なことです。
順行の場合は、日々の生活でも心地よさや新鮮さを感じることができる時期になるので、今度は丁寧にこなす事を大切に時間を使うとよりよい日々を過ごすことができるようになります。
まとめ
『海王星』が『逆行』になるとインスピレーションが冴えなくなる、勘が鈍ると言ったことが起こるようになります。
そのため、何気なくやっていた習慣に新鮮さを感じることができなくなると言うようなことが起こりやすいのが特徴です。
解消するには自分の好きな範囲でいいので、新しい体験や知識を得ることを、習慣を変えると言ったことで、刺激を取り入れつつ自分の生活の軸を整えることをおすすめします。
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