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久しぶりに投稿します。
台風が 接近しています。 九州地方の皆様 四国 近畿 東海の方も 万全の対策をして
どうか 命 最優先の 行動を とってくださいね。 大きな被害にならないことを 願っています。今日は いつも お参りさせて頂いてる お寺の ご住職様の 説法からの お話です。
ご住職が 月忌参りを された際 90代の檀家さまが
亡くなったご主人(終戦後 生きて帰ってこられてます)が 戦友とのやり取りを書いた手紙を 見せてくれたそうです。
内容は 肝心なところだけ 紹介します。「死ぬのは 怖くないのか?」との やりとりの中で
「死ぬ事は怖くない。お国の為に命を落とす事は 名誉な事だ」
「それより 戦争で自分が死んだ後 この日本がどうなっているかが 楽しみだ。」と 戦友が記されていたそうです。
20代の青年でした。今の若い子に お国の為に命を落とす など 到底考えられないでしょうし
自分の息子が もし この時代に 生まれていたら・・と 考える 親もいらっしゃるでしょう。
戦争を 恨んで生きてきた方も たくさん いらっしゃるでしょう。その檀家様のご主人が 亡くなる前に 言われたのが
「戦友が 死んだこと・・ もう 誰も恨んだらあかん もう 許さなあかんのや・・」そう。先人たちのお陰で 今の豊かな暮らしがあるのです。 たった75年で日本は 目覚ましい復興を遂げています。
携帯電話が 当たり前。 お金を 出せば 何でも手に入る。
250年に 一度の変革の年だとか・・ 変化の時 変えていこう・・
でも 忘れては いけない事 守らなければならない事も あるはずですね。
この意識の中で 「欲」が 出てしまっている人が 多いでしょ。
今 一番大切なのは 人を 「赦す=許す」事だと ご住職が おっしゃいました。
どんな事も 受け入れ広い心を持つ事が 出来た時 本当の 幸せがみえてくる・・相手に 求めすぎていませんか?
自分に都合よく 動いてくれない相手を コントロール しようとしていませんか?変わるのは 相手では なく 自分なのですね。
先人の方々が 残してくださった物やご功績に敬意を払い
守っていかなくてはいけないもの 継承すべきものに感謝しながら
これからも 日々 精進していければ と 思いました。- 明那先生
- 2020年9月6日(日) 19:09:55