年末の準備を始めよう!日本古来の年神様の迎え方”事始め”について解説
執筆者:電話占い絆編集部
更新日:2021年11月24日
「もうすぐ年末。今年も一年早かったけど、早めに正月の準備をすべきかな?」
もともと日本には正月事始めという言葉があり、12月13日ごろからお正月の準備をしていました。
半月も早くから、神様をお迎えするために、お掃除や正月に使う木材の準備、飾りを用意していたんです。
今回は意外と知らない正月事始めの由来や内容、12月前半にしておくべきことをなどを解説していきます。
年末に向けて正月準備を始めたい方、2022年はさらに良い年にしたい方はぜひ読んでおきましょう。
12月13日は正月事始め!12月前半にしておくべきことは?
12月13日は正月事始めです。事始めとは、年始のための準備を行う日で、古来の人々はなんと半月も前からお正月の準備を始めていたんですね。
今回は、もうすぐ年末ということで、12月前半の事始めについてご説明します。
お正月の準備は早めに始めることで、年末はゆっくり過ごせますよ!
事始めの由来
元々は旧暦の12月8日に、お正月の準備をし始めたのが由来です。
山に正月に使う薪を撮りに行ったり、門松に使う松を取りに行っていました。
これが江戸時代に毎年12月13日に変わり、現在も12月13日が事始めと言われています。
理由は、12月13日が鬼宿日にあたるからです。鬼宿日とは、二十八宿という暦の上で、婚姻以外の全てがうまくいく縁起の良い日。
神様を迎える準備には最適ということで、江戸時代から12月13日から事始めが行われるようになりました。
実際この日付は旧暦なのですが、新暦に入れ替わった後も、事始めは12月13日というのが一般的に使用されています。
事始めに行うべきこと一覧
事始めに行うべきことはまず、煤払いです。煤払いとは、12月13日から神様のお迎えのために家を清めることを言います。
現代の言い方に変換すると、大掃除を始める日ですね。
かつて日本は室内で炭を使って暖を取ったり、調理をしていました。そのため、煤が屋根の梁などに付着してしまっていたのです。
お掃除の基本は上からですから、当然大掃除の際は屋根の梁についている煤を払い落とすところから始まります。
元々は江戸城で12月13日に煤払いを行う習慣があり、それが庶民にも伝わって、一般的にも12月13日から大掃除をするようになりました。
綺麗にお掃除された家で神様をお迎えする文化は、古くから実践されているのです。
次に松迎えを行います。これは門松に使う松を山から取ってくることを言います。
その年の年男が恵方の山に登り、松を取ってくるのが習慣でした。
現代では作る方はそういないとは思いますので12月13日ごろに飾りを用意すると良いでしょう。
その際は、2022年の恵方である、北北西の方向のお店に買いに行くのがオススメです。寅年の男性が家族にいる場合は、年男である寅年の男性に頼んでみてくださいね。
正月飾りは12月28日に飾るのが良いとされているので、買ってくるだけで大丈夫です!早く飾りすぎるのも良くないので、12月31日より前の30日までに飾っておきましょう。
12月前半のうちに済ませておきたいこと
事始めを意識できたら、12月前半に済ませるチェックリストを作りましょう!
大まかに言えば、年末までに用意しておきたいのは以下の3つです。
- 大掃除
- 正月飾りの準備
- お歳暮
1つずつ解説していきます。
大掃除
12月前半に済ませておきたいのは、家中のお掃除です。年神様は玄関から入って来られますので、特に玄関は念入りに綺麗にしておきましょう。
床のたたきを拭き、さらに塩水で清めるようにすると、不浄を払い神様が喜ぶ効果があります。
また玄関の下駄箱など、ニオイが篭りやすい場所は特に綺麗にしておいてくださいね。運気はニオイと一緒に運ばれるとも言われており、悪臭がする場所は、それだけ運気が停滞するのです。
また煤払いの習慣に習って、飾り棚やカーテンレールの上など、普段掃除しない場所も清めてくださいね。
掃除の際は上から下へを意識すると、効率的にお掃除ができます。
次に綺麗にしておきたいのは、水回りと窓。水回りは普段から綺麗にされている方も多いと思いますが、正月前は特に綺麗にしておきましょう。
また、窓はさほど掃除をしないと思いますので、この機会にピカピカに。
外からの光が入る場所ですし、空気が出入りする場所なので、窓が汚れているだけで運気が汚れてしまいます。
正月飾りの準備
12月13日に山に松を取りに行った風習に習い、正月飾りも準備しておきましょう。今は購入される方がほとんどだと思うので、余裕を持って前半に買っておくのがおすすめ。
年末になると売り切れてしまったり、粗末なものしか用意できないことがあります。
飾るのは12月28日ごろからなので、購入してしまっておきましょう!
お歳暮
12月10日ごろから、お歳暮のシーズンが始まります。年末にお世話になった方へ、お礼の品を送ることです。
最近はお歳暮の文化は衰退していますが、お世話になった方へギフトを送るのは、幸せのシェアですから運気的にも良いんですよ。
予算は大体3,000〜5,000円程度で、日持ちのするゼリーや乾物などを送るのが良いですね。クリスマス前のシーズンなので、お菓子なども喜ばれます。
まとめ
今回は年末の準備を始める正月事始めについて解説しました。師走という名前の通り、12月はあっという間に過ぎていきます。
バタバタしていて、大掃除が間に合わない!なんてことにならないように、先人たちを見習って早めに年末の準備を始めましょう。
大掃除や正月の準備が済んだ状態なら、年末はゆっくりと過ごせます。
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