みなさんは、気になる人との相性を調べる際に、どのような方法を試したことがありますか?
相性診断アプリ、花占い、血液型占い…いずれも手軽かつ人気が高いのは間違いありませんが、イメージ的には恋愛絡みの相性を調べる方法と言い換えた方が、より相応しいかもしれませんね。
もし仮に、大切な家族との相性を知りたい場合には、どのような方法がより効果的といえるのでしょうか?
思春期を迎えた我が子や、これから生まれてくる赤ちゃんとの相性に不安を感じ、悩みを抱える多くの人々から長年支持されてきた占いの一つが「九星気学」です。
今回は、九星気学の基礎知識や、相性が悪い家族との付き合い方について、できるだけ簡単に解説します。
九星気学とは?簡単に意味や特徴を解説
九星気学は、自分と相手の生年月日をもとに、持って生まれた相性を調べることが可能な占いです。家族との人間関係に悩みを抱える多くの人々に、問題解決への道標を示してきました。
九星気学が、花占いや血液型占いと大きく違う点は、「学問」と呼んでも差し支えないほど高度に体系化された知識の宝庫であるということです。
その奥深さから、「九星気学は人間学」と表現する占い師も少なからずいます。また、企業経営者に向けて、九星気学によるサポートを行っているビジネスコンサルタントも世の中には存在し、好評を博しているといいます。
ここからは、九星気学の歴史や大まかな特徴について、簡単に解説していきます。
九星気学の歴史と大まかな特徴
九星気学は、古代中国で生まれた「陰陽五行説」などをベースに、日本で独自の発展をとげた占術です。
万物に宿る生命エネルギーを、9つの気に分類した「九星」(きゅうせい)と、陰陽五行思想を表す5つの元素とされる「木火土金水」(もっかどごんすい)などを組み合わせて、方位の吉凶や、九星同士の関係性から、性格・能力・運勢・相性など、あらゆることを占うことができます。
九星 | 五行 | 方位 | 八卦 | 色 |
---|---|---|---|---|
一白水星(いっぱくすいせい) | 水 | 北 | 坎 | 白 |
二黒土星(じこくどせい) | 土 | 西南 | 坤 | 黒 |
三碧木星(さんぺきもくせい ) | 木 | 東 | 震 | 青 |
四緑木星(しろくもくせい) | 木 | 東南 | 巽 | 緑 |
五黄土星(ごおうどせい) | 土 | 中央 | 太極 | 黄 |
六白金星(ろっぱくきんせい) | 金 | 西北 | 乾 | 白 |
七赤金星(しちせききんせい) | 金 | 西 | 兌 | 赤 |
八白土星(はっぱくどせい) | 土 | 東北 | 艮 | 白 |
九紫火星(きゅうしかせい) | 火 | 南 | 離 | 紫 |
九星気学を東洋占術の一大ジャンルとして発展させたのは、「日本の気学の祖」と呼ばれる園田真次郎(そのだ しんじろう、1876年~1961年)です。
自ら編み出した九星学で、大正12年の関東大震災を回避したという逸話が残っており、この出来事を境に、園田真次郎流の開運法は「気学」と命名されました。
参考画像:関東大震災(寿小学校ヨリ展望)
九星気学では、「後天定位盤」(こうてんじょういばん)や「遁甲盤」(とんこうばん)と呼ばれる方位盤を用いて、鑑定する相手の九星を調べます。
そして、九星気学で特定の人物との相性を占う際には、「本命星」(ほんめいせい)と「月命星」(げつめいせい)が重要な意味を持つことになります。
どういうことなのか、もう少し詳しく解説していきますね。
後天定位盤と遁甲盤
後天定位盤とは、九星の定位置を表す盤のことです。九星気学における「地図」のような役割を果たします。後天定位盤では、星の位置が変化することはありません。
五黄土星がある盤の中央部分は「中宮」(ちゅうぐう)といいます。「五黄土星」が中宮にある理由は、他の8つ星を支配するほど強力な力を秘めているからです。ちなみに、五黄土星には「帝王の星」という呼び名もあります。
一方、遁甲盤は気の流れを可視化した盤であり、年・月・日・時間ごとに9つ星が回転しながら移動します。九星気学における「カレンダー」のような役割を果たします。
遁甲盤には、「年盤」「月盤」「日盤」「時盤」が存在しますが、九星気学の初歩で主に使用するのは「年盤」と「月盤」ということになるでしょう。
本命星と月命星
本命星とは、生まれた年をもとに導き出される九星のことであり、年盤を使用することよって求めることができます。
- 1968年生まれの人の本命星は「五黄土星」です。
- 1980年生まれの人の本命星は「二黒土星」です。
- 1993年生まれの人の本命星は「七赤金星」です。
本命星は人間的な本質を司るとされているので、精神的に落ち着いた20歳以上の成人は、本命星を参考に占うことが多くなります。
一方、月命星は、本命星と誕生月をもとに導き出される九星のことで、月盤を使用することよって求めることができます。
- 本命星が「一白水星」かつ5月生まれの人の月命星は「五黄土星」です。
- 本命星が「六白金星」かつ3月生まれの人の月命星は「四緑木星」です。
- 本命星が「五黄土星」かつ12月生まれの人の月命星は「一白水星」です。
月命星は人間の精神面を司るとされているので、基本的な人格形成がまだできておらず、感情の起伏が激しい0歳~12歳の子供は、月命星を参考に占うことが多くなります。
思春期と重なる13歳~19歳のティーンエイジャーは、本命星と月命星の両方を参考に占うケースが多いようです。
九星気学の上級者は「日命星」(にちめいせい)と呼ばれるものを参考にすることもありますが、原理が複雑な上に、本命星や月命星と比べれば、影響力は小さいとされているので、今回は説明を割愛します。
本命星と月命星の調べ方は?おすすめは「早見表」
先述した通り、九星気学でより細かい運勢を見る場合には、日命星なども考慮に入れる必要があるのですが、計算ツール等を使用しないと、初心者では調べることが難しいでしょう。
本命星や月命星であれば、早見表から誰でも簡単に自分の星を調べることができます。
本命星の早見表
自分の本命星を知りたい人は、以下の早見表を参考にしましょう。
ただし、九星気学では旧暦を使用するため、2月4日前後の「立春」を境として年が切り替わります。それ以前に生まれた人は、前年の九星を参照してください。
一白水星 | 二黒土星 | 三碧木星 | 四緑木星 | 五黄土星 | 六白金星 | 七赤金星 | 八白土星 | 九紫火星 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1927年 | 1926年 | 1925年 | 1924年 | 1923年 | 1922年 | 1921年 | 1920年 | 1919年 |
1936年 | 1935年 | 1934年 | 1933年 | 1932年 | 1931年 | 1930年 | 1929年 | 1928年 |
1945年 | 1944年 | 1943年 | 1942年 | 1941年 | 1940年 | 1939年 | 1938年 | 1937年 |
1954年 | 1953年 | 1952年 | 1951年 | 1950年 | 1949年 | 1948年 | 1947年 | 1946年 |
1963年 | 1962年 | 1961年 | 1960年 | 1959年 | 1958年 | 1957年 | 1956年 | 1955年 |
1972年 | 1971年 | 1970年 | 1969年 | 1968年 | 1967年 | 1966年 | 1965年 | 1964年 |
1981年 | 1980年 | 1979年 | 1978年 | 1977年 | 1976年 | 1975年 | 1974年 | 1973年 |
1990年 | 1989年 | 1988年 | 1987年 | 1986年 | 1985年 | 1984年 | 1983年 | 1982年 |
1999年 | 1998年 | 1997年 | 1996年 | 1995年 | 1994年 | 1993年 | 1992年 | 1991年 |
2008年 | 2007年 | 2006年 | 2005年 | 2004年 | 2003年 | 2002年 | 2001年 | 2000年 |
2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | 2011年 | 2010年 | 2009年 |
2026年 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 |
月命星の早見表
自分の月命星を知りたい人は、以下の早見表を参考にしてください。
本命星と同じく旧暦を使用するため、「節入り」(旧暦で各月の始まりのこと)を境として月が切り替わります。節入り日の近辺で生まれた人は、特に注意してくださいね。
本命星 | |||
---|---|---|---|
一白水星 四緑木星 七赤金星 |
三碧木星 六白金星 九紫火星 |
二黒土星 五黄土星 八白土星 |
|
誕生月 | 月命星 | ||
1月(1/6~2/3頃) | 九紫火星 | 六白金星 | 三碧木星 |
2月(2/4~3/5頃) | 八白土星 | 五黄土星 | 二黒土星 |
3月(3/6~4/4頃) | 七赤金星 | 四緑木星 | 一白水星 |
4月(4/5~5/5頃) | 六白金星 | 三碧木星 | 九紫火星 |
5月(5/6~6/5頃) | 五黄土星 | 二黒土星 | 八白土星 |
6月(6/6~7/6頃) | 四緑木星 | 一白水星 | 七赤金星 |
7月(7/7~8/7頃) | 三碧木星 | 九紫火星 | 六白金星 |
8月(8/8~9/7頃) | 二黒土星 | 八白土星 | 五黄土星 |
9月(9/8~10/7頃) | 一白水星 | 七赤金星 | 四緑木星 |
10月(10/8~11/7頃) | 九紫火星 | 六白金星 | 三碧木星 |
11月(11/8~12/6頃) | 八白土星 | 五黄土星 | 二黒土星 |
12月(12/7~翌年2/3頃) | 七赤金星 | 四緑木星 | 一白水星 |
九星気学で相性が悪い星とは?
九星気学で重要な意味を持つ「9つの星」の呼び名には、陰陽五行思想の基本となる「木」「火」「土」「金」「水」の五行(五元素)が含まれていることに気付いた人は多いかもしれません。
本命星や月命星から持って生まれた相性を調べる方法はいくつかありますが、今回は五行同士の相性を使って、家族との相性を考えていきます。
参考画像:the cycling of generating interaction and overcoming interaction by Sajuwiki official is licensed under CC BY-SA 3.0
五行には、相性が良い組み合わせと悪い組み合わせが存在します。つまり、自分と相手の九星に含まれる五行を把握すれば、生まれ持った相性を知ることができるというわけです。
五行の組み合わせで、良い影響を与え合う関係性を「相生」(そうじょう)、悪い影響を生じさせる関係性を「相克」(そうこく ※「相剋」とも書く)と呼びます。
九星気学で相性が悪い家族との付き合い方
持って生まれた九星が相克の関係性にある場合、性質の違いから不協和音が生じるということは、確かにあるかもしれませんが、必ずしもそうなるわけではありません。
むしろ、相克同士でも良好な関係を築いている家族は、世の中にごまんといますし、一白水星と二黒土星などについては、相克の関係性にありながら、共通する特徴が多く見られるといいます。
ここからは、相克の関係性にある家族とどのように付き合えば悪い影響を緩和できるのかについて解説していきます。
一白水星
一白水星は、五行における「水」を司ります。温厚で人当たりが良いという長所がある反面、意外に頑固で神経質といった側面も持ち合わせています。
五行の関係性に当てはめると、「土」や「火」とは相性が悪いといえます。
一白水星と相克の関係性にある星は、以下の通りです。
- 二黒土星
- 五黄土星
- 八白土星
- 九紫火星
一白水星と相克関係の家族がいる場合、悪影響を緩和するために、以下のような付き合い方を心掛けてください。
水と相性が悪い家族との付き合い方 | |
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二黒土星 | 二黒土星も、基本的には一白水星と似たようなタイプが多いのですが、一白水星が几帳面なのに対し、二黒土星は優柔不断。ですから、一白水星は少し肩の力を抜き、二黒土星は自らの甘えを正すよう心掛けるといいでしょう。 |
五黄土星 | 五黄土星は負けず嫌いでアグレッシブなタイプが多いので、一白水星とは全く正反対に思えますが、頑固な一面は共通しているため反目しがち。謙虚な気持ちで相手に接すれば、やがてリスペクトの気持ちが芽生えるでしょう。 |
八白土星 | 八白土星は九星の中で最も真面目かつ、何事にも妥協しない性格のため、一白水星からすると要領が悪いと感じ、イライラさせられるかもしれません。協力し合える共通の目的を見つければ、お互いに足りない部分を補い合って、良好な家族関係を築けるでしょう。 |
九紫火星 | 一白水星と九紫火星の付き合い方は下の方で解説しています。 |
二黒土星・五黄土星・八白土星
二黒土星・五黄土星・八白土星は、五行における「土」を司ります。共通する長所としては、真面目に努力することを惜しまないということが挙げられます。
五行の関係性に当てはめると、「水」や「木」とは相性が悪いといえます。
二黒土星・五黄土星・八白土星と相克の関係性にある星は、以下の通りです。
- 一白水星
- 三碧木星
- 四緑木星
二黒土星・五黄土星・八白土星と相克関係の家族がいる場合、悪影響を緩和するために、以下のような付き合い方を心掛けてください。
土と相性が悪い家族との付き合い方 | |
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一白水星 | 二黒土星・五黄土星・八白土星と一白水星の付き合い方は上の方で説解説しています。 |
三碧木星 | 三碧木星はチャレンジ精神が旺盛なので、融通が利かない一面のある「土」と意見がすれ違い、喧嘩に発展してしまうこともあるでしょう。お互いの立場について理解を深めた上で、譲るべき時と、そうでない時を見極めながら、程度な距離感を模索していきましょう。 |
四緑木星 | 人との対立を好まない四緑木星は、融通が利かない一面のある「土」と口論になることを恐れてコミュニケーションを避けるようになるかもしれません。お互いにあまり詮索せず、日常生活の些細な喜びを共有できるように心掛ければ、いずれ心の壁を乗り越えることができるでしょう。 |
三碧木星・四緑木星
三碧木星・四緑木星は、五行における「木」を司ります。共通する長所としては、柔軟に物事を捉える傾向にあり、協調性があるということが挙げられます。
五行の関係性に当てはめると、「土」や「金」とは相性が悪いといえます。
三碧木星・四緑木星と相克の関係性にある星は、以下の通りです。
- 二黒土星
- 五黄土星
- 六白金星
- 七赤金星
- 八白土星
三碧木星・四緑木星と相克関係の家族がいる場合、悪影響を緩和するために、以下のような付き合い方を心掛けてください。
木と相性が悪い家族との付き合い方 | |
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二黒土星 | 三碧木星・四緑木星と二黒土星の付き合い方は上の方で解説しています。 |
五黄土星 | 三碧木星・四緑木星と五黄土星の付き合い方は上の方で解説しています。 |
六白金星 | 完璧主義な一面のある六白金星は、柔軟性をもって物事を進めようとする「木」と激しく衝突する場面があるかもしれません。上下関係に固執せず、お互いに歩み寄れる妥協点を見出すことで、家族の絆を深めることができるでしょう。 |
七赤金星 | 熱しやすく冷めやすい一面のある七赤金星は、人懐っこい「木」とのコミュニケーションを楽しめる時と、煩わしく感じる時とで両極端に分かれます。「私はこういう人間だけど、家族としてあなたを大切に思っているよ。」と意思表示することで、息苦しさから解放されるかもしれません。 |
八白土星 | 三碧木星・四緑木星と八白土星の付き合い方は上の方で解説しています。 |
六白金星・七赤金星
六白金星・七赤金星は、五行における「金」を司ります。共通する長所としては、人を魅了するカリスマ性を持っているということが挙げられます。
五行の関係性に当てはめると、「木」や「火」とは相性が悪いといえます。
六白金星・七赤金星と相克の関係性にある星は、以下の通りです。
- 三碧木星
- 四緑木星
- 九紫火星
六白金星・七赤金星と相克関係の家族がいる場合、悪影響を緩和するために、以下のような付き合い方を心掛けてください。
金と相性が悪い家族との付き合い方 | |
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三碧木星 | 六白金星・七赤金星と三碧木星の付き合い方は上の方で解説しています。 |
四緑木星 | 六白金星・七赤金星と四緑木星の付き合い方は上の方で解説しています。 |
九紫火星 | プライドの高い一面がある六白金星・七赤金星は、リーダーシップ能力が高い九紫火星に嫉妬心を抱くことがあるかもしれません。お互いの自己承認欲求が満たされる方法を模索することで、ウィンウィンの関係を築くことができるでしょう。 |
九紫火星
九紫火星は、五行における「火」を司ります。情熱的で行動力があるという長所がある反面、先走りすぎて孤立しがちといった側面も持ち合わせています。
五行の関係性に当てはめると、「金」や「水」とは相性が悪いといえます。
九紫火星と相克の関係性にある星は、以下の通りです。
- 一白水星
- 六白金星
- 七赤金星
九紫火星と相克関係の家族がいる場合、悪影響を緩和するために、以下のような付き合い方を心掛けてください。
火と相性が悪い家族との付き合い方 | |
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一白水星 | 物事を深く考える傾向にある一白水星は、後先考えずに突っ走る九紫火星にヤキモキするかもしれません。しかし、同時に九紫火星が持つ行動力に憧れを抱いているのです。ですから、九紫火星は一白水星の忠告をきちんと受け入れつつ、持ち前の決断力で一白水星をグイグイ引っ張っていくと、良い家族関係が築けるでしょう。 |
六白金星 | 九紫火星と六白金星の付き合い方は上の方で解説しています。 |
七赤金星 | 九紫火星と七赤金星の付き合い方は上の方で解説しています。 |
家族と相性が悪いことで悩んでいる人に試してほしい方法
それぞれの九星の特徴から、相性が悪い家族との接し方について紹介してきましたが、それでも、「家族と相克の関係性にあること自体が、どうしても気になって仕方ない。」という人も中にはいるでしょう。
そこで、九星気学における相克の関係性に悩むあなたに向けて、おすすめの方法をふたつ、ご紹介します。
方法①:知見が深いプロの占い師に鑑定を依頼する
冒頭の方でご紹介した通り、九星気学は非常に奥が深く、高度に体系化された学問に近い占術であるため、今回の記事で全ての情報をお伝えすることは難しいといわざるをえません。
一つだけ心に留めていただきたいのは、相性・相克という概念は、九星気学において数ある着眼点のひとつに過ぎないということです。
もっと踏み込んだことをするのであれば、本命星と月命星を重ね合わせて「傾斜宮」(けいしゃきゅう)を求めたり、「八卦」(はっけ)の概念を組み合わせて、さらに詳しく相性を見ていくため、かなり高度な専門知識が必要となります。
九星気学を生業としている人であれば話は別ですが、もし、そうでなければ、独学で九星気学を勉強するよりも、素直に知見レベルが深いプロの占い師にアドバイスを求める方がはるかに効率的といえるでしょう。
最近では、わざわざ占い師のいる場所まで出向かなくとも、電話一つで家族との相性を気軽に見てもらえる電話占いが人気を集めています。
『電話占い絆~kizuna~』で九星気学を得意としている占い師をご紹介しますので、興味のある方は、是非参考にしてくださいね。
方法②:固定概念に縛られず「家族軸」を見極める
人生にベストな選択肢は存在しません。占いは無数に存在する可能性の中から1つの方向性を指し示す道標であり、それ以上でもそれ以下でもないのです。
九星気学における相性がどうであれ、必要以上にそのことを気にする必要はありません。
家族との相性について、周りから何を言われようとも、自分自身の中にある「家族軸」さえしっかり定まっていれば、自然と周りの声は気にならなくなるものです。
世間体を気にして、「家族はこうあるべき」という固定概念に縛られることこそが、ある意味では、家族との関係を悪化させる一番の原因になっているかもしれませんよ。
まとめ
いかがでしたか?今回ご紹介した九星気学は、幅広い場面で活用できる極めて実用的な占術ですが、基本原理が複雑なので、敷居が高いと感じている人も多いでしょう。
この記事が、九星気学の理解を深める一助になれば幸いです。九星気学を上手に取り入れて、日常生活をより豊かに変えていきましょう。
ですが、結局のところ家族との人間関係でもっとも大切なのは、「相性」よりも「愛情」です。
占いに依存し過ぎてしまうと、自分の本当の気持ちや、家族軸を見失ってしまう恐れもあります。どんな選択肢であっても、最終的に未来を切り開いていくのは自分自身です。
世間体にとらわれず、自分なりの家族軸を大切にして、心地良い家庭を目指しましょう。
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