人生をより良くする為の時間の過ごし方

皆様こんにちは。M.Midoriです。

いよいよ2021年も残すところ一週間余りとなりました。

今年一年を振り返ってみると、相変わらず世に中がコロナに振り回されて不自由な日々が続いたような印象です…皆様は如何お過ごしでしたでしょうか？

「ピンチはチャンス」という言葉がありますが、こんなご時世だからこそ、ある意味で一日一日の重要性は更に増しているとも言えるでしょう。

誰もが同じ時間の流れの中で生きていますが、その時間をどのように使うのか…
コロナ禍をどのように捉え、如何に自分の人生にとって有意義な時を過ごせるのか…
考え方一つで良い結果に繋がる人とそうでない人とで明暗を分ける事になると思います。

ということで、今回のコラムは、「人生をより良くする為の時間の過ごし方」について、少しお話しさせていただきたいと思います。

ジャネーの法則と無意味な時間

正直言って私くらいの年齢になりますと、一年が過ぎるのは本当にあっという間です。
「私は一体、あと何回くらい年の瀬を迎えられるのかな～」と、考えることも時々あります。

それが今回「時間」をテーマに選んだ理由の一つかもしれませんね。

「ジャネーの法則」という、心理学の世界で有名な説があるのですが、これは 「人の体感時間は、それまで生きてきた年数に応じて歳を取るごとに短くなる」という考え方です。

この考え方に基づけば、5歳児にとっての1年の体感時間は、50歳にとっての10年に匹敵する事になります！

話は変わりますが、先日、大阪の吹田市にある万博記念公園へ久しぶりに行って来ました。

太陽の塔の内部を再公開していたのですが、外の広場には塔を覆っていた大屋根の一部も保存されていました。

大阪万博当時は、未だかつて経験したことが無いくらいの人の数で辺り一面ごった返していて、結局中に入ることすらできなかった事を思い出し、とても感慨深かったですね。

昭和のノスタルジーに浸りながらも、あれからもう51年も経っているという事実が重くのしかかります。

毎年この時期なると、自分にとっての一年を振り返りながら、課題と改善点を洗い出して来年の目標を立てるようにしていますが、なかなか思うように目標達成とはいかないものです…

昔の私であれば「あ～ッ! 時間をまた無駄にしたな～。私は本当にあかん(駄目な)人間やな～」と、自分を責め、ため息をつきながら嘆いていたと思います。

ですが、以前よりも成長した私は、「別にそれで良いいじゃない」と考えられるようになりました。

ここで一つ、私から提案したいのは「無意味な時間とは一体何なのか考えることから始めてみましょう」という事です。

例えば、自分だけではどうにも解決できないような問題について、延々と一人で思い悩む時間ほど無意味なものは無いと思います。

平均睡眠時間を8時間くらいと仮定した場合、一日に起きている時間は大体16時間程度になりますね。

その16時間の中で、こういった堂々巡りにどれだけ無駄な時間を費やしているか考えて欲しいのです。

恋愛上のトラブルや、職場での人間関係、親や兄弟との確執などなど…

他者と関わることで世界が成り立っている以上、自己完結型のアプローチには限界があます。

つまり、自分一人だけでは思い通りに変えられない事の方が圧倒的に多いという認識を持つ必要があります。

そうすると、何でも一人で抱え込もうとする気負いから解放されて心が楽になったり、不安ばかりが大きく膨らんでいく苦しみに終止符を打つ事ができるでしょう。

ところが、私たちは小さな事ばかりに囚われて、このシンプルな摂理に気が付かず、余計な重荷を背負ってしまっているのが現実ではないでしょうか？

一人で思い悩む事は止めましょう

「小さな事」と書きましたが、当の本人は些細な問題とは考えられないから厄介ですよね。

人は皆、「変えられない自分」というものを持っています。かく言う私も同じです。

周りの人間から指摘される駄目な部分、自分でも分かっていて直さなければいけないと薄々感じている欠点…皆さんにも何かしら思い当たる事があるのではないでしょうか？

その一つひとつを思い出し、自らの欠点を顧みる事によって、他人の欠点も許せるようになれれば、それは寛容さの取得というポジティブな結果に繋がります。

逆に、自分の欠点を認める事が出来ず、他人を責め立て追い詰めるような事ばかりしていれば問題解決の糸口はさらに遠のくばかりです。そうなってしまうと最早手の施しようがありません。

だからといって、自分を責め続けるのも良くありません。本当に必要なのは自虐ではなく「謙虚な気持ち」であって、ありのままの自分を受け止め、受け入れることこそが大事なのです。

繰り返しになりますが、物事が上手くいかない人というのは自分一人だけではどうにもならないことに無駄な時間を使い、自分で自分を苦しめてばかりいるケースが非常に多いです。

心が疲れ切ってしまうのは当然の話です。ですから、私からそんな方たちにアドバイスとしてお伝えできるのは「一人で思い悩む事は止めて、今の自分に出来ることに時間を使ってください。」という事です。

そうする事で初めて人は前に向かって進むことができます。鉛色の重苦しい心は一気に吹き飛び、以前がまるで嘘のように、軽やかな気持ちで頑張れる自分へと変わって行けると思いますよ。

2022年をより良くする時間の活用法

自分の力だけではどうにもできない事について、長い時間一人で思い悩んでいても良い考えは浮かびません。心が疲弊し、最終的には完全に自信を失ってしまいます。

そのような方の悩みを聞いていると、超が付くほど真面目で完璧主義の人が多いのも現実です。

他人と自身を比較し、そして、過去と今現在を比較して、いつまでも自分を責め続けます。

人はそれぞれ異なる人生を歩んでいる訳ですし、過去や未来はどうする事もできません。

ですから、そういった比較によって自身のプラスになる答えを見出すことができないのであれば、それは残念ながら単に無駄な時間であると言えるでしょう。

いま自分に出来ることは何なのか、考えることに集中するべきなのです。

一人で悩んでいても、思考の袋小路から抜け出す事はできません。信頼できる人や友人などに相談する事で、これまでの自分とは全く違った考え方ができるようになるかもしれません。

自分以外の誰かに助けを求めることを恐れないでください。他人に迷惑をかけるのが嫌だという心情は理解できますが、あなたから頼ってもらった当人は、案外嬉しかったりするかもしれません。

そして、他人の助けを借りて少しでも自信を取り戻したなら、次はあなたが誰かにその元気を分けてあげればいいのです。世の中はそうやって回っているのですから

ここで冒頭の話に戻りますが、例えコロナ禍であっても、不自由な生活であったとしても、今の自分に出来る事が何なのか考えれば答えはいくらでも見つかると思います。

そしてくれぐれも、自分一人だけが悩み苦しんでいるなどとは考えないようにしてくださいね。

最後に、この記事を読んでくださった方が、独自の解釈によって新たな気付きを得て、その後の行動に繋がることを期待しまして、今年最後のコラムを締めくくらせていただきます。

時間を有意義に使って自分を縛りつけない生き方をしましょう…

2022年が皆さまにとって良い一年でありますよう、心よりお祈りしております。

M.MIDORIでした。

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「人生の悩み」を解決する方法

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占い師インタビュー：M.MIDORI先生