ツインレイ男性は、もともと前世でツインレイ女性と1つの魂であり、出会った瞬間からお互いに強く惹かれ合います。
文字通り「運命の人」と呼ぶに相応しい存在ですが、ツインレイ男性と両思いの関係になれたとしても、それで油断してはいけません。
ツインレイが共に歩を進める運命のレールの途中には、いくつもの試練が横たわっています。「サイレント期間」もその内の一つです。
この記事では、サイレント期間のスピリチュアルな意味や、サイレント期間の終わりを告げる前兆サインなどについて紹介します。
サイレント期間にみられる傾向とスピリチュアルな意味
サイレント期間とは、ツインレイが魂の統合を果たす過程で、一時的な別れを選択する試練の時です。ほとんどの場合、ツインレイのカップルはサイレント期間を経験します。
サイレント期間がなぜ存在するのか、釈然としない人も多いとは思いますが、これもまた、ツインレイに与えられた使命の一環なのです。
ここからは、サイレント期間にみられる傾向やスピリチュアルな意味を解説していきます。
サイレント期間を象徴する「ランナー」と「チェイサー」
サイレント期間が訪れると、ツインレイにはそれぞれ「逃げる側」と「追う側」の使命が与えられます。それが「ランナー」と「チェイサー」です。
ツインレイ男性はランナー(逃げる側)になることが多く、ある日突然、ツインレイ女性に別れを告げて離れていくといいます。
サイレント期間の長さはケースによって異なりますが、一度この期間に突入すると、ツインレイ男性とは音信不通になってしまう可能性が高いといわれています。
「お互いに愛し合っていると信じていたのに…」と嘆く女性は少なくありません。
深く傷付いたツインレイ女性は、チェイサー(追う側)として、一度見失った愛を再び追い求めることになります。
サイレント期間の真の目的は「自己統合」にある
ツインレイは本来、自然と引き寄せ合う関係性です。「逃げる側」と「追う側」に分かれること自体、そもそも矛盾しているように感じられます。
ここで考えるべきは、「ツインレイにとって最大の使命は魂の統合」だということです。別の言い方をすれば「陰と陽の統合」あるいは「男性性と女性性の統合」です。
陰と陽は共に対等だからこそ、調和が取れるのです。ツインレイの男女が真の意味で対等な関係になるには、自分自身の心を見つめ直す必要があります。
この試練をくぐり抜け、自分の中の陰と陽を1つにすることで「自己統合」を果たすことができます。ツインレイ同士が魂の統合を実現する最終ステージに到達するまでに、自己統合を済ませておくことは必須条件なのです。
サイレント期間に込められたスピリチュアルな意味は、ランナーとチェイサーに分かれたツインレイにそれぞれ自問自答を促すことによって、自己統合へと導くことです。
「逃げる側」「追う側」という表現は誤解を招くかもしれませんが、サイレント期間におけるランナー・チェイサーという役割は、あくまでも「隠喩的」なものです。
ランナーは何から逃げるのか、チェイサーは何を追い求めるのか、その答えは、どちらも「自分自身の心」です。サイレント期間にツインレイは、「ひとり鬼ごっこ」を余儀なくされます。
ツインレイの男性から見たサイレント期間
サイレント期間に直面したランナーは、悩みぬいた末、ツインレイ女性に降伏し、復縁を求めるとされています。
ここからは、ランナーとなったツインレイ男性の心理を考察しつつ、自己統合を実現するまでの過程を解説していきます。
ランナーになったツインレイ男性の心理
ツインレイ男性がランナーになりやすい理由は、「愛情表現が苦手」とされる、男性性の性質にあります。
そのため、サイレント期間に突入したツインレイ男性は、ツインレイ女性から与えられる「無条件の愛」に戸惑いを感じ始めるでしょう。
その戸惑いは、次第に自己嫌悪へと変わっていきます。ツインレイ女性の愛情に応えることができない自分の不甲斐なさを痛感し、「ひとりになりたい」と考え始めるのです。
とはいえ、決してツインレイ女性を嫌いになったわけではありません。サイレント期間が「突然の別れ」に繋がりやすい背景には、ツインレイ男性の罪悪感があると考えられます。
ツインレイ男性の自己統合
自分自身の中に芽生えた真実の愛から目を逸らし、現実逃避したランナーは、心の葛藤を通じて自分の未熟さを受け入れられるようになるでしょう。
ツインレイ女性の愛に応えるために、「新しい自分に生まれ変わろう」と意識し始めるのです。そこから先は、価値観の再構築がスタートします。
ランナーが自己統合を果たすと、「愛される覚悟」と「愛する覚悟」の両方を会得します。
ランナーの役割を終えたツインレイ男性は、ツインレイ女性に無条件の愛を捧げることができるはずです。
ツインレイの女性から見たサイレント期間
サイレント期間に直面したチェイサーは、最終的に自分軸を取り戻し、ツインレイ男性とよりを戻すことができるとされています。
ここからは、チェイサーとなったツインレイ女性の心理を考察しつつ、自己統合を実現するまでの過程を解説していきます。
チェイサーになったツインレイ女性の心理
ツインレイ女性がチェイサーになりやすい理由は、「恋愛依存の傾向が強い」とされる、女性性の性質にあります。
そのため、サイレント期間に突入したツインレイ女性は、ツインレイ男性から別れ話を切り出されたとき、「相手にも自分の道がある」と達観的に受け止めることができないのです。
電話連絡が途絶えるだけでなく、LINEやその他のSNSもブロックされて、ツインレイ男性と音信不通になってしまった場合、絶望感から自暴自棄に陥ってしまう可能性もあります。
自分の元から離れていったランナーを許すべきか否か。揺れ動く気持ちを昇華させる術を身につけることによって、自己統合への扉を開くことができます。
ツインレイ女性の自己統合
サイレント期間に深い絶望を味わったチェイサーは、ツインレイ男性に依存することで無条件の愛を体現しようとしていた自分の心の弱さに気付くでしょう。
ツインレイ男性を許し、自分の人生を大切にしようと考え始めるのです。そこから先は、魂の自立に向けた「魂活(こんかつ)」がスタートします。
チェイサーが自己統合を果たすと、「執着心」や「エゴ」を手放すことができます。
チェイサーの役割を終えたツインレイ女性は、ツインレイ男性に依存せず、相手の欠点も含めてお互いの生き方を尊重できるまでに魂が成長しているはずです。
サイレント期間の終わりを告げる前兆サイン3選
ツインレイが魂の統合を果たすまでには、全部で7つの段階があるとされており、サイレント期間はそのうち、第4段階~第6段階にあたります。
段階 | 魂のステージ | 起こること |
---|---|---|
第1段階 | 出会い(認識) | ツインレイがお互いの存在を認識して恋愛関係になる段階 |
第2段階 | テスト(対立) | 意見の対立などから価値観の違いが表面化する段階 |
第3段階 | 危機(失望) | 価値観の違いによって生じた違和感が失望へと変わる段階 |
第4段階 | 分離(別れ) | 物理的な別れという形でサイレント期間に突入する段階 |
第5段階 | 手放し(内省) | 執着心を手放したり、価値観の再構築を行う段階 |
第6段階 | 覚醒(自己統合) | 自己統合が済み、サイレント期間の終わりを迎える段階 |
第7段階 | 統合(調和) | ツインレイが魂の統合を果たす段階 |
ランナーとチェイサーが共に自己統合を果たせば、サイレント期間の終わりは目前といっても過言ではないでしょう。
その際、サイレント期間の終わりを暗示する「前兆のサイン」として、不思議体験談が数多く報告されています。その前兆は、誰の目にも明らかなものから、日頃より意識を向けていないと、恐らく見逃してしまうものまでさまざまです。
最後に、サイレント期間の終わりを告げる前兆サインを3つ紹介します。
前兆サイン①:エンジェルナンバーを頻繁に目にする
サイレント期間の終わりが近づくと、ゾロ目などに代表される印象的な数字を目にする機会が増えるかもしれません。その数字は、「天使」があなたに向けて発しているスピリチュアルなメッセージだと考えられます。
日々の暮らしに宿る、スピリチュアルな意味を持った数字の羅列は「エンジェルナンバー」と呼ばれています。
エンジェルナンバーは、占いに使用するオラクルカードを世に広めた第一人者として知られるドリーン・バーチュー氏が考案しました。
「オラクルカード」に興味がある人におすすめの記事
これより、ツインレイと関係が深いとされるエンジェルナンバーを3つ紹介します。
エンジェルナンバー1221
エンジェルナンバー1221には、「あなたの思考が現実になりつつある」という天使からのメッセージが込められています。
ツインレイが自己統合を果たしたことで、引き寄せの力が強まっていることを知らせるエンジェルナンバーです。
「引き寄せの法則」を活用すれば、サイレント期間をバネにして、思い描く未来を叶えることができるでしょう。
「引き寄せの法則」に興味がある人におすすめの記事
エンジェルナンバー4444
エンジェルナンバー4444には、「あなたは安定を手にすることができる」という天使からのメッセージが込められています。
日本において「4」は縁起が良くない数字とされていますが、エンジェルナンバーの解釈は異なるようです。
サイレント期間を通じて、精神的にも大きく成長したツインレイの男女にとっては、むしろ縁起が良い数字といえます。
エンジェルナンバー7777
エンジェルナンバー7777には、「あなたの決断は正しかった」という天使からのメッセージが込められています。
「ラッキーセブン」と呼ぶに相応しく、望みを叶える奇跡の力を秘めたエンジェルナンバーです。
自分が信じる道をそのまま突き進むことによって、必然的にサイレント期間を終わらせることができるでしょう。
前兆サイン②:他の異性からモテるようになる
サイレント期間の終わりが近づくと、ツインレイ女性は周りにいる異性を自然と惹きつけるようになり、ちょっとした「モテ期」が訪れるといいます。
さらに言うなら、男女を問わず多くの人たちから好かれるようになるでしょう。自己統合を成し遂げて、魂が大きく成長したツインレイ女性だからこそ、このような現象が起きると考えられます。
これまでツインレイ男性に与えてきた無条件の愛が、分け隔てなく誰に対しても向けられるようになったと考えれば、これは当然の結果といえるかもしれません。
前兆サイン③:ランナーがSNSのブロックを解除する
ツインレイ男性が復縁を求める際、いきなり電話連絡をしてくるのではなく、まずはSNSのブロックを解除するといった行動を取るかもしれません。
ツインレイ女性の投稿に無言で「いいね」を付けてきたら、それは自分の存在をアピールしている証。どのようなアプローチをすれば、以前の2人の関係に「軟着陸」できるかを模索していると考えられます。
そのような場合は、「私はとっくにあなたを許しているよ」という無言のメッセージを伝えるために、すかさず相手をフォローしてあげましょう。
自分の方からツインレイ男性に連絡を取ってもいいのですが、魂の自立を成し遂げたツインレイ女性は精神的に余裕があるので、相手が自発的に連絡してくるまで待つ方がいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?今回はツインレイのサイレント期間に関する情報をお届けしました。
魂の片割れと距離を置くことを強いられるサイレント期間は、ツインレイの男女にとって、もっとも辛い時期といえるかもしれません。最後まで諦めずに相手を信じて、魂の成長を目指していきましょう。
サイレント期間が終わりを迎えれば、ツインレイの統合はもう間もなくです。
ツインレイの統合期に関する話は、また次の機会にお伝えしますね。みなさんが運命の人と、「魂の絆」で結ばれることを願っています。
「ツインレイの統合期」について知りたい人におすすめの記事
読者の感想
コメント投稿はまだありません。よろしければ、あなたの感想を私たちにお聞かせください。