オラクルカード占いはなぜ当たる？タロットカードとの違いやおすすめの占い師を紹介

天使や妖精などの可愛いモチーフが特徴的なオラクルカードは、タロットカードと同じく人気の占術です。

ですが、オラクルカードは比較的最近になって登場したということもあり、タロットカードに比べれば、まだまだ知名度は低いというのが現状かもしれません。

どのようなことが占えるのか、タロットカードと比べて、どこが違うのか「よく分からない」という人が多いのではないでしょうか？

そこで、今回はオラクルカード占いはなぜ当たるのかその魅力も含めて徹底解説します。

オラクルカードとは？

オラクルカードとは、「卜術」に分類されるカード占いの一種です。カード占いではタロットカードが広く知られていますが、オラクルカードはタロットとは一味違った魅力で、近年注目を集めています。

「オラクル」には神託、預言、神の言葉という意味があります。オラクルカードを用いた占いにおいては、術者によって導き出されたカードに、人類を超越した存在からのメッセージが込められているのです。

日本の伝統的な占いに例えるなら「おみくじ」に近いものがあるかもしれません。

オラクルカードにはさまざまな種類のデッキがあり、繊細で美しいデザインのカードが多いことから、若い女性にも人気があります。

それでは、オラクルカードとタロットカードの違いをもう少し具体的に解説しつつ、その魅力を紐解いていきましょう！

タロットカードとの違い

タロットカードとオラクルカードは、同じカード占いという点においては、確かに似ている部分があるといえます。

ですが、その歴史的背景や独自のルール、あるいは、カードに込められたコンセプトなどを比較していくと、タロットカードとオラクルカードには大きな違いがあることに気付くでしょう。

タロットカードとオラクルカードの歴史

15世紀に書かれたヴィスコンティ・スフォルツァ版タロット

タロットカードの起源には諸説ありますが、13世紀ごろにトルコからヨーロッパへと持ち込まれた「マムルーク・カード」がその原型になっているというのが、有力な説の一つです。

当初は占い用のアイテムとは見なされず、貴族たちの間で遊戯用カードとして使用されていました。タロットカードを占い用途で活用するようになったのは、18世紀のフランス・パリといわれています。

1783年から1785年にかけて、4部作の書籍として出版された、「タロットと呼ばれるカードのパックで楽しむ方法」において、占い師の「エテイヤ」が、現在のタロットカード占いの土台を作り上げました。

一方、オラクルカードに関しては、1970年代に出版された「Secret Dakini Oracle」が最も古いものとされています。

現在のようなオラクルカードは、ドリーン・バーチュー氏が1990年代後半に発表した「エンジェルオラクルカード」がルーツになっているというのが通説です。

タロットカードとオラクルカードの枠組み

タロットカードはデッキによってデザインの違いはあるものの、基本的な構成はほとんど同じです。大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の、計78枚のカードで構成されています。

一方、オラクルカードには厳密な決まりがなく、カードの枚数やモチーフも自由です。天使、妖精、マーメイドなどといったイラストが描かれているものから、動植物、パワーストーンがテーマのものまで幅広い種類が存在します。

また、タロットカードとオラクルカードの大きな違いのひとつが鑑定スタイルです。タロットカードを使用した占いの場合、具体的な質問から答えを導き出していく鑑定スタイルが主流となっています。

一方、オラクルカードの場合は、質問に対する答えを知るというよりも、今の自分にとって重要なスピリチュアル・メッセージを受け取る事が主な目的となります。

オラクルカードの魅力は？

オラクルカードの魅力を語る際、芸術作品として十分鑑賞に堪え得るようなおしゃれで綺麗なデザインの数々は外すことができません。カードをただ眺めているだけでも心が癒されることでしょう。

また、オラクルカードは基本的にポジティブなメッセージを受け取るタイプの占術なので、鑑定結果によって気分が落ち込むことが少ないのも、大きな魅力です。

占い師から厳しいことを言われるのが怖くて、占いを利用する気に中々なれないという人にも、おすすめの占術です。

そして、オラクルカードリーディングには、タロットカードほど厳密な決まりがありません。カードの絵柄からどのようなメッセージを読み取るかは、占い師の感性によって大きく左右される傾向にあります。

そのため、オラクルカードはインスピレーションや直観力を磨くのに適しているといわれています。プロの占い師はもちろん、初心者にもおすすめできるカード占いです。

オラクルカードにはどういった種類がある？

オラクルカードリーディングに挑戦してみたいけど、種類が多過ぎて「どれを選べばいいのか分からない」という人も少なくありません。

そこで、有名なオラクルカードの例をいくつか紹介します。

エンジェルカード系

オラクルカードの代表格といえるのが、神々しい天使の絵柄が特徴的な『エンジェルオラクルカード』です。中でも、ドリーン・バーチュー氏が制作したオラクルカードシリーズが特に有名です。

天使は私たち人間のそばで、幸せになれるよう常に見守ってくれている存在であり、オラクルカードのコンセプトにもぴったりマッチしているモチーフといえます。

フェアリーカード系

ドリーン・バーチュー氏のオラクルカードシリーズで、エンジェルカードと並んで人気なのが、かわいらしい妖精をモチーフとした『フェアリーオラクルカード』です。

『春夏秋冬』など独自の概念が取り入れられており、リーディングの難易度が上がることから、比較的上級者向けのカードといえるかもしれません。

日本の神様カード系

日本の神話をベースとしたオラクルカードも人気があります。中でも、大野百合子氏が制作した『日本の神様カード』は有名です。

日本最古の書物といわれる『古事記』をベースとして、48柱の神々が描かれているカードです。

ハワイアンカード系

『マナカード』などに代表される、ハワイの文化をモチーフとしたオラクルカードも存在します。

太陽の日差しを連想させる、エネルギーに満ち溢れたハワイ独特の世界観が好きな人にはぴったりなカードです。

タロットカード系

タロットカードの要素が含まれているオラクルカードは、通常のものよりも具体的なアドバイスやメッセージを受け取りやすいといった特徴があります。

タロットカードと同じ78枚で構成されているものや、逆位置と呼ばれる概念があるものまで、取り入れているタロットの要素もさまざまです。

オラクルカードで占えることを解説

オラクルカード占いでは、自分の悩みにポジティブな気持ちで向き合うためのメッセージを受け取ることができます。

具体的な悩みを挙げるなら、主に以下のようなことが占えます。

それでは、オラクルカードで占えるものの中から、いくつかをピックアップして解説していきます。

恋愛について

オラクルカードで恋愛のことを占う場合、相手の気持ちを占うというよりは、相手を振り向かせるために自分がするべきことを、スピリチュアル的な解釈で占うことができます。

「いつ告白すると良いか」といった具体的なタイミングや行動ではなく、両想いや結婚にたどり着くための前向きなアドバイスが得られます。

仕事について

オラクルカードリーディングを行うことによって、自分にはどんな仕事が向いているのかを読み取ることができます。

ポジティブなメッセージを受け取ることによって、仕事に対するやりがいを取り戻すことにも繋がるでしょう。

人間関係について

家族や友人、あるいは、仕事仲間など、気になる相手との関係性を改善するために自分がするべきことを、スピリチュアル的な解釈で占うことができます。

建設的な人間関係を築く際に、オラクルカードから得られるアドバイスが役立ちます。

未来について

オラクルカードで未来を占うことは可能ですが、一般的にイメージされるような未来予知ではないかもしれません。

自分が望む未来に向けて、どのように人生を歩んで行けばいいのか、スピリチュアルな視点からアドバイスが得られます。

ポジティブなメッセージを受け取ることによって、自分の生き方に自信をつける効果も期待できます。

オラクルカードはなぜ当たる？

オラクルカードの魅力について、ここまで解説してきましたが、実際のところ、どうしてオラクルカードを使用した占いは当たるのか、気になる人も多いことでしょう。

ここからは、オラクルカード占いが当たる理由について解説していきます。

正確にいうと当たりはずれという概念はない

正確にいうと、オラクルカードに「当たる」という概念はありません。

なぜなら、オラクルカードはスピリチュアル・メッセージを受け取るためのツールであり、「イエス・ノー」の2択で答えを導き出すような用途や、未来予知には向いていないからです。

受け取ったメッセージを貴重なアドバイスと捉え、心の成長につなげることがオラクルカード占いにおいて大切なことです。

オラクルカードが結果的に当たるのは「アカシックレコード」と関係が？

当たりはずれの概念がないにもかかわらず、オラクルカードによる占いが結果的に当たるのは、リーディングを行う際に、チャネリングによって自らの意識の深い部分にアクセスし、高次元よりメッセージを受け取っているからとされています。

どういう事なのか、順を追ってお教えします。その前に、まずは人間の「意識」について簡単に説明したいと思います。

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2023.09.19

人間の意識は氷山に例えられる

人間の意識を何かに例えるなら、海に浮かぶ氷山です。普段、海面に出ている部分が、私たちに認識できる領域となります。この領域のことを「顕在意識（けんざいいしき）」と呼びます。

「氷山の一角」という言葉が示す通り、顕在意識は人間の全体的な意識の中で、わずか1割程度に過ぎないといわれています。

顕在意識の下には、普段、私たちが認識することのできない「潜在意識（せんざいいしき）」と呼ばれる領域があり、潜在意識には自分がこれまでの人生で体験してきた、ありとあらゆる情報が蓄積されているのです。

オラクルカードを使って鑑定を行う際、占い師はまず、自らの潜在意識へと向けて、心の海を潜っていくことになります。

潜在意識のさらにその先にあるもの

チャネリングによって潜在意識に到達することで、これまで気付くことができなかった自分自身の内面を知ることができるでしょう。とは言え、潜在意識にアクセスすることと、他人の運勢を占うことが、どのように関係してくるのか不思議に思う人も多いかもしれません。

実は、個人の潜在意識（無意識）は、この世に存在する全ての人と「集合的無意識」で繋がっているといわれているのです。これが、チャネリングによって他人の情報を読み取ることができる理由とされています。

人間の意識について簡単にまとめると、以下の通りです。

人間の意識
顕在意識（表面意識）	普段から言葉にしたり、認識することが可能な領域。
潜在意識（無意識）	普段から言葉にしたり、認識することができない領域。これまでの人生で経験してきた、さまざまな情報が蓄積されている。
集合的無意識	個人の無意識を通じて、すべての人に繋がる共通の無意識。普遍的な領域。

ここで、一つの疑問が生じるかもしれません。「集合的無意識から他人の情報を読み取ることが可能なのは分かったけど、高次元からのメッセージはどのようにして受け取っているの？」

その問いに対する答えですが、集合的無意識は、宇宙のデータベースと呼ばれる「アカシックレコード」に繋がっているといわれているのです。

宇宙の話ともなると、スケールが壮大で難しく感じるかもしれんませんが、身近なもので例えるなら、インターネットがイメージしやすいかもしれません。

アカシックレコードに蓄積されている情報は、宇宙の誕生から現在に至るまで、そして、未来に起きる出来事をも含めた、「森羅万象（しんらばんしょう）」です。そして、アカシックレコードは高次元の領域に存在します。

アカシックレコードにアクセスすることは、宇宙の真理に触れるということでもあります。つまりは、オラクルカードからメッセージを受け取ることによって、無意識の内に悩みを解くカギを手にしているというわけです。

これこそが、オラクルカードが当たるといわれる理由です。

当たるオラクルカードなら電話占い「絆」がおすすめ

最後に、電話占い「絆～kizuna～」から、オラクルカードを得意としている占い師の一部を紹介します。

電話占い「絆～kizuna～」では、新規会員登録で3000円分の無料ポイントが付与されたり、お試しの10分無料占いなどといった特典が充実しています。

リンク先に詳しいプロフィール情報が掲載されているので、気になる占い師を是非、チェックしてみてください。

まとめ

いかがでしたか？かわいい絵柄と前向きなメッセージが特徴的なオラクルカードですが、その魅力を深掘りしていくと、意外に奥が深いということに気付かされるでしょう。

オラクルカードにはたくさんの種類が存在するので、リーディングにチャレンジする際には、自分のインスピレーションにマッチするものを選ぶといいでしょう。

人生を切り開くきっかけのひとつとして、上手に活用してくださいね。