前向きに生きるための方法

皆さん、こんにちは。MIDORIです…

人は誰しも、長い人生の道を歩んでゆく中で、数々の谷間を乗り越えて行かなければならない試練に直面します。

大小は別としても、往々にして不運が重なることもあるでしょう。

コロナウイルスの恐怖が、人々の健康や経済活動に暗い影を落としている中、
「私の人生で今が一番不幸のどん底」だと、途方にくれている方もいらっしゃるかもしれません。

永遠に続くどん底など存在しませんが、ネガティブな思考に囚われてしまった方に、「そんなに思い詰めなくても人生なんとかなるよ」と楽観的にアドバイスした所で、気持ちの切り替えにはあまり効果を発揮しないでしょう。

そこで、今回はそんな苦難から立ち直るために大切な考え方や、前向きに生きるための方法についてお話をさせていただきたいと思います。

セルフメンテナンスの重要性

コロナウイルスの第三波と緊急事態宣言の影響により、仕事・私生活の両面において先行きが見えない不安や恐怖心に苦しめられ、ストレスを抱えておられる方は多いと思います。

だからこそ、そういった不安定な状態を解消するための精神の在り方や、セルフメンテナンスがとても重要になってきます。

逆風にさらされた時、その場で立ち止まるのか、前向きに進もうとするのかは人によって違いますよね。「人生何とかなるさ」と前向きに考えられる人は精神的にたくましいと思いますが、現実は時に冷酷です。

コロナ禍でのストレス状態が継続する中で、心と身体のバランスを崩してしまうと、精神力だけで持ち堪えることは残念ながらかなり難しくなってしまいます。

自粛生活が長引くことにより、様々なストレスから心地よい睡眠が妨げられてしまうので、どうしても自律神経のバランスを崩す方が多くなってしまう傾向にあるんですね…

そんな時、自律神経の緊張を解く為に手軽で即効性のある方法として「温かいものをできるだけ多く口にする」というセルフメンテナンス術が知られています。

例えば、寝る前にハチミツ入りの生姜湯を一杯飲む事で体が温まり、血液の巡りが良くなって睡眠の質を高める事ができます。または、お風呂に入って身体を温めることや、軽いストレッチ等も有効です。

その他には、イヌやネコなどといった小動物と触れあう事で副交感神経が優位になり、心身のストレスが軽減されることが最近の研究などでも明らかになっています。

自宅にペットがいなければ、近所の公園を散歩して季節の花や木々を観賞する時間を設ける事でもストレスの発散に繋がりますので、可能な限りこういったセルフメンテナンスを心掛けるようにしてください。

そして、自分の心の状態に常に気を配り、いま自分は怒りっぽくなっていないか、気分が沈んでいないかをチェックするようにしてください。

いま自分がどんな精神状態にあるのかを一歩引いた所から客観的に見つめる習慣を身に付け、ストレスの解消法などを書き出して自分自身をコントロールできるようになると理想的です。

また、精神の安定を保つ為に、いたずらに不安を煽るような情報からは距離を置くようにしてください。自分を守るために役立つ、実用的な情報だけを得るようにしましょう。

できるだけ孤立しないこと、自分が安心できる人とのつながりを大切にしてくださいね。

恐怖心を克服しましょう

セルフメンテナンスで十分に英気を養ったら、次にあなたが心の底から打ち込める事、楽しい事を積極的に追求して、幸運を引き寄せる為に具体的な行動に移していきましょう。

このご時世が如何に不安定で、恐れや迷いを生みやすい状況にあったとしても、結局は行動を起こして努力を重ねていかなければ問題はいつまで経っても解決しません。

コロナ禍の影響で様々な予定のキャンセルを強いられた方も多い事と思いますが、その代わりに、今までやりたくてもできなかったことや、興味のある新しい「何か」にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか？自粛生活の中でも楽しめることは世の中にたくさんありますからね。

勿論、冒頭にも申し上げました通り、「人生何とかなるさ」と気軽に助言はできませんが、今このような状況だからこそ、新たな一歩を踏み出す事を恐れず、現実をしっかり受け止めて前に進むしか道はありません。

では、一体どのように行動すれば己の不安や恐怖心に屈することなく前に進む事ができるのでしょうか？

「えっ？そんなこと？」と、思われるかもしれませんが、私の答えはとにかく「大丈夫」と本気で思い込むことです。

心の中でも、口に出してもいいので「大丈夫。心配しなくていいから。」と、ゆっくり落ち着いた口調で自分に言い聞かせてみましょう…

「大丈夫」と心の底から信じて行動することは、自分の人生や運命に対してチャレンジする意気込みという点で、惰性により身に付いた楽観主義とは大きく異なります。

よく考えてみてください。「恐怖」というものは何か事が起こるたびに、あたり構わず這い出て来ては人々の心を呪縛します。暗闇の中、恐怖で身がすくんでいては前へ進む事は出来ませんよね…

自分の中にある恐怖心を無視しろとは言いませんが「大丈夫」と思い込むことで、暗闇の進む先にどのような困難が待ち構えていたとしても、心の中の恐怖は少しずつ、少しずつ小さくなっていきます。一方、覚悟に裏打ちされていない楽観主義は、状況一つであえなく破綻する憂き目にあう事となるのです。

完璧主義を手放しましょう

覚悟なき楽観主義とは違った意味で不安や恐怖心に飲み込まれやすいのが完璧主義の人です。つまり、白黒つけたがる極端な考え方をする人です。

このタイプには負けず嫌いな方が多く、無理をしているという自覚のないまま頑張ってしまうのですが、「完璧に出来なかったらどうしよう…」という不安や恐怖心も相反して抱えているので人一倍、苦しむ傾向にあります。

ですから、もしも自信喪失してしまうような出来事があったとしても、誰かと比較して自分を責めるような事だけはしないでください。

そんなことをしても、自分の人生が良くなるわけではありませんし、むしろ、比較すればするほど、考えれば考えるほど上手に立ち振る舞っている人に対する劣等意識が強くなってしまい、余計に辛い思いをするだけですから。

「他人は他人、自分は自分」と割り切って、どんなに願っても、どんなに一生懸命に努力をしても、駄目な時は駄目なんだ…ということもしっかり理解するようにしましょう。それ以上に執着し続けてしまうと、本当に立ち直れなくなってしまいますから…

完璧な自分像に固執してしまうと、せっかくの新しいチャンスが巡って来ても余計な恐れや不安が目の前にチラついて前に進めなくなってしまいます。完璧という幻想に囚われず、人生はまだまだ先が長いと自分に言い聞かせてください。

今、自分ができることを一つずつ積み重ねていく事が重要です。そして希望は絶対に捨てないでくださいね。

皆さんには、どんな時も希望に満ち溢れた明るい笑顔でいてほしいと願うばかりです。

笑顔のある生活を大事にしましょう

笑顔を絶やさず生活を続けていると、気持ちもそれに比例して明るく前向きになっていきます。

その時、初めて「大丈夫。人生どうにかなるさ。」と自然に口に出して言えるようになっている自分に気付く事でしょう。

自分を信じ、覚悟を持った前向きな人間がその言葉を口にする時、それこそが真の意味での楽観主義であると私は思うのです。

そして、この楽観的な考え方が意識しなくても出来るようになると、さらなる試練に直面した時にも、以前のように悲観的にならずに冷静に物事の判断が出来るようになっていくのです。

今までお話した内容を実践してみて駄目な場合もあります。そんな時は、一人で深刻になって悩むのではなく、誰か信頼できる人に思い切って相談し、アドバイスをもらいましょう。

たとえ良いアドバイスがもらえなかったとしても、相手のさりげない優しさを感じ取るだけで、不安な気持ちは確実に軽減されるはずです。

あなたの今の現状を、勇気を出して相談してみてください… 決して一人で全てを抱え込まないようにしてくださいね…

私はいつもあなたを応援し、見守っていますからね…

MIDORIでした。

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