ソウルメイトの見分け方とは?出会った時に現れる兆候について解説
執筆した占い師:多聞先生
更新日:2022年4月21日
こんにちは。多聞でございます。
突然ですが、皆様は「運命の赤い糸」というものを信じますか?
どれだけ距離が離れていたとしても、運命に身を委ねれば、いずれ必ず巡り合える相手がこの世のどこかに存在するとすれば、何ともロマンチックな話ですね。
そこで今回は「ソウルメイトの見分け方と、出会った時に現れる兆候」についてコラムを執筆しました。
恋愛運を強化するために、是非、参考にして頂ければと思います。
恋人を見つける効果的な方法は?
男女の縁ほどミステリアスなものはありません。
「遠くて近きは男女の仲」「縁は異なもの味なもの」と昔からよく言いますね。
傍目には意外な組わせのカップルも、世の中を見渡すと数多く存在します。
2018年にはイギリス王室のハリー王子とメーガン妃の結婚が大きな話題となりましたが、お二人の幸せを願う一人としてはハラハラドキドキ致しました。
最近の傾向として興味深いのは、女性の求める理想の結婚相手が変わりつつあるという事です。
以前は高学歴で背が高く、高収入といった条件が一般的でしたが、最近の調査を見ると、価値観が一致して心が通じ合える相手であれば、収入は生活できる程度にあれば良いという傾向に変わってきている事が伺えます。
おそらく、その背景には女性の社会進出があり、男性に頼らなくても生きていけるという自信の表れが、世相に反映されていると考えられます。
しかしその一方で、「恋人が欲しいなあ」と思っても、一生懸命に仕事に生きる女性ほど出会いの機会に恵まれず、相手を探す余裕がなくなってきているという現実もあるようです。
そこで、そんなお悩みを抱えている方へ、恋人を見つける効果的な方法をご紹介いたします。
それこそが、今回テーマとして選んだ「ソウルメイト」を見つけ出し、恋愛のチャンスを増やすことなのです。
誰が自分のソウルメイトなのか、どのようにソウルメイトを見分けるか、次の章よりソウルメイトの起源や歴史も絡めつつ、詳しく解説していきたいと思います。
ソウルメイトの起源と歴史
ソウルメイトとは読んで字の如く、ソウル(魂)とメイト(伴侶)、2つの単語を組み合わせた造語です。
魂の伴侶、平たく言えば「運命の人」を意味します。
スピリチュアルに興味のある方にとっては馴染みのある言葉かと思いますが、その言葉の起源や歴史について、これより解説します。
プラトンを起源とするソウルメイト
ソウルメイトという言葉の起源は、古代ギリシャまで遡ります。哲学者であるプラトン(紀元前427~紀元前347)の著書『饗宴』(きょうえん)において語られる「球体人間論」に由来します。
球体人間論は、「その昔、人間は4本の腕と4本の脚、そして2つの頭を持っていた」というギリシャ神話をベースにしています。
プラトンは著書の中で、「人間があまりにも高慢だったせいでゼウスの神がお怒りになり、その驕りを罰するために、人間を半分に分割した」と紹介しました。
そのため、私たち人間は、切り離された自分の半分を探し続ける運命になったというのです。
人間と愛の関係について、メタ的な解釈をする事も可能だと思います。
古代インド哲学と愛のカルマメイト
古代インド哲学の教えでは、輪廻転生によって繰り返される人生の中で「カルマ」が人間を結び付ける重要な要素となっています。
「カルマ」は「行い」と同義です。そして、「カルマ」によって引き寄せられるソウルメイトの多くは、「愛のカルマ」を背負っています。
前世で愛し合ったという事実が、来世に「愛のカルマ」として引き継がれていきます。
「カルマ」によって引き寄せられるソウルメイトを「愛のカルマメイト」と呼びます。
ソウルメイトが使われ始めたキッカケは?
「ソウルメイト」という言葉が使われ始めたのは、19世紀のイギリスです。
ロマン派の詩人、サミュエル・テイラー・コールリッジ(1772~1834)が、恋する女性に宛てた手紙の中で、最初に使用したと言われています。
その手紙で彼は、「結婚生活を幸せなものにし、そして惨めなものにしないためには、お互いが家庭の中で良き伴侶というだけではなく、ソウルメイトであることが大切だ」と書き綴りました。
しかし皮肉なことに、彼の人生は豊かな詩人の才能とは裏腹に、愛には恵まれませんでした。
リウマチの痛み止めにアヘンを使ったことが中毒を招き、彼の結婚生活は破綻してしまいました。
最終的には悲しい運命に終わりましたが、コールリッジのソウルメイトに対する思いは多くの人々に感銘を与え、彼の残した言葉は今現在まで語り継がれています。
ソウルメイトにはどんな種類がある?
ある統計によると、結婚したカップルは、同じ地域に住んでいる者同士であったり、高校や大学が同じだったというケースが圧倒的に多いようです。
地球規模で物事を考えると、世界には80億の人が暮らしている訳ですから、ソウルメイトは国境を越えて広い範囲に点在していそうなものです。
ですが、少なくとも統計上はその傾向が確認できません。厚生労働省が発表している「人口動態調査」を見ても、国際結婚の割合は最も多い沖縄県で5%以下です。
ですから、ソウルメイトは意外に近い存在と言えます。そして、ソウルメイトには、いくつかの種類が存在します。
恋人として愛し合うソウルメイト
ツインレイやツインメイト、またはツインソウルなどと呼ばれるソウルメイトです。
これらを厳密に区別する考え方もありますが、基本的な性質上、このコラムでは同じものという説をとりたいと思います。
ツインレイやツインメイトは、もともと一つの魂が男女に分かれたものです。
魂が転生する際に2つに分かれ、誰かのお腹の中に宿った男の子と女の子の胎児にそれぞれ入っていく様をイメージすれば理解しやすいかもしれません。
ツインソウルの場合は、必ずしも男女に分かれるとは限らず、同性としてこの世に生を受ける場合もあります。
ここでは、異性・同性にかかわらず、ひとつの魂が2つに分かれ生まれ変わったソウルメイトを、ツインソウルと総称することにします。
ツインソウル出会った瞬間は、生き別れの家族に再会したような、何とも言えない懐かしい感情が込み上げてきます。
価値観が非常によく似ているため、すぐに意気投合できますし、相手が異性の場合はすんなり結婚にまで結びつく事が多いようです。
以前にとある飲食店で、満席だったため待合室の椅子に腰掛けて待っていると、筋肉隆々とした男性2人が仲睦まじく戯れている様子が目に留まりました。
店内には生ビールの自動販売機が置いてあり、それを見つけた男性の一人が「ねえ、おビール飲んでも良い?」と連れの男性に聞くと、彼は腕組みしながらウムと頷きました。
「嬉しーい!」連れからOKをもらった男性はそう言うと、自動販売機に駆け寄って、紙コップに入った生ビールを2杯持って帰ってきました。
まるで男女のカップルを見ているように、とても自然な光景に感じられました。2人が美味しそうにビールを飲んでいる姿を見て、こちらもホッコリとしましたね。
日本ではまだ同性婚は認められていませんが、彼らはきっと、ツインソウルとしてこの先も運命を共にする事でしょう。
生涯の愛を誓いあうソウルメイト
「双子の炎」の意味を持つ、ツインフレームと呼ばれるソウルメイトです。
ツインフレームは、ツインソウルよりも強力で、より洗練された魂と言えます。
同じカップルが、すでに何回も輪廻転生を繰り返し、純度の高いソウルメイトとなっています。
ある特定の目的意識を持ち、お互いに同じ使命に向かって努力するタイプのソウルメイトです。
芸術・学術・武道・球技・体操などの分野で、頂点を目指すカップルに多いと言われています。
出会いの瞬間から炎のように激しい恋愛感情が、心の奥から湧き上がるといった特徴があります。
お互いに離れられない関係に発展し、結婚に結びつきます。
友情から愛に結びつくソウルメイト
ライトパーソンと呼ばれるソウルメイトです。
ライトパーソンは、友人関係から始まります。困った時や悩んでいる時に優しく寄り添ってくれます。
アドバイスや慰めの言葉を聞いているうちに愛情が芽生え、結婚に結びつくこともあります。
前世のカルマによって結びつくソウルメイト
カルマメイトと呼ばれるソウルメイトです。
前世からの「愛のカルマ」を引き継ぐ事によって、現世で再び出会う運命にあります。
現世では、前世と比べてお互いにより深い愛情を持つことができると言われています。
例えば、前世で深く愛し合っていたのに、病気や戦争で引き離される運命を辿ったカップルの場合、現世では、出会った瞬間から強い愛情を感じ、未完成であった愛の続きを完成させるために結ばれます。
高次元の導きの中で生まれる愛のソウルメイト
ディバインエクスプレッションやディバインコンプリメントと呼ばれるソウルメイトです。これらのソウルメイトは、高次元の神、あるいは宇宙の創造主からの啓示を授かったソウルメイトです。
ディバインエクスプレッションは、指導者的な役割を担っています。
例えば、師弟間における師匠と弟子の関係、組織間におけるリーダーと部下の関係などがそれに相当します。
ディバインコンプリメントは、高次元より使命を授かってこの世に送り出され、ソウルメイトと協力しながら、人類にとって重要で崇高な目的のために邁進する定めにあります。
ソウルメイトの見分け方と出会った時の兆候
「そうは言っても、どうやってソウルメイトを見極めればいの?」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
ソウルメイトに出会った際には、いくつかの兆候が現れます。
これよりその兆候について解説していこうと思います。
出会った瞬間に電気が走ったような衝撃を受ける
ソウルメイトに出会った瞬間は、頭のてっぺんから爪先まで電気が走ったような衝撃を受ける感覚があるといいます。いわゆる「一目惚れ」の状態です。
ちなみに「一目惚れで結婚した夫婦は上手くいく」というデータもあるそうです。
ソウルメイトは価値観が似ており、お互いにコンセンサスを得やすいといった特徴があるので、夫婦関係が上手くいくのは当然の話かもしれません。
考え方が似ていて違和感がない
ソウルメイトとは物の考え方や志向性が一致する事が多いので、ビジネスパートナーとなれば強い力を発揮します。
ただし、似た者同士も行き過ぎるとトラブルの原因になるので注意が必要です。例えば、私の知り合いのご夫婦は、お互いに人一倍綺麗好きです。
奥様が部屋を綺麗にしたすぐ後に、旦那様が部屋の隅から隅まで徹底的に掃除をやり直すので、腹が立ちます。
「あなたの方が、私よりお掃除が上手みたいね。やっていただくと嬉しいわ」
こんな風に皮肉を込めて言うと、旦那様は「そうか、よし!分かった!」と更に念入りに掃除を始めるのだそうです。
この奥様の機転には脱帽しました。腹を立てて喧嘩するよりも、相手をおだてて、やってもらう方が得策ですね。
相手の考えていることが分かる
ソウルメイトとは、言葉で語らなくても気持ちが自然と通じ合う事が多いようです。
輪廻転生によって、いくつもの人生を共に過ごしてきた二人には、共通の意識があります。
なぜなら、前世で運命を共にした事により、共通の「カルマ」を背負っているからです。
それ故に、魂の目的が一致し、相手の気持ちが手に取るように分かるのです。
偶然に何度も会う
ソウルメイトとは不思議なご縁があるものです。思わぬところで何回も、バッタリ出会う事があります。
不思議なめぐりあわせに最初は驚きますが、いずれ「これは単なる偶然ではなく、私たちの出会いにはもっと重要な意味があるのではないか?」と感じるようになります。
スイスの心理学者、カール・グスタフ・ユング(1875~1961)が提唱した、「シンクロニシティ」(共時性)という概念があります。
例えば、ある人物のことを考えていたところ、タイミング良くその人から電話が掛かってきてビックリした…といった経験はありませんか?
シンクロニシティは例に挙げたような「意味のある偶然の一致」を指します。
ユングは、このような現象が起きる理由として、「人間の意識は共通する無意識の世界でつながっており、交流している」と考えました。これを集合的無意識と呼びます。
つまり、常に素敵な出会いが欲しいと願っている男女は、お互いに集合的無意識で交流しており、運命的な出会いへと導かれる可能性があります。
ソウルメイトは、無意識のうちに出会いを創り出し、引き寄せる力を持っているのです。
以前から知り合いのような懐かしさを感じる
これは前の章でも述べましたが、ソウルメイトに初めて出会った時に、相手を以前から知っているような懐かしい感情が込み上げてくる事があります。
その直感は正しいのです。私も十数年前、中東に滞在していた時に、イラクの首都バグダッドで似たような経験をしました。その当時、バグダッドの街は平和で活気に溢れていました。
ある晩、ホテルのレストランで食事をしていると、私の隣の席に座っていた女性とたまたま目が合いました。その瞬間に、彼女と過ごした前世の記憶が蘇ったのです。
前世で私は中国の貿易商人でした。そして、彼女はペルシャ商人の娘でした。一瞬のうちに前世の記憶が走馬灯のように脳裏に浮かびました。
偶然の出会いから恋に落ち、愛し合う二人に迫る運命の悲劇…詳細は割愛しますが、それは切なく哀しい愛の記憶でした。
私は、彼女の眼を見つめながら声をかけようとしました。しかし、彼女は、にっこりと微笑み「インシャラー」(神の御心のままに)という言葉を残して去って行きました。
彼女との次の邂逅(かいこう)は、何百年も後になるかもしれません。ソウルメイトとの出会いは、ほんの一瞬の場合もあります。絶対に機会を見逃さないようにしてください。
シャーリー・マクレーンの恋多き人生
シャーリー・マクレーン(1934~)は、アメリカの大女優です。彼女ほどソウルメイトと多くの恋愛を経験した人はいないでしょう。
16歳でニューヨーク・ブロードウェイのダンサーとしてデビューを果たし、その後、ヒッチコックに見出だされ、ブラック・コメディ映画「ハリーの災難」に出演しました。
シャーリーはとびきり美人というわけではありませんでしたが、コケティッシュな魅力で世の男性を虜にしました。
そして彼女は自由奔放で、映画の共演者と恋に落ちることも多かったのです。
「私はこれまでの人生で多くの恋人がいたわ。若い頃は、1日に3人の男性を愛したことがあるわ」
あるTV番組で、こんな衝撃告白もしています。
彼女にとってハリウッドは「ソウルメイトの集合場所」のようなものだったと言えるかもしれません。
やがて彼女は、心霊治療家として有名なエドガー・ケイシー(1877~1945)の思想に感銘を受け、スピリチュアルに目覚めます。異星人との交信など、当時のアメリカ人にとっては馴染みのない分野も含め、精神世界に傾倒していきました。
1983年に刊行された彼女の自伝小説、「アウト・オン・ア・リム」(out on a limb)は、世界的なベストセラーになりました。日本でも翻訳版が出版され話題となりましたので、この本を読んだ方もいらっしゃるかもしれません。
「アウト・オン・ア・リム」を和訳すると、「大事なものを得るには危険を冒さなければならない」という意味になります。
小説の中で、この「アウト・オン・ア・リム」というキーワードはたびたび登場します。
恋人ゲリーとのエピソード
シャーリーにはゲリーという恋人がいました。
ゲリーは既婚者で、イギリスの国会議員でした。地位も名声もあり、妻や家庭を大事にしていました。しかし、シャーリーという大女優との恋は、非日常的な刺激に満ち溢れており、彼の心は禁断の恋で燃え上がりました。
国会議員の彼でさえ、彼女の前に立てば精彩を欠いたことでしょう。それに、マスメディアにこの関係を知られれば、お互いの地位すら危ういのです。それでもゲリーは、シャーリーと会うために危険を冒しました。
「僕は分かっているよ。木の上の果実を取るために、枝の先であろうと危険を冒さなくてはならない(アウト・オン・ア・リム)ということを」
ゲリーはそう言って、シャーリーと次に会うのは彼女の誕生日だと約束をしました。
親友ディビッドとのエピソード
シャーリーの親友ディビッドは、異星人のマヤンという女性から受け取ったメッセージを彼女に伝えました。
「神を愛し、隣人を愛し、神のみわざを愛しなさい。あなたも神のみわざの一部なのだから。このことをしっかり覚えておくようにシャーリーに伝えて。」
「それともうひとつ、木の上の果実を取るには、危険を冒して、枝の先まで行かなくては、(アウト・オン・ア・リム)ということを忘れないでって。彼女(マヤン)は僕にそう言ったんだよ」
このメッセージが、シャーリーを精神世界に目覚めさせるキッカケになります。
霊媒師ケビンとのエピソード
シャーリーは、カリフォルニアで、友達から紹介されたケビンという霊媒師に会い、彼から4人の精霊の言葉を聞きます。
その精霊からも、「木の上の果実を取るには、危険を冒して、枝の先まで行かなくては(アウト・オン・ア・リム)」という言葉が告げられ、シャーリーは驚きます。精霊は、彼女とゲリーとの関係までも知っていたのです。
精霊は、アカシックレコードに基づいて、シャーリーとゲリーが前世で夫婦であったことや、彼女の輪廻転生における指導者的な役割をディビッドが果たしていたという事実を明らかにします。
シャーリーは戸惑いながらも、人は皆、精神世界で宇宙に繋がっていることを確信し、ますますスピリチュアルな領域を広げていきました。
シャーリーは、現世でゲリーとディビッドという二人のソウルメイトに出会いました。ゲリーは、「愛し合うソウルメイト」であり、ディビッドは、「神から導きの使命を授かったソウルメイト」でした。
ソウルメイトはあなたのすぐ傍に
いかがでしたでしょうか?今回はソウルメイトの歴史と役割、見極め方などについて可能な限りまとめてみました。
ソウルメイトは意外と身近な存在です。注意して意識を向けないと、見過ごしてしまうことがあるかもしれません。
上に挙げた兆候のひとつでも感じたなら、「この人はソウルメイトかもしれない」という意識を持って、もう一度、注意深く観察してみてください。
どこか懐かしい感情が芽生え、相手の気持ちがよく分かるようであれば、その人はあなたのソウルメイトです。
運命の赤い糸をたぐり寄せて、幸せを掴んでくださいね。
▼多聞先生の前回の記事はこちら▼
霊の世界は存在するか?守護霊をめぐる不思議体験などを元に解説します
このコラム記事を書いたのは、「電話占い絆~kizuna~」占い鑑定士の多聞先生です。
多聞先生たもん
鑑定歴 | 20年以上 |
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得意な占術 | 霊感、霊視、前世占い、タロット占い、易占 |
実績 | 余命が1年と診断された女性を占ったことがあります。病名は癌ということで、彼女も諦めてはいるものの「どうして私がこのような運命なのか」という心残りの思いが消えない、悲しい思いで胸が張り裂けそうだというご相談を受けました。 抗ガン治療も続けておられましたが、診断をもらった以上、どんな効果があるのかご自分でも確信が持てず、憂鬱な毎日をすごされておられました。 タロット占いでのカードは、「ソードの9」というカードでした。現在は苦しみの日々ですが、居場所を変えれば良くなるというメッセージでもありますので、病院を変えてセカンド・オピニオンを聞いてみたらどうかとお勧めしました。 2か月後、お電話を再び頂き、新しい病院で、経過も良く希望が持てるようになったということでした。この時は、私ももらい泣きをしてしまいました。 |
得意な相談内容 | 恋愛、出会い、相性、浮気、結婚、不倫、離婚、復縁、三角関係、仕事、転職、適職、対人関係、運勢 |
多聞先生よりご挨拶
コラムを最後までご覧頂き有難うございます。
今回はソウルメイトとの出会いについてご説明いたしました。如何でしたでしょうか?
ご自分の周りをもう一度見渡してみれば、ソウルメイトを発見できるかもしれません。
私の友人に、仕事熱心で融通の利かない男がおりました。仮に名前をKとします。
冗談のひとつも言わず、笑いもせず、女性にも興味がなさそうでした。社内での彼のあだ名は「鉄仮面」でした。
私は、Kの将来を心配し、彼を夜の街に誘い、ネオン街を飲み歩き、綺麗な女性のいる店にあちらこちらと、朝まではしご酒を繰り返しました。
しかし、Kはまったく歓楽街の楽しみに興味がなく、「鉄仮面」のように無言で付いてくるだけでした。夜の底が白々と明けてくる朝、眠気で足取りもふらふらと、ネオンも消えて、気の抜けたような歓楽街を男二人で帰るわびしさは、とても言葉では説明できません。
ところが、ある日、彼から結婚の話が飛び出しました。
まさに青天の霹靂とはこのことです。彼の結婚相手とは、なんと取引先の女性社長だったのです。なるほど彼女との交際は絶対の秘密だったわけです。
彼が浮気をするはずもありません。女性社長が彼のどこを気に入ったのか、全く知る由もありませんでしたが、ツインソウルの出会いであったことは間違いありません。
逆玉の輿とも思える結婚が羨ましく、妬ましくもありましたが、こればかりは、何ともしようがありません。彼の将来を心配して夜の街を連れ回したのは、本当によけいなお節介だったのです。
Kの「鉄仮面」は、欠点とばかり思っていましたが、女性社長から見れば、酒も飲まず、浮気もしないところが長所であったようです。
人間の良さは、そのままの姿にこそ価値があるのだということをしみじみ感じました。
自分自身の価値は、自分ではなかなか分かりません。ソウルメイトこそが、真の価値を見出す存在なのです。
お客様から頂いた口コミ
女性40代
たくさん話しをしていって、とても大切な一つの答えを導き出して下さって嬉しいです。
話し方も優しくてユーモアがあり楽しく鑑定していただきました。
完璧な自分を少しづつ剥がしていき、本来の弱い自分を見せていって、この恋愛を成就させてみせます!今日は本当にありがとうございました。