「人生の悩み」を解決する方法
執筆した占い師:M.MIDORI先生
更新日:2021年11月26日
皆様こんにちは。M.Midoriです。
ほんとうに月日が経つのは早いものですね… 今年もあっという間にもう一月足らずです…
新型コロナウイルスが猛威を振るい始めて間もなく2年が経とうとしている現在、ワクチン接種率が75%を超えた事が功を奏したのか、日本における感染者数はかなり減少しています。ですが、世界の状況に目を向けると事態は収束しているとは言い難く、引き続き注意が必要ですね。
さて、今回のコラムは人生における悩みを解決するための方法について、少し違った視点からお伝えする事ができれば…と考えています。
常に変化する心に向き合う
人間関係に於けるトラブルに確実な解決法は存在しません。個々の感情や思惑が複雑に絡み合いながら、あらゆる言葉や行動に繋がっていくので、常に全ては変化しています。つまり、人の数だけ解決法が存在します。
当然、自分自身の心も常に変化しています。今現在の自分と一週間前の自分を比べただけでも、異性の好みが違っていたり、食べ物の好き嫌いが変わっていたりするかもしれませんね。
そこから更に一ヶ月前、一年前、十年前…と遡れば、今の自分とはものの考え方が全く違っている可能性もあるのではないでしょうか。
人は良い意味でも悪い意味でも、育った環境を始めとする外的要因からの影響によって思考が大きく左右されるため、一筋縄ではいきません…
家庭環境を例に説明すれば、「大家族or核家族で育った」「兄弟仲が良いor悪い」「両親が家にいる時間が長いor共働きで短い」などなど…挙げていけばキリがありません。
心の変化にはそういった外的要因の他に、そもそも私たち人間は「忘れる生き物」であるという事も関係していると思います。
他人の話に心の底から感銘を受けて「なるほど、そうだったんだ」と思っても、一晩寝て朝目覚めればほとんど頭には残っていません。
仮に本屋さんで生涯のバイブルと呼べるような本に出会えたとしても、たかだか一回読了しただけで、果たしてどの程度の情報量が残るでしょうか?
本気で何かを習得したい時、反復学習は必須であり、同じ本を何度も繰り返し読むことで、どんどん理解を深めることが可能になります。
私のコラムを読んで「なぜ毎回似通った内容に終始しているのか」という疑問をお持ちの方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。
私が同じ話をするのは、この反復効果が非常に大事だと考えているからです。そして、記事を執筆しながら私も常に自分自身を更新し、真理と呼べるような答えを模索している最中なのです。
それに、似たようなテーマであっても少し視点を変えると全く違う方向に思考の枝葉が広がっていくので、この作業は非常に大変であるのと同時に楽しくもありますね。
ネガティブな感情を乗り越えるには
ネガティブな思考は人から夢や希望を奪い、将来の可能性すらも閉ざしてしまいます。
どんなに多くの学びや気付きを得られたとしても、この負の感情だけはどうする事も出来ません…
特に親子間の関係に問題を抱えている人は自己肯定感が低く、ネガティブ思考に陥りやすい傾向にあります。
こういった現象を何とかコントロールする方法はないものかと常日頃から考えているのですが、自信を持って「これでもう大丈夫」と言えるような答えは未だに見つけることができていません。
なぜなら、強い怒りを伴うネガティブな感情が刺激となって脳内の神経伝達物質が放出されると、「理性」という自分にとっての大事な頼みの綱が効かなくなってしまうからです。
私はそんな時、今まで学んできた魔法の言葉を思いつく限り心の中で唱えたりします。
「一旦冷静になろう! 感情的になったら負けよ…また同じ失敗を繰り返すから」など…どうにかして理性で感情をコントロールしようとしますが、もうすべてが不安定になってしまった後ではなかなか元には戻せません。
嗚呼!なんでいつもこうなるの…! あれだけ勉強して理解してきたから、もうこれで感情コントロールは完璧!!! と思っていたのに…
なんて私は心が弱くて脆いのかとつくづく思いますが、そういう時は、「私だけじゃないよ、みんな同じだよ」…って自分に言い聞かせています。
理性を失うと、人は直接自分の目で見たり聞いたりした情報を元に即座に反応します。感情のおもむくままに、あらゆる不安とストレスから自分を守ろうとします。
ご都合主義と言ってしまえばそれまでですが、無意識の内に過去の記憶に支配され、後になって泣き言を言う羽目になります。
以前の私は自分で言うのもなんですが、ほんとうに学習力が低い人間だったな~とつくづく思いますね!…
ただ、最近になってようやく今まで学んで来た色々なことが繋がり始めて来た実感はあります。
対人関係でトラブルが発生した際には自分を俯瞰して、相手の話をしっかり聞くことを心掛けているので、以前のように感情的にならずに対応できることが増えて来たように思います。
この作業は言葉で説明する以上にとてもしんどいものなんですよ…でもね、それを乗り超えないと成長できないんだな~と実感しています。
今までは、どうしても良くない感情から身体の反応である脳内物質によりに攻撃され負け続けて来ました。ですから、この曲者である脳内物質の攻撃に耐えられるよう、あのエンゼルスの大谷選手のようなタフさがほしいなあ~と思います。
時には忘れる事も大事
そしてもう一つ大切なことは、不安や悲しみ、孤独感などといった負の感情を、できるだけ軽いうちに捨て去り、忘れるように心掛けることだと思います。
でないと、取り返しのつかない失敗をしてしまった時の焦燥感や、かけがえのない存在を失った時の喪失感などから人はいつまで経っても立ち直れない事になってしまします。
そういった意味で、人が持って生まれた「忘れる」という記憶の更新機能は、決して悪い面ばかりではなく、むしろ物事を覚えるのと同じくらいに重要である事が分かりますね。
理想を言えば、何事にも捉われず、無意味な反応を出来る限りしないで自然に気持ちを切り替える…そんな生き方ができればいいな~と、今の私はそう思います。
イメージとしては、ネガティブな感情が芽生えたら、スイッチを切り替えて前を見て進んでいく感じです。これを習慣化することですね…
そしてさらに、子供たちは多かれ少なかれ親から言われ続けた言葉によって、自分勝手に思い込み、それがいつしか信念になって良くない結果をもたらす場合もあります。
例えば「お前なんて産まなければ良かった」という非常に残酷なフレーズ…こういった言葉はナイフのように子供の心に突き刺さり、「私は生きる価値のない人間なんだ」という思い込みが後に深刻な結果をもたらすことになるのです。
私も含めて親の愛情をしっかり受け取れなかった方達に対して伝えたいのは、「子供のころの不完全な思い出からはそろそろ卒業して全てを忘れましょう」という事です。
とても辛い現実ですが、こればかりは自分自身の力で乗り越えていかなければいけないと思います… いつまでも親のせいにするのをやめましょう…。
かといって、自分自身を責める必要もありません。何事も前向きに作り換えようと努力し、克服することが大切だと思います。
毎回言いますが克服の仕方は人それぞれです。負の感情を前向きになれるような言葉に置き換えるだけでも変われる人も中にはいます。
周りに気を遣いすぎて他人の意見に流されやすい人は「わたしは他者を尊重できる人間なんだ…」「わたしは人より思いやりの心がある人間なんだ…」というように、プラスの言葉に置き換える癖をつける事で精神状態がだいぶ違ってきます。
「アファメーション」などと呼ばれることもありますが、わたし自身、今もこれをやっています。効果は結構ありますよ…
まとめ
ネガティブな感情を前向きな言葉に置き換える事は確かにプラスの効果がありますが、まずは自分自身の感性の癖を知り、それをいったん受け入れるという作業が必ず必要になります。
要は自分が子供の頃に身につけた癖をしっかりと把握しなければいけないという事を、まずは理解する必要があるのです。
親から言われ続けてきた言葉によって自分が今現在どういった影響を受けているか、客観的かつ冷静に振り返って考えてみましょう。
例えば、恋愛や仕事が上手くいかない人は「自分はどうせ何をやっても駄目なんだ」と結果を端から決めつけてしまい、いつまで経っても行動に移せないケースが数多く見られます。
他から見れば些細なことでも、それを大きな障害のように感じてしまい、最初の一歩を踏み出すことができないのです。ある意味では「完璧主義」と言えるかもしれません。
何事も上手くいかず自分に自信の無い人というのは、必要以上に失敗を恐れたり、時に攻撃的になったりして否定的なものの言い方をする傾向があります。
それはひょっとすると、子供時代に親から評価されなかった事による「思い込み」が影響しているのかもしれません。
本当はやればできる人なのに、親が放った一言によって途方もなく大きな傷を受けてしまい、その傷を大人になった今も背負って生きているのが「上手くいかない人」の姿であったりするのです…
そんな人生を一日も早く抜け出してイキイキと楽しく過ごして欲しいと切に願います…
コロナの影響により、この先も変化の激しい時代は続いて行くと思います。
今ある問題にどう前向きに向き合っていくか、今まさに感情のコントロールが必要なのではないでしょうか。
では今回のコラムはこれで終わります。長文を読んで頂きありがとうございました。
M.MIDOROでした…
▼M.MIDORI先生の前回の記事はこちら▼
自分らしく生きる為の3つのポイント
▼M.MIDORI先生のインタビューはこちら▼
占い師インタビュー:M.MIDORI先生
このコラム記事を書いたのは、「電話占い絆~kizuna~」占い鑑定士のM.MIDORI先生です。
M.MIDORI先生ミドリ
鑑定歴 | 10年以上 |
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得意な占術 | 霊感タロット・未来予知・四柱推命・シンクロニシテイ・スピリチュアルリーディング.数理学.基礎心理学 |
実績 | 鑑定が終わった後で、「心が楽になりました、また頑張っていけそうです」と前向きになられ、 嬉しいお声をたくさん頂き逆に私がいつも力を頂いています。 メールでも嬉しいお言葉を多数頂いています。ほんとうに感謝でいっぱいです。 |
得意な相談内容 | 恋愛成就・復縁・不倫・浮気・結婚・離婚・片思い・相手の気持ち・仕事・適職・転職・習い事の選択・人間関係・嫁、姑問題・夫婦問題・子供の悩み・親子の問題・自分の弱点の対処法など・金運・開運 (生死にかかわる内容やお子様の出産前の性別。ギャンブル、受験や資格の合否などはお応えできませんのでご了承ください。 |
M.MIDORI先生よりご挨拶
最後までコラムをお読みいただき、ありがとうございました。
人生が上手くいかずに悩んでいる人は、親と自分の関係性を見つめなおす事から始めてみるといいでしょう。特に母親は子供が最初に目にし、最も強い影響を受けるであろう相手です。
さまざまな悩みを解決するヒントは、親の言動をよく観察していれば自ずと見えてくると思います。逆に言えば、例えそんな親であってもキチンと心を理解してあげなければ、現状は良くならないとも言えます。
もっと先を言えば、その過程を疎かにしなければ必ずあなたの人生は輝き出しますので、自分を信じて実践してみてください。
ネガティブな感情を悪いもののように言ってきましたが、この感情があるからこそ私たちが暮らす社会は変化に富み、日常にある喜怒哀楽が人生を形づくっています。
決して悲観せず、前向きな人生を歩んで行って欲しいと強く思います。
私のアドバイスが必要でしたら、お気軽に鑑定をご利用くださいね!
お客様から頂いた口コミ
女性40代
先生の良いアドバイスのお陰様で、心のモヤがとれ、出来ることをテキパキ頑張れてます!
色々課題が出てきますが、考えすぎないようにやらなければいけないことしていきより良い環境を作れるように工夫してみますね!また良い報告も出来たらと思います!いつもありがとうございます。