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意外と知らないお盆についてのアレコレ

暑い毎日が続いていますが、皆さん、ご体調などは崩されていませんか?

私自身が年を取ると共にめっきり暑さに弱くなってしまい、そして、昔よりもなんだか暑さが厳しくなった気がして、気を付けながら毎年過ごしております。

皆さんもどうぞご無理をなさらないように暑い夏を乗り切りましょうね!

ところで、今年もお盆の季節がやってきました。

お盆といっても、お住まいの地域やそれぞれのお家で習わしが違ってくるかとも思います。

ちょうどコラム執筆のタイミングが重なったこともあり、今回は一般的なお盆についての事柄に触れたいと思います。

「迎え火」と「送り火」

ご先祖様が地上に戻ってこられる時期をお盆と呼ぶのは、多くの皆さんが既にご存知でいらっしゃると思います。

一般的に8月13日~16日の期間がその時期にあたりますが、地域によって差があるそうです。例えば、7月にお盆を迎える地域もあれば、9月に迎える地域もあるのだそうですよ。

その土地によって様々ですが、概ね「お盆休み」と言われる通り、8月に迎える地域が圧倒的に多いと言えます。

お盆の際に、昔は家のお墓や家の玄関前で盆入りに「迎え火」、盆明けに「送り火」を焚いていたそうです。

迎え火は、ご先祖様が迷われないよう目印になり、送り火は、無事にお帰り頂けるようにという意味があります。今ではそれを行うご家庭も少なくなってきていますね。

お寺で焚いてくれている場合もありますし、私の家の場合は、物心ついた時から提灯を飾っています。マンションが多くなってきた昨今では、ベランダで送り火を焚くご家庭もあるようですよ。

有名な「灯篭流し」「精霊流し」も送り火のひとつです。

宗派やお寺さんによっても違いがあるかもしれませんが、いずれにしろ、ご先祖様をお迎えする気持ちが何より大切ですね。

お盆期間の過ごし方

お盆の期間中は、お仕事もお休みになる人も多いかと思います。

まとまったお休みですので、ご旅行されるご家庭もあるかもしれませんが、今年は昨年に引き続きコロナ渦でなかなか思うようになりませんね。

ご帰郷やご親族での集まりもなかなか頭を悩ますところとはいえ、本来のお盆期間には、やはりご親戚の方々とお食事をしながらお戻りなっているご先祖様をお迎えしたり、お世話になった方のお宅に訪問してご挨拶をしたり…などしながら過ごすのが一般的です。

お墓参りも大切にされている方も多いですが、お墓が故郷にあって帰ることができない場合、無理をしないことが一番です。

ご自宅でご先祖様に手を合わせるだけでも全然構いません。仏壇を綺麗にしてお供え物を置くのでも大丈夫です。

何度も記しますが、ご先祖さまや故人を弔う「気持ち」が何より大切なのです。

しきたりや風習を重要視するあまり、体調を崩したりすれば元も子もありませんし、ご先祖様もそうしたことは決して喜ばないでしょう。

最近ではお墓参りを代行してくださる業者もあるようですが、費用も掛かることですし、無理せず出来ることを気持ちを込めて行ったのであれば十分でしょう。

お墓参りの豆知識

すぐお墓参りに行ける方も遅れて訪れようとお考えの方もご参考になさって頂けるように、お墓参りの豆知識について触れたいと思います。
(※ここでは仏教でのお墓参りについて記します)

まず、お墓参りをする際に何が必要かと言えば、お供え物が真っ先に思い浮かびます。

お供え物は「五供」といって、「線香」「蝋燭」「花」「水」「食べ物及び飲み物」の五種類の品々を必要とするのが一般的です。

その中で「花」に関してですが、多くの人が「樒(しきみ又はしきび)」をご用意されるかと思います。この樒ですが、実は毒があります。

そして、邪気を払うといった意味も持っており、ご先祖様をお守り下さるという意味が込められているのだそうです。

果実に強い毒があるそうですが、葉や茎にもイリチンという毒が含まれているため、特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭は、誤って口にしないように、どうぞお気を付けくださいね。

また、樒に菊などをあしらって華やかな仏花をお供えされる場合もあります。ただ、お花と比べて樒は長持ちしますので、お墓には樒、仏壇にはお花…という感じでお供えすると、お掃除などの面でも良いかもしれません。

ところで、似た植物に「榊(さかき)」がありますが、その違いをご存知でしょうか。

これは、仏教ではなくて神道のお墓参りの際に使われるのですが、とてもよく似ているため、私は間違って買ってしまったことがあります(苦笑)樒は、榊に比べ細長ですので、皆さんもどうぞお気を付けくださいね。

どちらも神仏の世界とこちらの世界を結ぶ神聖なる植物ですから、お供えする際も大切に扱いましょう。

また、食べ物や飲み物についても、なるべくならば、お掃除のお手間を簡単にしたいですよね。

お墓にお供えする場合のお品については、私の場合、半紙の上に瓶もしくは缶のお酒を置く程度に留めています。

以前は、お供え菓子を置いたりもしていたのですが、カラスなのか野良犬または野良猫なのか、結構な悲惨な状態になってしまった経験があります。

お墓はどうしても屋外ですし、そんなに頻繁に通ってお手入れすることもできないですよね。

なので、手間を省くだけではなく、できるだけお眠り下さっている場所を清潔に保つためにも、食べ物や飲み物は腐敗や散乱を避けられるように、仏壇の方にお供えするのが良いかもしれません。

墓前で手を合わせる間だけお供えし、そのあと持ち帰って仏壇に供えてもかまいませんよ。

お盆期間中の我が家の仏壇は…と言いますと、お供え菓子の落雁のほかに、家族が食べるものを取り分けてお供えしています。

こちらへお戻りくださったご先祖様や故人に私たちと同じものを食べて頂きたい、という意味合いがありますが、宗派やお家で様々だとは思いますし、もし、ご参考になれば幸いです。

まとめ

お盆についてできるだけ簡単にご説明させて頂きましたが、その作法も地域や宗派によって実に多岐にわたると思います。

茄子と胡瓜と爪楊枝(割りばし)を使って作った「精霊馬(しょうりょううま)」「精霊牛(しょうりょううし)」を飾ったりもしますし、お盆には水辺(三途の川)に近付いてはいけない、といった言い伝えがある地域もあります。

夏祭りに催される盆踊りも「お戻り下さった魂たちへの舞」という意味がありますから、時代がいくら流れても、日本という国には、ご先祖様を敬う文化が知らない間に根付いているのだと知ることができますね。

また、最近ではご先祖様を祀るためのグッズも色々なものがありますね。少し調べてみて驚きました!電子ローソクは知っていましたが、火を使わないお線香があるようですね。

ご供養に使うお線香は、昔からあるスタンダードな(笑)ものを想像していましたが、香りも随分色々とあって、まるでアロマのようですし、 ちなみに、今年のお盆の時期も見事にコロナ警戒期と重なってしまった地域も多いですよね。

昨年もステイホームで我慢した方々が多いだろうと思いますが、ご自宅でご供養されても、変わらずご先祖様は見守ってくださっていると私は思います。

楽しい夏祭りも相変わらずの自粛ムードかもしれませんが、どうか、心が充実したお盆休みをお過ごしくださればと思います。

▼南雲エマ先生の前回の記事はこちら▼

運を掴む秘訣

▼南雲エマ先生のインタビューはこちら▼

占い師インタビュー:南雲エマ先生

このコラム記事を書いたのは、「電話占い絆~kizuna~」占い鑑定士の南雲エマ先生です。

南雲エマ先生なぐも えま

鑑定歴 21年以上
得意な占術 霊感・霊聴・スピリチュアルタロット・数秘術・九官飛星風水・八宅風水・夢診断
実績 ◆女性誌の占い特集にて掲載
 CLASSY.[占いに導かれた幸せの恋愛日記]/ BLENDA[キメる恋の占い]/ CLASSY[心が身体が魂が幸せになる占い体験]など多数
◆有名女優やものまね芸人、モデルなど有名人の鑑定実績あり
◆アイドルグループのイベント開催時、アプリにて鑑定出演
◆政界より某政治家ブレーンからの依頼及び鑑定実績あり
◆女性向けポータルサイトにて、開運についての記事執筆
得意な相談内容 恋愛全般(両想い、片想い、出会いなど)
結婚・離婚・不倫・復縁
仕事(適職、転職)
人間関係
時期予測(未来予測)
風水による開運・引越し
夢診断(ユング派)

南雲エマ先生よりご挨拶

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

東京五輪が閉会式を迎え、8/24からはパラリンピックが始まりますね。

アスリートの方々の頑張りは、やはり感動を与えてくれるな…と思います。

皆さんも猛暑に負けないように、どうかご無事で夏を乗り切ってください。

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お客様から頂いた口コミ

女性40代

先日は初めての鑑定
ありがとうございました。
とても優しい声で安心して
相談できました。
結果の説明も丁寧でした。
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ありがとうございました(^-^)

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