数秘術から読み解く 総裁選2021
執筆した占い師:南雲エマ先生
更新日:2021年9月10日
オリパラも終わり、秋の足音が少しずつ聞こえてまいりました。
急に寒くなったりもしましたが、皆さま、ご体調は崩されていませんか?
雨も多くて蒸し暑い日もありますけれど、どうぞ、ご自愛くださいね。
さて、今回のコラムは、いつもとは少し趣向を変えてお届けします。
今月29日に投開票が行われる自民党総裁選に出馬される国会議員の方々を数秘術の観点から読み解いてみました。
ちょっとした面白ネタとして、楽しみながらお読み頂ければ幸いです。
立候補者について
今、続々と報道されている通り、衆院選の前に総裁選が行われることになりましたね。
「ポスト菅」と目される有力議員の方々が次々に出馬表明をされていますが、意向を示していても、まだ出馬表明までには至っていない方もいらっしゃいます。
ですので、コラムが掲載される9/7時点の情報を基に、出馬の意向を示している方も含めた5名の国会議員の人物像について数秘術を使って読み解いていきたいと思います。
岸田文雄氏
切干大根 – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
一言で申し上げると、ま・じ・め!です。そして、一度目標を掲げると、ちょっとやそっとのことで…いや、意地でも諦めることはしません。
たとえ、その時に引かざるを得ない状況になり、一見諦めたように見えても、実のところ全く以てして諦めているわけではありません。
心の奥底に一時的にしまい込んでいるだけなのです。そして、また、真面目にコツコツと次の好機を掴むべく努力をする人です。
そして、特筆すべきは、肩書や権威に強く惹かれる傾向にあり、リーダーシップを執ることが大好きである、ということです。
優しい面影からはちょっと離れた人物像のように私南雲は感じましたが、数字的にはなかなかの野心家に見えます。
但し、この野心は「知的好奇心」が源になっているため、策士というよりも、「好奇心が刺激される世界で本当に純粋に昇り詰めたい!」という欲求に突き動かされている印象です。
河野太郎氏
内閣府 – https://www.cao.go.jp/minister/2009_t_kono/index.html, CC 表示 4.0, リンクによる
何かと話題になる河野氏ですが、優しくも独自の道を進むエンターティナーといったところでしょうか。
情けや労りを持っていますので、人に頼られるとイヤとは言えない性格ですね。
ですが、そのやり方がある種独特で、特にそれが政治の世界を舞台とした話ですから、時には周囲から異端児として見られることがあるかもしれません。
また、知的好奇心も旺盛です。先ほどの岸田氏についてもそうなのですが、好奇心を満たした先に、ご自身のスキルとして現実社会に活かすことができるのは素晴らしいことだと思いますし、持って生まれた資質と言えるでしょう。
アイデアや柔軟性で人々の心を魅了する術も心得ていますので、自然と周りに人が集まりますし、そこには思わずクスッとしてしまうユーモアも隠れているでしょう。
どんなにシビアな状況であっても、それを楽しむくらいの余裕を持ちたい人であり、大衆を含めた周囲の人たちをオーディエンスと捉えている節がありますので、そうした意味でエンターティナーであると言えます。
高市早苗氏
内閣官房内閣広報室 – 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、科学技術政策、イノベーション、少子化・男女共同参画、食品安全), CC 表示 4.0, リンクによる
もう、この方は一言で表現させて頂きます。THE いい人!!です。
もしも、この方が身近にいらっしゃるのであれば、私としては是非ともお友達になりたいですね(笑)
今回、立候補されなければ占うこともなかったでしょうが、まぁ、こんなに良いお人柄の方が政界にいらっしゃったなんて(驚)、と思ってしまった南雲です。
ですが同時に、一体これはどういうことなのだろう?という疑問も生まれました。
世襲が当たり前とされる政治の世界で、何の背景も持たない普通に良い人が、総裁選に立候補されるまでの地位に上り詰めたのですから。
恐らくは、世襲議員や強烈な個性を持つ方々が集う政党の中にいたからこそ、逆に普通に(性格の)良い人が必要とされ、ここまで来られたのかもしれません。とにかく、この高市氏は落ち着いた優しさをお持ちです。
それだけでなく、ユニークな面もありますから、この方に愚痴を話せばスッキリして明るい気持ちになれそうです。但し、相談事をしたとして解決に導いてくれるかと言えば…そこは少し弱いですね。
いろんな人の話に耳を傾ける性格と持ち前の優しさが悪い局面に出てしまえば、色々な情報を取りまとめて優先順位をつけることが難しくなり、それが決断力の無さに繋がりかねない危うさが見え隠れしています。
石破茂氏・野田聖子氏
さかおり – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
UK in Japan ? FCO – flickr.com ? Queens Birthday Party 2018, CC 表示 2.0, リンクによる
このお二方に関しては、現時点(9/7)ではまだ立候補を表明していませんので、簡潔にご紹介します。
まず、石破氏ですが、対人面で人に同調しやすい傾向が強いようです。
ですので、その場では同調して本当にそう思ったとしても、実は自意識が強いタイプでもありますから、後になって「ああ言ってしまったけど…(困)」となってしまいがちです。
それが、周囲からはブレブレに見えたりもするわけで、本当はちゃんとした意志を持っているのにも関わらず、要所々々で選択ミスをしがちだと言えます。
とはいえ、根は決して悪くなく、共感しやすい性格が災いするタイプと言えます。
次に、野田氏ですが、ざっくばらんでポジティブな姉御肌タイプの方ですね。特に目をかけている人に対しては、面倒見も良く、そこには責任を持って接することができる人でもあります。
ですが、頑固で少々型破りな面を持っているため、それが周囲の人からの反発を招く原因になりかねません。
信じることにひたむきになれるのは良いのですが、たまには周囲を見回して空気を読んで合わせることをした方が良さそうな方です。
色々と例えてみた
「もし、今回総裁選に出馬された方々が国会議員じゃなかったら?」
そんな考えがふと頭をよぎりました。そこで、ここまで数秘術で読み解いてきたことを基に、立候補者の方々を僭越ながら色々と例えてみました。
少々毒が含まれている部分があるかもしれませんが、冒頭にも書きました通り、あくまで面白ネタとしてお読みくださいませ。(石破氏と野田氏に関しては、立候補を表明していないため、割愛させて頂きます。)
岸田氏・・・世界に名をはせる大企業の常務
旧財閥の流れを汲む世界に名が知られている大企業にお勤めならば、社長の椅子も約束されていそうです。旧態依然とした体制の中でも上下関係を重んじるその姿勢は出世には欠かせません。
そして、世界有数の企業と肩を並べる日本の大企業の椅子に座っているご自身に浸ることが明日の活力に繋がります。
河野氏・・・驚異のプレゼン能力を発揮するCEO
知的探求心を原動力に、常に進化したものを考えながら形にし、それをアピールできる場にもフットワーク軽く出掛けます。そのアピール力は、思わず聞き入ってしまうほど。
「自分が発案したんだから、その良さを語れるのは自分でしょ。」と言わんばかりです。しかも、それが人々の心をうまく掴むんです。海外にはそんなCEO、いらっしゃいましたね…?
高市氏・・・自治会長の奥様は町内の相談役
主婦:「ねぇ奥様、ごみ置き場のネットが破れて、そこにカラスが来てゴミが散乱しちゃうのよ~(困)」
高市:「あら!それじゃ、お宅の前のお掃除が大変じゃない(汗)わかったわ、主人に言っておく!」
主婦:「自治会長はお忙しくていらっしゃるから、助かるわ~」
…こんな問題だったら、すぐに決断も解決もできるんですけどね。
なんだか妄想的なものを垂れ流してしまい、大変失礼いたしました。
真面目な話になりますが、このお三方の中で総裁(首相)として一番の資質をお持ちなのは、岸田氏と言えます。ですが、これは、あくまで「資質」という観点からです。
今の日本の状況で必要な方は誰なのか?と言えば、見立てが変わってきます。その場合、それは、河野氏と言えます。もしも、コロナ渦ではなく平時の場合でしたら、岸田氏がそつなくこなしていくでしょう。
ですが、今が平時ではないという状況であれば、独自の考えやアイデアを基に大胆に行動できるのは、岸田氏よりも河野氏になります。
平時であり世界情勢も安定しているのであれば、高市氏は世界からの日本のイメージアップに大いに貢献できるお力を発揮できるでしょう。
ですが、力強いリーダーシップとそれを発信できる表現力、そして、フットワークの軽さが必要な現状においは、河野氏に軍配が上がるといった見立てになります。
年運を比べてみた
では、次に、立候補されているお三方の年運を見てみることにします。
結果から申し上げると、岸田氏が転機の年、河野氏が成長の年、高市氏が集大成の年、となっています。
更に9月に焦点を絞ってみれば、岸田氏の運気に勢いが感じられます。恐らくですが、もしも、この機以上に良い運気で総裁選を迎えることが今後あるのか?と言えば、それは難しいかもしれません。
河野氏においては、今年はそこまで活発な運気とは言えませんが、大切な上半期に模索しながら進むことを続けた場合に限り、下半期は表舞台に引っ張り出される流れになるため、今年の河野氏の動きを思い返す限り、まあまあのように感じます。
更に、来年が躍進の年となっていますから、河野氏にとってもこの総裁選は好機であると言えます。高市氏については、集大成ですから、運気的に一つのサイクルの最終章にあたります。
となれば、昨年旺盛であった運気が下降線に入っている状況なので、勢いはいまひとつのように感じます。
ちなみに、野田氏の運気を見ますと、努力を収穫する実りの時期に入っています。一見、一番良さそう見えるのですが、実は、年運よりも更に大きなレベルでの運気が静かになっています。
そのレベルから見て、たとえ今年が旺盛であったとしても、他の方々に比べてどうしても弱くなってしまうといったところです。
石破氏に関しても、今年は大勢の中にいる流れにはなっていないため、議員の方々のトップに立って仕切るのには、少し難しいかな?という感じです。
まとめ
数秘術の観点から、今回の総裁選の候補者を占ってみましたが、どうやら、岸田氏と河野氏が良い戦いをしそうな印象を受けました。
世間の見立てとそんなに乖離していない結果だと思うのですが、皆さんはどなたを予想しますか?
総裁選には興味がないという方も大勢いらっしゃると思いますが、もし、このコラムがきっかけで総裁選の行方にご興味をお持ちになる方がいらっしゃいましたら、幸いです。
総裁選の次は衆院選ですから、どちらかと言えば、衆院選の方が身近に感じられる方が多いかもしれませんね。
日常生活を送る中で、政府の動きや国についてなど、あまり考えることもありませんが、大きな視点に立つことも時には必要であるように思います。
この「大きな視点に立つ感覚」を日常生活に落とし込み、皆様の生活がより良いものとなりますよう、心から願っております。
▼南雲エマ先生の前回の記事はこちら▼
意外と知らないお盆についてのアレコレ
▼南雲エマ先生のインタビューはこちら▼
占い師インタビュー:南雲エマ先生
このコラム記事を書いたのは、「電話占い絆~kizuna~」占い鑑定士の南雲エマ先生です。
南雲エマ先生なぐも えま
鑑定歴 | 21年以上 |
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得意な占術 | 霊感・霊聴・スピリチュアルタロット・数秘術・九官飛星風水・八宅風水・夢診断 |
実績 | ◆女性誌の占い特集にて掲載 CLASSY.[占いに導かれた幸せの恋愛日記]/ BLENDA[キメる恋の占い]/ CLASSY[心が身体が魂が幸せになる占い体験]など多数 ◆有名女優やものまね芸人、モデルなど有名人の鑑定実績あり ◆アイドルグループのイベント開催時、アプリにて鑑定出演 ◆政界より某政治家ブレーンからの依頼及び鑑定実績あり ◆女性向けポータルサイトにて、開運についての記事執筆 |
得意な相談内容 | 恋愛全般(両想い、片想い、出会いなど) 結婚・離婚・不倫・復縁 仕事(適職、転職) 人間関係 時期予測(未来予測) 風水による開運・引越し 夢診断(ユング派) |
南雲エマ先生よりご挨拶
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
今年の夏は、皆さま、いかがお過ごしでしたか?
お盆の帰省やご旅行もなかなか難しい状況であったかもしれませんね、
このコロナ渦という状況が少しでも早く終息して欲しいと願わずにはいられません。
皆さまのご健康とご多幸を切に願っております。
お客様から頂いた口コミ
女性40代
エマ先生本日もありがとうございました。漠然とした不安でどう伝えていいか悩みましたが、気持ち汲み取っていただき、不安材料を1つずつ回答いただきありがとうございます。
やはりエマ先生に見ていただいてよかったです。
先生とタイミング合わない時は先生のコラムを見て考え方の参考にさせていただいています。
明るい未来の道調べを教えて下さり、また気をつけることもちゃんと教えていただきましたので
そこをポイントに進みたいと思います。
エマ先生いつもありがとうございます。エマ先生とのご縁に感謝しています。いつも応援してくれているとのお言葉励みになります。
私もエマ先生応援しています。
体調第一に、これからもよろしくお願いします。