価値観の違いを受け入れるには？スピリチュアルな視点からも考察します！

皆様こんにちは。

まだ肌寒い日も若干ありますが、ついに春が到来しましたね。

この季節には、さまざまな場所で咲き誇る桜を愛でつつ、街中を遠回りに散策するのが私の楽しみの一つです。

コロナは依然として収束が見通せない状況にありますが、ここ最近は会食制限などでしばらく交流が途絶えていた友人とも久しぶりに会う事ができたりして嬉しい限りです。

他には、知人家族のお子さんから就職相談を受けたり、普段あまり接する機会がない高校生や大学生とお話をしたりと、さまざまな価値観に触れる貴重な体験がありました。

今回は、そんな出来事を通じて表面化した自分以外の人との価値観の違いを元に、私なりの考えをまとめてみました。よろしければ最後までお付き合いくださいね！

久しぶりの再会で露呈した価値観のズレ

先日、社会人になったばかりの友人と久しぶりに再会しました。

「大学を卒業して就職が決まったので、近況報告も兼ねて一緒にご飯に行きたいです。」と連絡があり、彼女ともう一人のお友達を加え、3人で久々の外出ランチです。

私以外の面子は共に20代で、彼女たちとは歳の差こそありますが、気の置けない2人なので会うのがとても楽しみでした。

いざ再会してみると、2人とも学生時代より少しだけ大人びた雰囲気になり、社会人としての振る舞いもしっかり身に着けていましたが、屈託のない笑顔は以前と変わらないままでした。

。。。ん？だけど2人とも目元が以前と少し違う？単にメイクを変えただけ？

まじまじと見つめていると、私の視線に気付いたのか、彼女たちは嬉しそうにこう言いました。

「ひょっとして、気付いてくれました？実は私たち、プチッたんです！」

2人は学生時代からアイメイクに力を入れていました。就職して自分でお給料を稼ぐ事によって、美容に費やすお金も今後どんどん増えていくでしょう。

とはいえ、まさか自分の顔にメスを入れるとは。正直言って少し意外に感じました。

「プチ整形かぁ。思い切ったね」

私がそう言うと、2人はキョトンとした表情でこちらを見つめています。

そして、次に彼女たちから発せられた言葉は次のようなものでした。

「確かにちょこっとだけ切りましたけど、整形なんて大したものじゃないですよ～」

今度は私がキョトンとする番です。「えっ。。。プチるはプチ整形の略でしょ。。。というより、目元を切ったのに整形だという認識はないの？」

2人に対して、ハッキリとした価値観のズレを感じたのはその時が初めてかもしれません。

以前にオーラカラーのお話をした事がありますが、体にケガをしたり、手術をしてメスを入れたりすると、私の眼には肉体の外側に拡がるオーラの色がくすんで視えたり、亀裂が生じたように歪んで感じられます。

プチ整形をした2人の場合、目の周りが僅かにくすんで視えました。

気になった私は、とりあえず彼女たちから詳しく話を聞いてみることにしたのです。

オーラカラーの「くすみ」から垣間見える本音

プチ整形の費用はこれまで貯めてきたアルバイト代で十分支払える金額だったようです。クリニックでの説明も親切丁寧だったので、彼女たちは終始リラックスして手術を受ける事ができたようです。

初めての美容外科クリニックに仲良しの2人で訪れ、連帯感が強まった事も大きいでしょう。

「面接試験までにはプチりたかったんだよね～。就職してから印象変わると不自然だから。」

「そうそう。みんなその時期にやるよね。」

みんな？？？私の胸中に更なる疑問が湧きました。

「それに、目頭切開と言っても数ミリ切っただけだし、シリコンとかも入れてないから異物感ないし、全然大した事ではないんだよね。」

「そうそう。入院とかもせずにすぐ帰れるしね。」

医師免許を持った美容外科医がメスを入れれば、それはもうれっきとした整形手術でしょ。。。と、口から出かけましたが、何とか思いとどまりました。

そういえば、美容整形に対して肯定的な20代の女性がすでに9割を超えているという記事を、以前にどこかで見た記憶があります。

にも関わらず、「整形」という表現を頑なに避けている辺り、周囲から整形していると思われたくないという彼女たちの本音が垣間見えます。

オーラカラーのくすみは、例え擦り傷のような見た目に軽いケガであっても、体の負担が大きく痛みが強い場合は現れます。

2人は大した事ではないと、しきりに強調していましたが、オーラカラーのくすみからして、明らかに体に負担は掛かっている様子でした。

ただ、マスク生活を余儀なくされている今のご時世、目元が人に与える印象は、これまで以上に大きなウェイトを占めるという事は理解できます。

プチ整形によって念願の目元を手に入れた彼女たちは、とても楽しそうに声を弾ませていました。

ですから私は、敢えてそこで声高に水を差す必要もないと考えたのです。「いや、それは整形でしょ」と説いて聞かせた所で、楽しいランチを台無しにするだけですからね。

価値観の比較から得られるもの

私たちは「社会的な生物」ですから、他者とのコミュニケーション無くして生活する事は限りなく不可能に近いです。

性別・文化・人種・イデオロギーといった違いを乗り越えて、社会を上手に回していかなければなりません。

相手が友人であろうと、または、恋人や家族であろうと、人間関係は詰まるところ、自分と自分以外。ものの考え方や表現方法は十人十色です。

日常的な会話などを通じて、どうにもならない価値観の違いを感じ、愕然とすることがあるかもしれません。

最近の出来事で言うと、アカデミー賞授賞式でウィル・スミスが、円形脱毛症に悩み坊主頭にしていた妻のジェイダさんの外見を、プレゼンテーターから揶揄され激怒、平手打ちをお見舞いするというハプニングがありましたね。

日本国内ではウィルを擁護する声が圧倒的に多いようですが、アメリカではむしろ、平手打ちをした彼に対して批判的な意見が多数を占めています。

雪と墨のように全く正反対の考え方もあれば、一見似たような価値観の中にも、さまざまなグラデーションが存在します。

例えば、「仕事が忙しい」とため息まじりに周囲に語る人を、たまに目にする事があります。

ですが、一口に「忙しい」と言っても、毎日寝る間も無いほど忙しいのか、普段は定時で家に帰るのに、今週はたまたま残業が多かったというニュアンスなのかによっても、随分と印象が違ってきますね。

自分の中にある「常識」は、別の人にとっての「非常識」かもしれません。

だからこそ、知り合って間もないお相手ならば、その人の価値観を把握するために出来るだけ沢山話を聞いて、「ここは私と似てる！それは私と違うなぁ。」などなど、自身の価値観と比較してみることが重要なのです。

自分と異なる価値観に触れることは、時に刺激的で楽しいものです。

そういった会話を心の底から楽しめば、相手も次第に気分が良くなって、より多くの事を語ってくれますし、時間もあっという間に過ぎていきます。

そしてもし、別れ際に「また会いましょう！」と嬉しい声をかけてもらえたら、些細な価値観の違いなど、既にどうでもよくなっている自分に気が付くと思いますよ。

全ての始まりは対話から

先日は、友人とプリン談義に花を咲かせましたが、固めなプリンが好きだという人・苦味のあるカラメルソースが好きだという人・液体のやわらかさを愛する人など、さまざまな価値観を知る事が出来て楽しかったです。

またある時は、和食をこよなく愛する知人から「私は白米を食べない」という驚きの価値観が飛び出しましたが、詳しく話を聞くと、「白米100%は嫌いではないけれど、歯応えを楽しみたいから、雑穀の混ざった真っ白ではないお米を常に食べている」という事でした。

気心の知れた間柄でも、対話を重ねる中で新たな一面に気付いたり、相手のことを深く知って、さらに距離が近づいたりする事もありますよね。

人間関係を発展させるも衰退させるも、全ての始まりは対話からです。

スピリチュアルな視点でお伝えすると、私たち一人一人が宿している魂の性質は、日常会話における言葉遣いであったり、声の響きにとても強く表れていると感じます。

ですから、是非ともステキな言葉遣いを心掛けて、ステキな出逢いの春を満喫してくださいね。

人間関係における価値観の違いで悩んでいる方へ、誰もが知っている世界的スターが残したステキな名言を最後にお送りしたいと思います。

ときどき、批判されたり、価値観を否定されたりで落ち込むこともあるけど、全ての人が僕を好きになってくれる訳じゃないからね。
でも、僕がどんな価値観を持っていようとも、2割の人は、好きでいてくれる。あとの6割は、僕自身の行ないによって変わる。残り2割は、何をしても僕を否定する。
そう考えたら、激しく落ち込む必要なんてないさ。 マイケル・ジャクソン

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました！

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皆で幸せになりましょう！～風の時代の願い方～

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占い師インタビュー：堂園 りま先生