2019年10月は3つの流星群が極大に！宇宙に願い事を発信するチャンス
執筆者：電話占い絆編集部
更新日：2019年10月3日
2019年10月は3つの流星群が見られる月。
まず前半10月9日の日没～22時ごろにかけて「10月りゅう座流星群」そして翌日10日頃に「おうし座流星群」が、後半22日頃には「オリオン座流星群」が極大になります。
空が暗くなったら夜空を見上げ、星の光を観察してみましょう。
スピリチュアル好きの方は聞いたことがあるかもしれませんが、流星は不吉の証とも言われる事もあったようですが、実際はどうでしょうか・・・、
今回はりゅう座流星群についてのご紹介と、流星についての考え方、豆知識を紹介していきます。
突発的な流星群を伴う「りゅう座」
まず「りゅう座」とは北天に位置するトレミー48星座の中の1つです。
発見者はプトレマイオスと言われていて、龍が横を向いて尻尾を巻いている様子を表します。
ギリシャ神話の中では、冒険者が探していた金の羊の毛皮の守護者だったと言われ、この龍をモデルとして星座の名前がつけられたそうです。（金のリンゴを守っていたという説もあります。）
この龍は忠実な正確で目的のものをきちんと守っていたため、神であるゼウスが北極星を守らせるためにその近くに配置をしたと言われています。
実は星座としての知名度は低いこのりゅう座ですが、突発的な流星群を伴うことで有名になりました。
10月以外にも流星群が観察されていて、年明けの元旦～7日頃にも流星群が観察できます。
流星群についてとその豆知識
小惑星や宇宙のチリが決まった時期にまとまって流れる現象のことです。
もともと流星群は地球の軌道の近くに存在していて、地球が流星群に近づくことで流れ星を観察することができます。
私たちは地球に向かって流星群が飛んでくるように感じていますが、実は地球が流星群に近づいているんですね。
流星群についての考え方
冒頭でも少し触れましたが、流星群を不吉とする人もいます。
古代より流星を見ると不吉の前触れであると言われているのが原因でしょう。
中国やヨーロッパでは流れ星は霊魂であるとされて、凶星を表すと考えられています。
人の死を連想させるために不吉とされ、古代中国の影響で日本でも江戸時代までは流れ星を見たら下を向け、と言われていたそうです。
江戸時代に上皇が崩御した際にも大きな流れ星が観察されたことが文献にも残されています。
また流れ星を子供が見ると早死にする、など身内に不幸が起こる前触れとして捕らえられていたようです。
昔の日本人は流れ星を見ると大きな災害や人が亡くなるようなことが起こると思っていたんです。
欧米でも吉凶相反する考え方がある
また西洋でも流れ星は不吉とする考えと、幸福を呼ぶという考えがあります。
流れ星を目視で確認することは難しく、その希少性から珍しいものが見られた＝いいことが起こるという考えもあるようです。
キリスト教では神様が下界の様子を確認するために天国への扉を開く、その扉から漏れた光が流れ星である。その間に神様に届くように願い事を唱える。という考え方があります。
現在日本でも有名な「流れ星を見ると願い事を3回唱える」という習慣は、このキリスト教の考え方がアレンジされたものでしょう。
昭和に入ってから「流れ星を見ると願い事を3回」というおまじないが生まれた
江戸時代が終わり、欧米の文化も取り入れた日本では流れ星に対しての考え方に変化が訪れました。
「流れ星を見ると願い事を唱えると良い」とポジティブな習慣が生まれたのです。
江戸時代には日本は鎖国をしていましたから、西洋の考え方はあまり入ってきませんでした。
日本に強く影響していたのは中国などアジア圏の国が多く、そのために流れ星を不吉なものとしていたようです。
しかし日本が開国し、欧米の考え方を取り入れるのが一般的になるとともにキリスト教の影響を受けた「流れ星を見ると願い事を3回唱える」という慣習が生まれました。
結論：流星群は見た方が良い？見ない方が良い？
流れ星についての考え方は諸説あり、結局どうしたら？と思ってしまいますよね。
結論から言うと流れ星は不吉なものではなく、宇宙のチリが引き起こす自然現象です。
極端に言えば悪いことを起こす力も、願いことを叶える力もありません。
こう言ってしまうとあまりにも夢のない話に聞こえますが、決して願い事が叶わないと言うことではないので誤解しないでください。
流れ星を見るときにあなたがどんな気持ちになるのか、が重要なのです。
例えば流れ星を見つけた時に「願い事をしよう！叶うかもしれない」と前向きな気分ならきっと願い事は叶います。
しかし流れ星が不吉なもの、と思っていて「何か悪いことがあるかも」と思えば、身近な悪いことを自分から引き寄せてしまうでしょう。
要は見る人の気持ち次第なのです。
みなさん耳にしたことがある「引き寄せの法則」は、同じ波動やエネルギーを持つもの同士が引き寄せあうと言うもの。
つまりあなたが流れ星を見て幸せな波動を出せば、幸せなことが引き寄せられます。
もしもこの記事を読んで流星群に興味を抱いたら、ぜひ偏見を忘れてただ宇宙の神秘や星の美しさに想いを馳せてください。
純粋な気持ちで星を眺めて良い気分になれば、きっとあなたの願いが宇宙に届くはずですから。
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