先の見えない閉塞感がもたらすストレスを解消する方法とは?
執筆した占い師:M.MIDORI先生
更新日:2022年6月29日
皆さん、こんにちは。M.MIDORIです。
最近、世の中を見渡すと、有名人や政治家の何気ない一言から炎上騒ぎに発展するような出来事が、以前に比べてかなり増えてきたように思います。
一方、世界に目を転じれば、ロシアとウクライナの戦争が長期化する中、出口の見えない状況に対する疲れが、アメリカや欧州各国にもじわじわ広がりつつあります。
こういった現状を見る度、私が感じるのは「人はなぜ、本音で話をする事ができないのだろうか?」という事です。
私たちの周りで起きる日常的な出来事ひとつを取っても、同じように感じる事が多々あるかもしれません。
そういった「先の見えない閉塞感からくるストレスを、心の持ち方ひとつで解消する方法」について今回はコラムをまとめました。
「無意識」がもたらすストレスを解消するには?
私たちが日常生活でストレスを感じる原因は、突き詰めていくと大抵、人間関係に起因していると思います。
特に、自分の意に反した行動であったり、余計な一言によって人間関係がギクシャクしてしまい、生きづらさを抱えている人は、男女を問わず世の中に数多く見受けられます。
「大好きな人なのに、余計な一言で傷つけてしまった…」私が電話占い鑑定士としてさまざまな方からご相談を頂く中でも、こういったお悩みに接する機会は非常に多いです。
「ついポロリと言ってしまう…やってしまう…」人間の不思議な習性を語る上で、こういったケースはよくある話として片付けられてしまいがちです。
自分の意思を思うようにコントロールできない事によるストレスは、私たちから自尊心や思いやりといった気持ちを奪いますが、自己嫌悪に陥る必要はありません。
「精神分析の創始者」として有名なフロイトは、「人間の行動にはすべて心理的な裏付けがあり、それは【無意識】である」と述べました。
自分の意思に反して、特定の行動を繰り返してしまう心理を読み解くと、その人にとって本当にやりたいことや、何かしらの目的が「無意識」に潜んでいるケースが多々あります。
例えば、過度な食事を控えようと心に誓ったのに、抑えきれない衝動に駆られてつい食べてしまうという場合、その行動の裏側には、「とりあえず何かを口に入れてリラックスしたい」「満腹になってストレスを発散したい」といった心理があると考えられます。
好きな相手になぜか辛く当たってしまう場合は、「私にかまって欲しい」「私の思いに気付いてほしい」といった心理が、無意識の内に強く働いているかもしれません。
以前に「潜在意識をコントロールするためのコツ」について解説しましたが、無意識の行動を制御する鍵を握っているのは「自己受容」です。
行動の裏側に隠された本当の意味を知ることで、ありのままの自分自身を受け入れ、認める事が出来るようになります。
そうする事で、いつの間にかネガティブな発言や行動は影を潜め、自分自身も相手もストレスを感じにくい、健全なコミュニケーションがとれるようになっていきます。
恋愛関係のストレスを解消するには?
自己受容がしっかりとできるようになったなら、現状を冷静に見つめて、自分がこの先どうなりたいのかを真剣に考えてみましょう。
そして、自分の意思に反した行動を取ってしまいそうになったなら、自身にこう問いかけてください。
「今、これをすることで私は一体何を得られるのだろうか?」
「それは、私が本当に得たいのものだろうか?」
最初はぼんやりとした感覚しか頭に浮かんでこないかもしれません。自分の本当の気持ちを理解できるようになるまで、時間を空けて何度も何度も問いかけるのです。
この作業を日頃から繰り返していくと、いずれ無意識の領域に深く入って行く事ができるようになります。
恋愛関係を例にして考えてみたいと思います。自分勝手な恋人に振り回されて本当は悩んでいるのに、つい物分かりの良い振りをして相手の言う通りにしてしまう。
それは、相手から愛されたいが故に、自分の心を麻痺させているに過ぎません。
自分自身の心の声に耳をすませば、そうすることで得られるものが本当の愛情ではないという事が分かるはずです。
亀裂が大きくなって二人の関係が修復不能になる前に、勇気を出して自分の本心を相手に伝えてみましょう。
「対等な関係性の構築」こそが、恋愛におけるストレスフリーに繋がり、お互いの関係を長続きさせる一番の秘訣なのです。
「我慢するクセ」を改めましょう
自身の心と深く向き合い、自らが求めている本当の気持ちを理解するのは容易ではありません。
刻一刻と形を変えながら流れ下る川の水のように、元々、捉えどころのない人の心の奥底にある無意識とコミュニケーションを取るのは、言葉で説明する以上に大変な作業です。
ですが、そういった工程を「面倒だから」という理由で回避してしまうと、人間関係はいつまでたっても良くなりません。
社会生活を営む上で、他者との繫がりは必要不可欠です。複雑な人間関係をスムーズでストレスフリーなものに変えるためには、ストレスの原因を知り、考え方や行動習慣を改めなければなりません。
しかし現実には、「もっと本音で話し合いたい!」と思っていても、なかなか自分の気持ちを言葉に出来ず、生きづらさを抱えてしまっている方が数多くいらっしゃいます。
ストレスを感じやすい方は非常に真面目で、自分でも気付かない内に「我慢するクセ」が体に染み付いてしまっています。あまり自分に無理をさせず、時には手抜きをすることも、ストレスフリーに通じる方法です。
普段、周りに気を遣いながら健気に頑張っているのに、なかなか物事が上手くいかず生きづらさを抱えている人は、今以上に自制するよりも「自分が生きやすくなる方法」を模索する方が、人生を好転させるきっかけに繋がる可能性は高いんです。
苦手なことは無理をしてやらなくてもいいと心に決めるだけでも、驚くほど気持ちが軽くなると思いますよ。
M.MIDORIでした…
▼M.MIDORI先生の前回の記事はこちら▼
心の「安全基地」とは?愛着障害を克服する方法について
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占い師インタビュー:M.MIDORI先生
このコラム記事を書いたのは、「電話占い絆~kizuna~」占い鑑定士のM.MIDORI先生です。
M.MIDORI先生ミドリ
鑑定歴 | 10年以上 |
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得意な占術 | 霊感タロット・未来予知・四柱推命・シンクロニシテイ・スピリチュアルリーディング.数理学.基礎心理学 |
実績 | 鑑定が終わった後で、「心が楽になりました、また頑張っていけそうです」と前向きになられ、 嬉しいお声をたくさん頂き逆に私がいつも力を頂いています。 メールでも嬉しいお言葉を多数頂いています。ほんとうに感謝でいっぱいです。 |
得意な相談内容 | 恋愛成就・復縁・不倫・浮気・結婚・離婚・片思い・相手の気持ち・仕事・適職・転職・習い事の選択・人間関係・嫁、姑問題・夫婦問題・子供の悩み・親子の問題・自分の弱点の対処法など・金運・開運 (生死にかかわる内容やお子様の出産前の性別。ギャンブル、受験や資格の合否などはお応えできませんのでご了承ください。 |
M.MIDORI先生よりご挨拶
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今回は「我慢するクセ」を見直す必要性について述べましたが、言いたいことが中々言えず、周囲に流されてしまいがちな人は、
自律神経が乱れやすく、免疫力も低下するというデメリットがあります。
適度に力を抜いて、英気を養う事も大事ですよ!
心も体も健康にして、今年の猛暑を乗り越えて行きましょう!
私のアドバイスが必要でしたら、お気軽に電話占い鑑定をご利用くださいね!
お客様から頂いた口コミ
女性20代
この度も長々とありがとうございました!
いつも話を聞いてくださって、落ち着く先生です。
占いも本当によく当たり、一貫性もありしかも包容力があって最高です。
すぐに電話をしたくなるほどの中毒性があります…(笑)
わたしも応援していますね!!
暑くなってきましたが、体調ご自愛ください。