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スピリチュアルに読み解く「睡眠」の役割について

皆様こんにちは。堂園りまです。

いつも『電話占い絆~kizuna~』をご利用いただき、誠にありがとうございます。

占い鑑定を通じて、たくさんの方々とのご縁に恵まれ、良い意味での刺激を日々頂いております。ご相談者様のエネルギーと私自身がシンクロし、大きな学びや変化をもたらしていることを実感する今日この頃です。

さて、今回は、最近私が体験した不思議な出来事を元にコラムを執筆しました。

テーマはスピリチュアルに読み解く「睡眠」の役割です。一つの考え方として興味がある方は是非、最後までお付き合いくださいませ。

原因不明の眠気について

つい最近の話ですが、私はしっかり睡眠を取っているはずなのに、なかなか疲れが取れないという「寝ても寝ても眠い状態」に陥ってしまいました。

睡眠の質を測定するデジタル機器は、「良好な睡眠時間」を示していたため、「まさか壊れているのでは?」という疑いすら持ちましたが、よくよく調べてみると、問題なく正常に機能しているようでした。

そのような状態ですから、当然のことながら日常生活にも良くない影響が現れ始めたのです。椅子に座って少しジッとしていると、眠るつもりはないのに、いつの間にか寝落ちしてしまうといった具合です。

「ひょっとして食べ合わせが悪かったのかな?」などと思いつつ、悶々とした日々がしばらく続きました。

ところが、6月21日前後から、原因不明の眠気がすっかり無くなっていることに気付いたんです!偶然か思い込み?時期的にはちょうど、「夏至」を過ぎた辺りですね。

興味を持った私は、夏至と睡眠の関係性について色々と調べてみることにしたのです。

夏至にまつわる基礎知識

夏至(げし)とは、一年を通してもっとも太陽が出ている時間が長い日のことです。

古代中国を起源とする二十四節気(1年を24等分した季節)の内の一つですね。春分や秋分も二十四節気に由来します。

ちなみに、一年を通して日の入りまでの時間が最も短い日を冬至(とうじ)と呼びます。

夏至(げし) 毎年6月21日または22日に、一年で最も昼の時間が長くなる日。
冬至(とうじ) 毎年12月21日または22日に、一年で最も昼の時間が短くなる日。

アイスランドをはじめとする北極圏の国では、夏至の日に24時間太陽が沈むことがない白夜を体験することができるといいます。

また、日本を含む北半球が夏至となる頃、地球の裏側の南半球では冬至を迎えるというのも興味深い現象です。

「夏に至る」という言葉の通り、夏至は本格的な夏の始まりを意味します。

夏至や冬至を祝う世界の人々

夏至や冬至を特別な日として扱うのは、日本だけではありません。

世界には、日本以上に夏至や冬至と密接なつながりがある国が存在します。

そこで、日本や海外に伝わる夏至・冬至の風習をいくつか紹介します!

日本と夏至の関係性

夏至祭が行われる二見興玉神社(三重県)
二見興玉神社 拝殿
参考画像:二見興玉神社 拝殿 by やなじん33 is licensed under CC BY-SA 3.0

関東地方や、近畿地方の一部においては、夏至の頃に収穫された小麦を使って「小麦餅」を作り、食べたりお供えをしたりする習慣があるそうです。

また、関西地方では、夏至の行事でタコを食べる習慣があり、稲がしっかりと八方に張るように、8本足のタコを縁起物として、豊作を祈願するといいます。

三重県の二見興玉神社では、夏至にお祭りが開かれたりもしていますね。

冬至には「ん」のつく物を食べることで「運」を呼び込むことができると言われています。ゆず湯に入る禊(みそぎ)の風習も有名ですね。

イギリスと夏至の関係性

ストーンヘンジ
ストーンヘンジ
参考画像:Stonehenge by garethwiscombe is licensed under CC BY 2.0

イギリス・イングランド南部にある世界遺産「ストーンヘンジ」では、夏至を祝うイベントが毎年行われています。

巨大な立石が連なる祭壇石と、そこから少し離れた場所に配置されている「ヒール・ストーン」と呼ばれる岩を結ぶ直線上に、夏至の日にぴったりと太陽が昇るような仕組みになっているそうです。

ストーンヘンジは紀元前3,000年頃の建造物ですが、設計者には高度な天文学の知識があったとも言われていますね。夏至の日にストーンヘンジを照らし出す、美しい特別な朝日を見るために、多くの人々が集まります。

冬至の日には「ユール」と呼ばれる、ゲルマン民族より伝わる「太陽の再生を祈るためのお祭り」も行われています。

北欧の国々と夏至の関係性

スウェーデンの夏至祭(花冠をかぶった女性)
スウェーデン夏至祭
参考画像:Flickor med midsommarkransar, 2009. by Peter Salanki is licensed under CC BY 2.0

夏が短い北欧には、夏至を伝統的に祝う国が多数存在します。

特にスウェーデンでは、夏至は一年を通して最も大事な日と位置付けられており、「夏至祭(ミッドサマー)」と呼ばれるお祭りが開催されています。

夏至祭の前日と前々日は祝日となるため、この時期に合わせて長期休暇を取る人も多いそうですよ。新じゃがいもやニシンを食卓に並べて、友人や家族と一緒に過ごすといいます。

夏至祭の飾りつけは、お花を頭に乗せて冠にしたり、白樺の葉で飾った大きな柱(メイポール)を広場に立てたりします。

音楽に合わせて踊りながら、皆で楽しむお祭りです。日本で例えるなら「お盆」に近い感覚かもしれませんね。

夏至と謎の眠気の因果関係は?

文明社会の灯りがいくら便利になったとはいえ、人間も動物だと考えると、より原始的な太陽光のもとで活動するのが本来あるべき自然な姿なのだと思います。

夏至にまつわる世界の風習をご紹介してきましたが、夏至を祝う人々の心理には「太陽の恵みに対する感謝の気持ち」があるのかもしれませんね。

話を元に戻しますが、今回私を襲った「原因不明の眠気」は、夏至と何かしらの関係があるように思えるのです。

一般論として、夏至を境に冬至に向かって、日の出が次第に遅くなっていくことによって、時差ボケのような状態を引き起こし、睡眠のリズムが崩れることは、よくある話だそうです。

ただ、私の場合は睡眠をしっかり取っていた訳ですし、夏至を境にむしろ眠気から解放されたので、このパターンは当てはまらないのかなと考えています。

こういった事実も踏まえた上で、スピリチュアル的に「睡眠とは何か?」を考察することで、謎の眠気の正体も分かるようになるかもしれません。

スピリチュアルな意味での睡眠とは?

健康的で幸せな生活を送るために、睡眠は必要不可欠です。このことは、改めて説明するまでもなく、ほとんどの人が肌で感じているのではないでしょうか?

睡眠の質を向上させることは、自分自身の生活の質を向上させることにも繋がります。生活の質が向上し、幸せなエネルギーが満ち溢れてくると、周囲の人も幸せすることができるでしょう。

「睡眠を取る」という行為について、科学的な説明をすると、ホルモンの分泌による身体機能の維持であったり、傷ついた細胞の修復を促進させるプロセスといった意味合いがありますよね。

ですが、人間にとって睡眠とは、単に肉体的な疲れを癒す以上に重要な役割があると私は考えているのです。

睡眠を取ることで、私たちは一時的に「肉体」という縛りを超越し、スピリチュアルの世界へ里帰りすることによって、翌日の活動に必要な霊的エネルギー(霊力)をチャージしているのではないでしょうか?

従って、「スピリチュアル的に質の良い睡眠」を取るためには、単純に「たくさん寝ればいい」という結論には、必ずしもならないと思うのです。

もちろん、規則的な生活リズムを疎かにしていいという話ではありませんし、適度な睡眠時間を取ることは大前提とした上での考察ということは、予めご了承くださいね。

スピリチュアルな意味で質の良い睡眠を取る方法

肉体的にもスピリチュアル的にも「質の良い睡眠」を取るために、重要なカギを握るのは「心身のリラックス」だと私は考えています。

身体を寝床に沈めて呼吸を整え、心を空っぽにリセットすることで、自分自身と真摯に向き合えるようになり、一種の「瞑想」に近い状態が形作られるからです。

この状態こそが、スピリチュアルの世界へ通じる足掛かりとなります。

また、眠っている最中にみる「夢」も、睡眠の質を左右する重要な要素の一つと言えます。

私たちは、夢をみることによって、普段気付くことができない自らの潜在意識と交信し、散漫になりがちな思考を整理したり、雑念をクリアリング(浄化)したりして、心身の健康を維持することができます。

例えるなら睡眠とは、霊的なエネルギーが充満するスピリチュアルの海に浮かび、漂っている状態と表現できるかもしれません。

私達は睡眠中に、本来の自分自身と向き合うチャンスを得て、心と体の本質的なエネルギーを回復することができるのです。

原因不明の眠気の正体とは?

夏至の時期を境として、原因不明の眠気が去るのと同時に、様々な考え方がリセットされたという実感が私にはありました。

それ以降も、友人との付き合いや電話占い鑑定などを通じて、人生相談を受ける機会は数多くありましたが、思考がクリアになったことで、これまで以上に広い視野からアドバイスができるようになったと思います。

夏至は一年を通して最も太陽のエネルギーが強い日。また、スピリチュアル的な解釈で夏至は運気の転換期とも言われています。

謎の眠気の正体は、私が魂のステージを一つ上げる際に生じた副作用だったのではないでしょうか?

そういった意味で、今年の夏至は、私にとってスピリチュアルな禊(みそぎ)の時期となったのかもしれません。

おわりに~眠さが去った今出来ること~

霊的エネルギーをチャージした私は、今現在、元気はつらつ絶好調です。

「調子が悪いと聞いてたから、てっきり不健康なのかと思ったけど、顔を見たら以前よりも元気そうだね!」

「原因不明の眠気」と聞いて、私のことを心配してくれた友人と、先日会った際には、このように驚かれました。

今年の夏至をきっかけに、良い意味で思考のクリアリングやリセットが出来たので、今後も勉強や断捨離を積極的に進めていこうと考えています。

肉体は魂の乗り物であるという事を意識して、内面磨きを怠らず、日々の生活を大切にすることが幸せへの近道です。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

▼堂園 りま先生の前回の記事はこちら▼

お部屋の断捨離を始めるきっかけは?旅先での経験を元に考えてみました。

▼堂園 りま先生のインタビューはこちら▼

「堂園 りま先生」ってどんな人?電話占い絆所属の占い師に直接インタビュー!

このコラム記事を書いたのは、「電話占い絆~kizuna~」占い鑑定士の堂園 りま先生です。

堂園 りま先生どうえん りま

鑑定歴 10年以上
得意な占術 霊視 霊感 スピリチュアルリーディング 前世リーディング タロットカード 四柱推命 手相 人相 身相
実績 今までに占いをした最高齢は92歳の女性で、健康で長生きしてひ孫さん達に恵まれても、見たことのない未来はいくつになっても気になるモノだと思います。
また就活の学生の相談や、人間関係の相談を日々受けております。
得意な相談内容 心の悩み・すべての恋愛・人間関係 ・転職・適職 ・就活・なぜ?どうして?不安の解消糸口・過去世リーディング

堂園 りま先生よりご挨拶

コラムをお読みいただき誠にありがとうございました!

梅雨の時期、泥のように眠る、なーんて表現が出来るくらいに眠ってしまっており、私自身のガイドさんに瞑想質問しながら書き上げました。

学生時代を卒業して社会人になる春休みにも今年の6月のように異常な眠気がありました。眠気が去り通勤が始まると様々な経験をして今に至るという流れがありました。

喜怒哀楽を経験しつつこれからもまだまだ成長するつもりでおりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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お客様から頂いた口コミ

女性60代

このたびも、ご丁寧に鑑定頂きありがとうございます。 
先生のお話しは説得力があり
分かりやすく、お話しが終わったあとは
なぜか不思議に爽やかな気持ちになれます。
そして…
本当に当たっているので
いつもビックリします。 
またお話しを聞いて頂きたい時は 
よろしくお願いいたします。

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