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源氏物語・帚木・空蝉の笑訳

執筆した占い師:多聞先生

更新日:2024年4月5日

皆様、こんにちは。多聞でございます。

今回は、前回に引き続き、紫式部の「源氏物語」の中の「帚木」(ははきぎ)と「空蝉」(うつせみ)という帖のお話をしたいと思っております。

この「帚木」(ははきぎ)・「空蝉」(うつせみ)は、若い光源氏が、恋愛に失敗し、思い悩む光源氏の姿が描かれています。

「帚木」や「空蝉」という名称も、書かれている内容をイメージに置き換えることができるような巧みな効果があります。そのあたりの雰囲気も味わっていただきたいと願っております。

「帚木」(ははきぎ)

京都 廬山寺 桔梗 紫式部源氏物語執筆地(「写真AC」より)

最初に、「帚木」(ははきぎ)のあらすじをご紹介致します。

源氏の年齢は、17歳ぐらいです。源氏が近衛中将(このえのちゅうじょう)という官位でいたころは、内裏でばかり過ごしていたので、正妻の「葵の上」(あおいのうえ)が、住んでいる左大臣家に通うことは少なかったそうです。

五月雨の降る夜に、光源氏は、宿直(とのい)という夜間の勤務で、自室(桐壺)にいると、親友の「頭の中将」(とうのちゅうじょう)が訪ねてきました。

頭の中将は、「葵の上」の兄です。父親は左大臣であり、光源氏から見れば、義理の兄ということになります。彼も二枚目の男性で、源氏とは恋愛では競っていました。光源氏が、おっとりした性格とすれば、頭の中将は、負けず嫌いな性格と言えるでしょう。年齢も光源氏よりは、少し上のようです。

頭の中将は、女性を上流・中流・下流と3つの段階に分けて、評価を行いました。その結果、彼は中流階級の女性が一番良いという結論を下しました。

現代においても、男性が女性を選ぶ場合、「逆玉の輿」を狙って、社長令嬢や重役の令嬢を選ぶということもあるかもしれませんが、結婚してから頭が上がらないかもしれません。

自分と同じ社員同士の結婚であれば、肩の張らない夫婦関係になるでしょう。そのように考えると、紫式部の描いた貴族の男性が持っている女性観は、現代にも通じるものがあります。

光源氏は、若くして昇進を重ね、やはり中将と言う官位であり、頭の中将より少し位階は上という立場でした。男同士の付き合いにおいては、仲良しであっても、出世や恋愛において、お互いにライバル意識が強く、負けたくないということから、光源氏も恋愛には積極的でした。

当時の貴族の身分制度は、3段階に分かれていました。最高位が公卿(くぎょう)で、その下が諸大夫(しょだゆう)、その下が(6位以下)です。

その他にも、官職の名称は、大臣、大納言、中納言などが代表的なものがあります。それに加えて、「位階」という制度がついています。従五位の上とか、下とか、お聞きになった位階もあると思います。

紫式部や清少納言の家柄は、「受領」(ずりょう)という諸国の長官でした。位階としては、従五位の下になるのが必要でした。紫式部の父親の、藤原為時も越前守(えちぜんのかみ)として赴任しました。

そこへ「左馬頭」(さまのかみ)と、「藤式部丞」(とうしきぶのじょう)が、やってきました。彼らもまた恋愛に関しては、経験豊かであるので、なお一層、女性談議に花が咲きました。

紫式部が、このような男性心理をリアルに描けるというのは、いったいどうしてなのかと思いますが、歴史書には、紫式部の男性遍歴について、書かれているものはありません。彼女は、誰よりも感受性が強く、男性心理を細かく分析できる能力をもっていたのだろうと思います。

紫式部(むらさき しきぶ)
紫式部
参考画像:Murasaki Shikibu composing Genji Monogatari (Tale of Genji) by Tosa Mitsuoki (1617-1691).

光源氏や頭の中将たちは、宮中で美しい女性たちとの華やかな恋愛を展開できるのも、貴族の中では、位も高く、権威も高い人々であったからでしょう。

光源氏と違って、私の若いころは、貧乏なサラリーマンですので、そのような華やかさはありませんでした。恋愛のチャンスを求めて、同僚と夜の繁華街によく飲みに行きました。当時はようやく、カラオケが流行り始めた頃でした。そのころのカラオケは、1曲歌うのに100円玉を機械に挿入します。弁当箱のような大きさのカセットを機械に入れると、曲が始まりました。

スピーカーは、モノラルで、エコーもありません。いくら音量を大きくしても歌声は、単調に聞こえるだけです。ビデオ画面はなく、歌詞が載っている本がないと歌えません。それでも、同僚とは、本とマイクを奪合って歌いました。

そのようなカラオケ・スナックで綺麗な女性から、「お上手ね」などと言われると、有頂天になったものです。しかし、私の同僚も負けてはいませんでした。

そのスナックに毎晩、通い始めたのです。彼と店に入ると、例の美しい女性が、彼のことを「○○ちゅあ~ん」と呼びます。「ちゅあ~ん」に妙なイントネーションがつき、私の耳に、その音がついて離れないという後遺症が残ってしまいました。彼と彼女は、とうとう恋愛関係となったことを知りました。

それから3か月後、彼とまた飲みに行くことになり、例の女性のことを聞きました。すると、彼は彼女と別れたと言うではありませんか。「えっ、どうしたの」と聞くと、「いいや、聞かないでくれ」と言います。彼は、彼女を思い出すかのように、遠くをながめ、ぐっとこらえてウイスキーを飲み干しました。きっと辛い別れがあったのでしょう。

失恋は当然と言えば当然なのです。お店では、ホステス嬢にノルマを課して、お客の獲得に必死です。お店のママは、今月は何人獲得したかという棒グラフまで作り競わせています。恋愛を匂わせて、通わせることぐらい当然のことでした。恋愛のチャンスの少ない男性にとって、お店は恋愛の宝庫に思えたものでした。

光源氏の夫婦関係

廬山寺 紫式部と娘の大弐三位の歌碑(「写真AC」より)

少し、帚木から離れて、葵の上と源氏との関係をお話しします。「葵の上」は当初、東宮(のちの朱雀帝)の妃に希望されていましたが、左大臣の思惑で、元服した光源氏の北の方になりました。

しかし、光源氏は、前々から、「藤壺」を恋い慕っていたので、「葵の上」との関係は、しっくりといきませんでした。「葵の上」は、しかも源氏よりも4歳も上でしたので、他の女性たちと浮名を流している源氏との仲は、冷え切るばかりでした。

その先、10年後(源氏22歳)にようやく「葵の上」は、懐妊し、ようやく夫婦仲も良くなるかと思いましたが、妖怪に悩まされるという事態となってしまいました。彼女に憑いた妖怪は、源氏の愛人の「六条御息所」(ろくじょうみやすどころ)の生霊(いきりょう)でした。

葛飾北斎画『北斎漫画』より「葵上」の題で描かれた御息所。
参考画像:Aoi no Ue (the ghost of Lady Rokujo) from the Hokusai Manga

8月のなかごろに難産の末、「夕霧」を産みました。源氏との仲も心が通い合い打ち解ける夫婦となりましたが、秋になると急に苦しみ出し、そのまま亡くなってしまいました。源氏は後悔しながら左大臣の屋敷で喪に服しました。

さて、先の話に行きすぎましたので、帚木(ははきぎ)にもどります。

雨夜の品定め

京都 光源氏モデル 源融 邸宅跡 榎の木(「写真AC」より)

わいわいと、ああでもない、こうでもないという話題の中心は、「どんな女性が良いか」という「雨夜の品定め」と言われるシーンです。

左馬の頭」(さまのかみ)は、女性を「上・中・下」に分ける分類論を語ります。彼は、女性は中流が良いと言い、良妻を選ぶ難しさを雄弁に述べます。さらに、嫉妬深い女の話や浮気な女の思い出話を語りました。

頭中将」(とうのちゅうじょう)は、彼の経験談から、本妻にいじめられ、姿を消した内気な女、常夏(とこなつ)という女性の話をしました。彼女はおとなしい性格で、中将との関係が途絶えても、不満を顔に出しませんでした。しかし、子どもを儲けた後、彼女は姿を消してしまいました。常夏と言う名称は、撫子(なでしこ)の古い名称であり、彼女の性格を見事に表しています。

また、「藤式部の丞」(とうしきぶのじょう)は、少し変わった女性の話で、賢いことが自慢の学者の娘が、にんにくを食べていて、その臭いに耐えられなかったという話など、真剣な表情の中にも、笑いを誘うような巧みな話に、源氏は引き込まれてしまいます。

変わった女性と言うと、私も若い時の思い出に残る人物がいます。「横浜のメリーさん」と呼ばれていた人です。私の若い頃の職場は、横浜の山下町という場所にありました。横浜港に隣接した山下公園をご存じの方もいらっしゃるでしょう。

山下公園のインド水塔
参考画像:横浜・山下公園のインド水塔 by ootahara is licensed under CC0

そこに、以前、シルクホテルという有名なホテルがありましたが、午後3時ごろになると、白塗りの厚化粧をして、白いフリルのついたドレスを着た女性が、シルクホテルのラウンジの紅茶を飲みに通っていました。

たまたま、私も横浜の山下町にある職場でしたので、シルクホテルで、仕事の休憩に、コーヒーでも飲もうとしたときに、この女性に遭遇したのです。

後姿を見れば、フランスの王妃のような衣装と金髪(多分カツラ)を見て、最初は、映画の撮影でもあるのかと思いましたが、ホテルの人に訪ねると、「あの方は、『横浜のメリーさん』という方です」というのです。

恐ろしいことに、帰りがけにシルクホテルの5階のラウンジから、帰ろうとすると彼女も帰る所でした。そして、エレベーターをいっしょに下りました。他に客はなく、メリーさんといっしょの時間が、とてつもなく長く感じました。エレベーターの中は、ムッとくるような濃い化粧の匂いで充満し、目がくらみそうになりました。

現在、インターネットで調べると彼女のことが出ています。彼女は岡山県の出身となっています。戦中は、軍需工場で働き、戦後は関西の料亭で仲居として働いたそうです。そこで知り合った米軍将校と仲良くなり、愛人となったようです。その後、朝鮮戦争が始まり、彼は朝鮮へ行きましたが、そのままアメリカに帰ったようです。

以後、独身となった彼女は横浜にある米軍基地に移動し、そこで、他の米兵と暮らしたようです。しかし、米兵もどんどんアメリカに帰国してしまい、横浜の米軍施設も横浜市に返還され、姿を消してしまいました。現在は、その跡地には、高級マンション群が立ち並び、昔の面影はまったく残っていません。

横浜の米軍基地といっても、横浜の各所にありますが、本牧にあったのが、兵隊と家族が住むエリアでした。約1000家族ぐらいが住んでいたと思います。この中には、学校や病院、郵便局など、アメリカのひとつの街が存在していました。

現在も、日本には他に大きな米軍基地がありますが、同様に基地の中は、ひとつの街を形成し、アメリカ兵がアメリカで居住しているのと同じ環境を作っているのです。

緑の芝生が一面に張り巡らされ、兵隊の住む居住する建物は、「ハウス」と呼ばれていました。映画館やPX(Post Exchangeの略)と呼ばれる商業施設があり、戦後、物資の無い時代に、そこで働くと、アメリカの衣料品や食料品が安く買えたので、PXで働く知り合いの人から、バターやチーズ、クッキーやチョコレートなどを分けてもらったことが思い出に残っています。

今から思うと、嘘のようですが、戦後の何もない時代、PXの缶入りのココアなども、大事なお菓子以上の価値がありました。少年であった私は、毎日、スプーンに数杯、缶からすくって舐めたものでした。

その後、「横浜のメリーさん」は、横浜から彼女の姿は、プッツリと見なくなりましたが、岡山県にもどり、老人ホームで一生を送ったようです。(2005年1月17日死去)

「空蝉」(うつせみ)との偶然の出会い

京都 紫式部の墓 石碑(「写真AC」より)

源氏は、家来の者から、紀伊守(きのかみ)が、屋敷を新築して、水などを引き込み、風流な庭をこしらえた話を聞きました。その屋敷ならば、蒸し暑さもなく涼しいのではないかと思われました。

翌日、源氏は、「方違え」(かたちがえ)で、紀伊の守(きのかみ)の屋敷に出かけました。「方違え」というのは、目的地の吉方を占った時に、凶とされる方角を避けるために、別の方向に移り、吉方とされる場所から目的地に行く方法です。

紀伊の守の屋敷は、わざと田舎風に柴垣などが作られて、とても風流にできていました。涼しい風が吹き、ホタルも飛んでいるという美しい庭園がありました。

源氏は、紀伊の守の妹は、気位が高い女性だと聞いていたので、それにも興味がありました。どの部屋にいるのかと、あちらこちらの部屋の様子をうかがってみると、女性たちの小声が聞こえてきました。彼女たちは、源氏の噂をしているらしいと分かって、源氏はハッとして、その場を退散しました。

紀伊の守が、源氏の所に来て、父親の後妻の話をしました。不運な女性だということなのですが、息子の紀伊の守は、父親のことを、「いい年をして、みっともない」と話しています。

皆が寝静まった後、源氏は後妻に入った女性のことが、気になって仕方がありませんでした。彼女の部屋まで近づくと、弟の小君(こぎみ)と話をしているのが聞こえました。小君は、彼の名前ではなく、愛称として使っているようです。小さな男の子ですが、なかなかしっかりした性格の子どもです。

やがて、弟も自分の部屋に寝にいきました。しんと静まり返った頃に、源氏は、後妻のいる部屋に忍び込んでいきました。そして、彼女の顔を覆った着物をどけると、女性は驚いてしまいました。

彼女は、「人まちがいでしょう?」と言いましたが、源氏は、「いいえ、人まちがいではありません」と口説き始めました。源氏は、彼女を片手で抱き上げ、別の部屋に運びました。しかし、女性は、源氏のなすがままになるのを拒絶しました。

しかし、源氏は、「このまま別れたら、後悔するだろう」と勝手な思い込みをしました。彼女は、こんな有様を夫が、伊予の国で、こんなことが起きている夢などを見るのではないかと極度に心配になってしまいました。

夜も開けて、源氏はあきらめて、退散することにしました。そして、家に帰ってからも、彼女のことが忘れられませんでした。なんとか、彼女を繋ぎとめたいと思い、紀伊の守に、彼女の弟の小君を引き取る話をしました。その子を引き取ると、源氏は彼の姉の事を詳しく尋ねました。

源氏は、小君に手紙を持たせました。彼女は源氏の手紙を受け取ると、読んではみましたが、心は苦しくなるばかりでした。翌日、小君は、手紙の返事をもらおうと、彼女に言いましたが、「あのような手紙を受け取るべき者ではありませんと申し上げなさい」と弟に言いました。

何も返事をよこさない彼女に、源氏はまた手紙を書きました。そして、小君に言いました。「私は、彼女が後妻に入る前から、恋人だったのだよ」と言いました。そんな話は、でたらめでしたが、小君は信じてしまいました。

空蝉の帖

廬山寺 紫式部邸宅跡 源氏物語執筆の地(「写真AC」より)

源氏は、空蝉のことが忘れられず、小君に彼女と会うチャンスを作って欲しいと言いました。そのうち、紀伊の守が任地に行くということになり、屋敷には、彼女たちだけが残ることになりました。

源氏は、今がチャンスだと思い、紀伊の守の屋敷に向かいました。屋敷に着くと、空蝉と彼女の娘が、部屋で碁を打っているということを小君が聞いてきました。

そして、紀伊の守の屋敷に行き、夜の更けるのを待ちました。小君は源氏を空蝉の寝ている部屋に案内しました。源氏は、気づかれないように部屋に入っていきました。しかし、空蝉は源氏の気配を感じ取って、そっと部屋を抜け出してしまいました。

女性の寝ているのを確認すると、空蝉ではなく別人であることが分かりましたが、そのまま抜け出すのは、悔しい思いがしてきました。しかし、源氏は、この娘は、伊予介の先妻の娘の「軒端の萩」に違いないと思い、「それなら、それでも、かまわない」という浮気心を起こします。

そして、源氏は、「軒端の萩」に対し、「たびたび方違えをして、この家を選んだのは、あなたに接近したいためだった」と告げました。そうして、源氏は、その別の女性と関係を結んでしまいました。

しかし、悔しい思いは消えませんでした。源氏は、小君に、「姉さんは、よほど私を嫌いらしい、そんな嫌われ方をする自分が嫌になった」などと、小君を相手に、恨みがましいことを言いました。

「帚木」(ははきぎ)という植物と題名

細い枝にとまるセミの抜け殻(「写真AC」より)

「帚木」(ははきぎ)の帖では、源氏は、本来ならば、意気揚々と「空蝉」(うつせみ)の心をつかんで、得意になるところが、交際を断られて、がっくりとしてしまいました。

源氏の失敗談を最初に描くことによって、若い源氏の成長を描いていく、紫式部の巧みなストーリーの面白さを感じます。

この「帚木」(ははきぎ)という題名も、よくできた題名だと思います。「帚木」(ははきぎ)とは、信濃の国(ながのけん)に残る伝説上の植物です。遠くから見ると、箒(ほうき)を立てたような形をしているそうです。しかし、近づくと見えなくなってしまうという不思議な植物なのです。

「空蝉」(うつせみ)は紫式部の自画像に最も近いとされるヒロインで、物語は彼女が再度の逢瀬を拒否して閉じられる瞬間を描いています。彼女はなびきやすいように見えますが、実際に近づくとすり抜けるように去って行く存在です。

紫式部は、「空蝉」(うつせみ)をこの不思議な帚木(ははきぎ)になぞらえて、源氏の恋路に惑う切ない胸中を訴えています。「空蝉」は、セミの抜け殻を意味しています。はかない人生や人間の存在を表しています。

また、人間が生きることに絶望し、意欲を失ってしまうと、魂が抜けたようになります。その時、その人の姿は、抜け殻のように透き通って見えてしまうということがあります。

あの人は影が薄いとか、オーラが見えないとかいう時は、そういう状態に近いのかもしれません。幽霊は、完全に魂の状態ですが、それに近い状態の時は、人間は「空蝉」のように透き通って見えてしまうのです。

一方、「空蝉」(うつせみ)も光源氏の愛を受け入れられない自らの悲しい定めを、「帚木」(ははきぎ)と重ね合わせています。

「空蝉」(うつせみ)の心情は、受領の妻にはならず、実家で気楽にいられるような身分であれば、源氏のことも楽しみに待つことにもなるだろうけれども、妻という立場であるならば、情け知らずと思われてもしかたがない。このまま恨まれてもかまわない。そんな気持ちを源氏はわかるだろうか。いやわからないだろうという気持ちでいたのです。

しかし、光源氏はエリートで、しかもハンサムで、まぶしいくらいの存在です。そのような男性と恋愛することは、女性にとって夢のようなことに思えますが、やはり、浮気の相手では、嫁いだ先の夫が留守とは言えできないことです。

源氏は、彼女を引き取ることも可能かもしれませんが、彼女の夫は伊予介(いよのすけ)という低い官職ではありましたが、彼女にはプライドもありました。

もともと、空蝉は天皇の妃になる可能性があったのです。彼女の父親が亡くなってしまったので、そういう華やかな世界から、ずっと離れて伊予介(いよのすけ)の後妻になったのです。彼女からすれば、本当に情けない人生のように思われ、源氏の熱い思いにも素直に応じられないという気持ちが分るような気がします。

空蝉の男性版・ウスバカゲロウ

ウスバカゲロウ(「写真AC」より)

空蝉の帖を読んでいましたら、私の若い頃の同僚の「ウスバカゲロウ」というあだ名がついた男性のことを思い出しました。

私の若いころ、横浜から東京に職場が変わりました。同僚と言っても私よりも10歳以上、年上の男性でしたが、社内では目立った働きがなかったのか、出世もせず、業務関係の仕事を黙々とやっているタイプの人でした。彼は、昼間は本当に目立たない存在でした。ウスバカゲロウというあだ名も彼の目立たない性格を表していたのでしょう。

「ウスバカゲロウ」は、昆虫の一種です。トンボのような形をしていますが、飛ぶときには、羽をばたつかせて、Xのような形に見えます。トンボのように速くなく、バタバタと遅く、ヨタヨタとした印象があります。外見に似ず、貪欲に他の昆虫を食べます。体が透き通っているので、はかない感じのする昆虫です。

ある金曜日の夕方、私は部長に呼ばれ、「今夜は空いているか?」と聞かれ、「残業があります」と答えますと、「残業の後は?」と聞きますので、「家に帰ります」と答えました。「なんだ、何も予定がないのか?」と言われ、ムッときましたが、「はい、そうです」と答えました。

それなら、飲みに行くかい?」と言うので、それはありがたい話だと思い、「はい、お供致します」と答えました。すると、部長は、ウスバカゲロウも連れて行くから、君から話しておいてくれと言うので、ウスバカゲロウさんに、声を掛けました。彼は、ウンとうなずいて、黙って仕事をしておりました。

夜も8時を過ぎて、部長が「さあ、出かけよう」と声をかけました。ウスバカゲロウさんは、無言でうなずくと、更衣室に向かいました。それから5分後に、彼は、白の上下のスーツに、ヒールが高い白いエナメル靴をはいていました。私はそれを見て、「アッと驚く、タメゴロー」(古いギャグです)となりましたが、3人で、料亭に行き、美味しい和食を食べ、日本酒を飲みました。

さて、次は銀座のナイトクラブとなるのですが、ウスバカゲロウさんは、昼間とは違い、キラキラしています。とあるナイトクラブに入ると、ウスバカゲロウさんは、大モテです。私が驚いていると、部長が「もっと驚くから見ていなさい」というのです。

彼は、美人のホステスさんと、ダンスを始めました。生バンドが繰り出すマンボ、ジルバ、ルンバ、チャチャチャに合わせて、ウスバカゲロウさんは、何でも踊ります。彼は、燦然と輝いていました。ホステスさん、その頃は、「夜の蝶」とも言われ、もてはやされたものです。ウスバカゲロウさんと、夜の蝶のコラボレーションは、華やかなステージをなお一層、引き立てていました。

更に、ウスバカゲロウさんは、見事なステップを披露してくれました。サタデーナイト・フィーバーのジョン・トラボルタを見るような感動を覚えました。

人は見かけによらないものです。普段は全く目立たない存在でも、「ここ一番」という場面で、ものすごい実力を発揮する人物がいるという衝撃を私は受けました。

源氏物語の「空蝉」は、世の中の影にひっそりと生きていきたいと思っている女性の姿でしたが、「実は!」と言うようなエピソードがあったら、面白いのではないかと思いましたが、紫式部は、誠実に「空蝉」と呼ばれる女性を描いています。

「空蝉」は、源氏物語では、「関谷」の帖で再度、出てきます。そこでは、空蝉が夫を亡くした後、出家し尼となります。源氏は尼となった彼女に手紙を送ります。源氏は、彼女を二条東院に迎え住まわせることにしました。その当時、源氏の年齢は29歳ぐらいとされていますので、空蝉と出会ってから10年以上たっていましたが、源氏は彼女のことを忘れていませんでした

▼多聞先生の前回の記事はこちら▼

紫式部と光る君の藤原道長

▼多聞先生のインタビューはこちら▼

「多聞先生」ってどんな人?電話占い絆所属の占い師に直接インタビュー!

このコラム記事を書いたのは、「電話占い絆~kizuna~」占い鑑定士の多聞先生です。

多聞先生たもん

鑑定歴 20年以上
得意な占術 霊感、霊視、前世占い、タロット占い、易占
実績 余命が1年と診断された女性を占ったことがあります。病名は癌ということで、彼女も諦めてはいるものの「どうして私がこのような運命なのか」という心残りの思いが消えない、悲しい思いで胸が張り裂けそうだというご相談を受けました。
抗ガン治療も続けておられましたが、診断をもらった以上、どんな効果があるのかご自分でも確信が持てず、憂鬱な毎日をすごされておられました。
タロット占いでのカードは、「ソードの9」というカードでした。現在は苦しみの日々ですが、居場所を変えれば良くなるというメッセージでもありますので、病院を変えてセカンド・オピニオンを聞いてみたらどうかとお勧めしました。
2か月後、お電話を再び頂き、新しい病院で、経過も良く希望が持てるようになったということでした。この時は、私ももらい泣きをしてしまいました。
得意な相談内容 恋愛、出会い、相性、浮気、結婚、不倫、離婚、復縁、三角関係、仕事、転職、適職、対人関係、運勢

多聞先生よりご挨拶

コラムを最後までご覧頂き有難うございます。

「源氏物語の帚木・空蝉の帖の笑訳」は、如何でしたでしょうか。

世の中の影にひっそりと生きようとしている「空蝉」は、悲しい運命をじっとこらえて生きていました。源氏は、そのような女性に惹かれ、恋い慕いますが、結局、振られてしまいました。彼女の心の中は、源氏を受け入れたいとする思いと、拒絶する思いの葛藤で渦巻いていました。

人生は紆余曲折、順風満帆とはいかないのが、悩みの種ではないでしょうか。思ったようにいかない、なにかと苦難が付きまとい、なかなか幸せに至ることが少ない世の中ですが、そのような状況でも、少しでも未来に明るい希望を持っていただけるように絆は努めてまいります。

是非、絆にお電話をおかけ下さいませ。

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お客様から頂いた口コミ

女性30代

初めて鑑定して頂きました。
ポイント不足で途中で電話が切れてしまい、申し訳ありませんでした。
関係の進展を悩んでる彼について、見て頂きましたが、非常に分かりやすかったです。

彼の行動傾向の理由など、なるほど!と思える所が沢山ありました。私も自分の事に集中しながら、彼が落ち着くのを待ってみようと思います。本日は本当にありがとうございました!

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占い師からの応援メッセージ

  • 今川 十和子 さんのプロフィール写真

    今川 十和子 先生

    2025年6月18日 12:58

    いつも、たくさんのご縁を
    ありがとうございます。
    お話させていただきました
    あなた様のお幸せを
    いつも祈らせていただいております。

    どんな人にでも
    何もかもが上手くいかないと感じる時が
    人生で何回かあるのではないでしょうか。
    心の行き場所がなく
    追い詰められたような感覚を
    持つこともあるでしょう。

    でも、わたくしはこう思うのです。
    「今、あなたの前に
    立ちはだかる高い壁は
    壁ではなく
    扉かもしれない」と。

    乗り越えられないと嘆くのを
    一旦やめて
    そっと押してみる・・・
    そうすると
    光が見えてくるかもしれませんよ。

    今川十和子

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  • ましろ さんのプロフィール写真

    ましろ 先生

    2025年6月16日 10:27

    🔮「恋の悩み、ひとりで抱えんといて」💌

    恋愛って、楽しいことばかりじゃないし、時にはめちゃくちゃ悩んでしまうこともありますよね。心がザワザワして、どうしたらいいのか分からんようになることもあると思います。でも、それはあなたが真剣にその気持ちと向き合っている証拠やから、すごく尊いことなんです💕

    無理に強がったり、感情を隠したりせんと、たまには素直になってみてください。誰かに話すことで、自分の気持ちに気づけることもあるし、心の重さがふっと軽くなることもあるんですよ。

    恋の悩みは一人で抱えるもんじゃないです。いつでもあなたの話を聞く準備はできてます。占いで気持ちを整理して、前向きな一歩を踏み出すお手伝いもできますので、遠慮せずにご相談くださいね。お電話お待ちしてます🌷

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  • ロレーヌ さんのプロフィール写真

    ロレーヌ 先生

    2025年6月16日 09:38

    ストロベリームーンと可能性」ロレーヌです🌹
    雨模様が続き、雲が厚く楽しみにしていたストロベリームーンも姿を表してくれませんでした。ため息をついていると、胸騒ぎ(良い感じの)がして外に出ると、こんな夕陽になっていました。写真はオレンジ色ですが実際はピンク色でした🩷
    あぁ、こんな風にどんな時も可能性ってあるんだとしみじみと空を眺めていました。辛い事悲しい事、納得いかない事、沢山この世にはあるけれど、小さな可能性と希望をお客様と探して行こう!と思い、私のストロベリームーン11444騒動は幕を閉じました。お月様はこんな風に気まぐれだから神秘的なのかもしれませんね。次の日には満月に近い朧月夜(おぼろづきよ)でした。

    🌹毎回開運メッセージをお伝えしています。パワースポット巡りのコラムも合わせて読んでみて下さいね。

    写真は本文にある夕陽です。

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  • ましろ さんのプロフィール写真

    ましろ 先生

    2025年6月13日 12:50

    🛀「仕事の疲れ、まずは自分を労わって」🫧

    毎日、忙しい中ほんまによく頑張ってはるなぁって、心から尊敬してます。仕事のことで頭いっぱいで、自分のこと後回しになってしまうこと、きっとありますよね。でも、そんな時こそ、自分をしっかり労わってあげてほしいんです。✨

    「今日は疲れたな」「ちょっと休みたいな」って思う気持ちは、決して甘えやわがままじゃないんんよ。体も心も頑張りすぎると、知らん間に悲鳴あげてることもあるから。そんなときは、無理せずに自分のペースで休憩してみてくださいね。🌸

    休むことは決して後退じゃない。次にまた歩き出すための、すごく大切な一歩やと私は思います。だから、焦らんとゆっくりでええんよ。自分の心の声に耳を傾ける時間を持ってみてください。

    もし、どうしたらいいか分からないときは、いつでもお電話くださいね。話すだけでも少し心が軽なることもあるし、占いで今のあなたに必要なメッセージをお届けすることもできます。あなたの頑張りを応援してますよ。🍀

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  • オードリーメーカー さんのプロフィール写真

    オードリーメーカー 先生

    2025年6月11日 05:41

    🎁ウレシイコト チイサナウゴキ🎁
    素敵な毎日のために🌻

    ちょっと小悪魔的な感覚で自分磨きするのが良いかもです
    小悪魔に心だけなってみるのも良いかもです

    この感覚を身につけるには前面に出ないことです
    一歩引いてミステリアスな自分を作ることは全体の動きを見れるチャンスです
    全体を見て敵味方を探すのではなく こういう動き 言葉の使い方 を 距離を置いて観察してみましょう

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  • 月乃羽美 さんのプロフィール写真

    月乃羽美 先生

    2025年6月10日 15:01

    こんにちは。いつもお電話頂きありがとうございます。梅雨に入りましたね。
    明日、6月11日は満月ですね。
    2006年以来一番低い位置での満月になるそうです。アメリカ圏ではストロベリームーンと呼ばれてますが、ヨーロッパでは、ローズムーンや、ハニームーン等と呼ばれている地域もあるそうです。
    6月の満月のストロベリームーンのスピリチュアルな意味は永遠の愛、恋愛成就
    梅雨時期に入り満月はもしかしたら見えないかもしれませんが、でも満月のエネルギーは降り注がれていますから、夜空を見上げ好きな人と結ばれ幸せな時間を思い浮かべ、ありがとうございます。と感謝の気持ちを伝えて、エネルギーをたくさん受けとってくださいね。
    恋愛とか興味ないと思われてる方も、夜空を見上げ感謝の気持ちを伝えて満月のエネルギーを浴びながら浄化しポジティブエネルギーにかえていかれてくださいね。
    満月は見えなくてもエネルギーはしっかり流れていますので。
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  • オードリーメーカー さんのプロフィール写真

    オードリーメーカー 先生

    2025年6月10日 11:24

    🎁ウレシイコト チイサナウゴキ🎁
    青い花を飾ると見える景色が変わりそうです
    身の回りに幸せを自分が感じるものも良いでしょう

    水にも縁がありそうです
    嬉しいことから話す練習をするようにしてみてはいかがでしょう
    水はエネルギーを運んでくれるので水の側で試すのも面白いかもです

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  • ロレーヌ さんのプロフィール写真

    ロレーヌ 先生

    2025年6月9日 17:24

    「ストロベリームーンと願い」ロレーヌです🌹

    いよいよです!私もワクワクしながら待っている、ストロベリームーンが6月11日午後4時44分天に!!

    スピリチュアルの広がりと共に占い師で無い方も月のカレンダーをお持ちだったり、お月様はロマンチックでありながら、私達の身近になりましたね。色んな記事にお月様は紹介されています。けど!!その中でも今回私は大注目しワクワクしています。それは数字です。11444 霊的な数字です。そしてロレーヌの誕生日は1月4日なんです!私にまつわる数字は全て1と4で構成されています。

    ストロベリームーンに話しを戻しますね。
    「11444 」この日のストロベリームーンは皆様にとって「願う」日です。宇宙(そら)を見て願って下さい。願う事とはポジティブな事なんです。ピンクのお月様から綺麗なエネルギーのシャワーを浴びせて頂けますよ。

    🌹毎回開運メッセージをお伝えしています。
    パワースポットコラム、開運のロードマップなどのコラムも合わせて読んでみて下さいね。

    写真は九州で見つけたストロベリームーンを思わす、大好きな花、ダリアです。

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  • ましろ さんのプロフィール写真

    ましろ 先生

    2025年6月9日 06:30

    🕯️**「心の雨音に、そっと耳を澄ませて」**🌙

    ふとした瞬間に、胸の奥からぽとりと落ちるような気持ちがあったなら、
    それは、がんばりすぎてきたあなたの心が「もう少しやさしくしてほしい」って言ってるサインかもしれません。

    占いでは、心がざわつくときほど、魂の声が聞こえやすくなると言われています。
    不安も、涙も、ネガティブな感情でさえ…本当は“守ってくれていたもの”なんです。

    「もっと頑張らなきゃ」「迷惑かけたくない」って、
    どこかで自分に厳しくしてしまう日々の中で、
    “しんどい”って思う気持ちをちゃんと受けとめてあげることも、
    大切なスピリチュアルケアやと思います💪🏻🤍

    今日は、いつもの自分をちょっとお休みして、
    あったかい飲みものをゆっくり飲んでみませんか🍵
    空を見上げるだけでも、心って少し軽くなるんです。

    がんばることも素敵だけど、立ち止まることも、同じくらい価値がある。
    今夜はどうか、自分にとって「安心できる場所」でいられますように。

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  • 紫伽 さんのプロフィール写真

    紫伽 先生

    2025年6月7日 20:03

    いつも鑑定をご利用いただき、本当にありがとうございます。

    紫伽です。皆さまのおかげで、毎日あたたかいご縁をいただいています。心から感謝しています。

    今日は、私が大切にしている占いアイテム「アストロダイス」について少しお話しさせてください。
    このダイスは星の力を借りて、迷いや不安のときにそっと背中を押してくれる、頼もしい味方です。
    鑑定でも使っていますが、毎回新しい気づきや発見があって、私自身もワクワクしています。

    もし興味を持っていただけたら、どうぞお気軽にお声がけくださいね。

    これからも皆さまの心に寄り添い、あたたかい鑑定をお届けしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

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  • ましろ さんのプロフィール写真

    ましろ 先生

    2025年6月6日 15:37

    🕯️**「疲れた心に、そっと灯す光」**🌙

    金曜日。
    今週も本当に、おつかれさまでした。

    きっとこの一週間、誰にも見せていないけれど
    心のどこかで、ぎゅっとこらえた瞬間があったんじゃないかな。
    そのたびに、静かに自分を立て直してきたあなたは、ほんまに立派です。

    占いの世界では、**金曜日は“感情が浮かび上がる日”**とも言われています。
    「なんとなく疲れたな…」「ちょっとだけ寂しいかも」
    そんなふうに感じるのも、ぜんぶ自然なこと。

    しんどいときこそ、自分を責めないでいてほしい。
    それはね、心がほんまの願いを伝えてくれるやわらかいタイミングでもあるから。

    スピリチュアルな視点から見ると、
    “今日のあなた”は、とても素直で、美しいエネルギーを放っています。

    もしかするとその疲れや涙は、
    癒しの光を受けとるための準備なのかもしれません。

    だから今夜は、空を見上げて、ひとつ深呼吸を。
    ぬるめのお風呂にゆっくり浸かって、
    自分の心に「おつかれさま」と、優しく声をかけてあげてください🌿

    週末は、誰かと比べる必要なんてないよ。
    あなたのペースで、自分だけのリズムで過ごしてね。

    明日の笑顔のために、今日は心をやすませる日。
    ゆっくり、ゆっくり。
    そのままで、だいじょうぶやで🕊️

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  • 初音 さんのプロフィール写真

    初音 先生

    2025年6月5日 01:02

    こんにちは

    いつも、お電話、メッセージをお送りくださいまして
    有難う御座います。

    6月に入り、紫陽花が咲いてまいりました。
    昨日は、上弦の月が美しかったですね。
    今週は、3日から、6日まで、一粒万倍日が4日続きます。
    7年ぶりとのこと。ちょっと宝くじでも買ってみたいですね。

    気温の変化が激しいですし、
    猛暑になりそうな予想もでていますが
    私は、最近、いろいろな温泉に入って、体力をつけるようにしています。
    本日も
    善きこと
    美しきことで
    あふれますよう
    お祈り申し上げます。

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  • 月乃羽美 さんのプロフィール写真

    月乃羽美 先生

    2025年6月5日 00:22

    いつもお電話は頂きありがとうございます。
    お引っ越しも無事にすみました。
    月曜日からは、いつもどうりに待機いたします😄突然、予期できない出来事が起きたとしても、何か問題が起きたとしても必ず乗り越えられます。6月は特に下半期の運気の変わり目なので、ネガティブな出来事や問題が起きやすい時期でもあります。それを乗り越えることで必ずポジティブな出来事が起きてきます。何も恐れる必要はないですよ。好転反応なので恐れず前に進んでいかれてくださいね。
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  • 紫伽 さんのプロフィール写真

    紫伽 先生

    2025年6月3日 16:25

    はじめまして。紫伽(しゅが)と申します。
    このたび、ご縁をいただきデビューいたしました。
    鑑定にお越しくださった皆さま、本当にありがとうございます。あたたかい言葉に、私の方が励まされました。

    ここを見てくださっているあなたへも。
    もし今、心に少しでもモヤがあるのなら――
    どんな想いも、そのまま持ってきてください。

    私は、あなたの気持ちにそっと寄り添う存在でありたいと思っています。
    安心して話せる場所でありますように。
    これから、どうぞよろしくお願いいたします。

    紫伽(しゅが)

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  • 明那 さんのプロフィール写真

    明那 先生

    2025年6月2日 15:29

    いつもご依頼いただき誠にありがとうございます。

    もうすぐ 紫陽花が咲くころですね。

    6月の 6のつく日に 紫陽花を逆さに吊るすことで 厄除け 魔除け 金運アップがあるとされています。
    そして婦人科系の病気対策にも効くそうです。(あくまでも おまじないです)

    気になる方は やってみてくださいね。
    今月も どうぞよろしくお願いいたします。

    明那

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    オードリーメーカー 先生

    2025年6月2日 10:47

    🔺ルノルマンカードで 🔺
    これを見たら こんな事が起きるかも
    と、ハッピーボックス🎁みたいに思ってもらえればと思います

    旅行するとかー新しいものを発見とかいつもと違う行動が幸せを身近に寄せてくれるでしょう
    大勢の人のいるところにも幸運のチャンスがありそうです
    晴れた日にも幸運のエネルギーが注がれそうです
    屋外に出て陽の光を満喫しましょう

    不定期でアップしていくと思います

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  • ロレーヌ さんのプロフィール写真

    ロレーヌ 先生

    2025年6月2日 08:48

    「自己肯定感と引き算」ロレーヌです🌹

    6月になりましたね。上半期の最後の月!
    達成出来なかった事総括しますか?
    いえいえ、毎日暮らしていく事に引き算は必要。仕事、人間関係、家庭、100パーセントのどのぐらいで良しとしますか。60パーセント、半分を少し過ぎたらまあまあ「良く頑張ったなぁ〜」って自己肯定感を高めましょう。人生は全て同時進行、仕事しながら家事したり急に親の介護が入ったり、子供が熱をだしたり、体調不良に陥ったり。そして、恋愛したり。そんな中全て100パーセントでは、身が持ちません。自分自身に「もっともっと」の掛け声より、なんとか上半期頑張れたな。今月は下半期に向けて息抜きしよう!そんな感じでいきませんか。人生は昔より長くなっています。長く生きるのですから頑張るだけではエネルギーは持ちません。
    どうか、自分に優しい6月に。

    🌹毎回開運情報をお伝えしています。
    5月末に掲載された「パワースポット」「開運のロードマップ」も合わせてお読み下さいね。

    写真は美女と野獣を思い出す完璧な美しさの薔薇です。

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  • リヒト さんのプロフィール写真

    リヒト 先生

    2025年6月1日 14:14

    いつも鑑定のご依頼
    誠にありがとうございます。

    皆様とのご縁に心から
    感謝いたします。

    今日から6月。

    どんな月になるのか?

    どんな月にしたいのか?

    意識と行動で方向性が変わります。

    今後の運気の流れを占ってみるのも
    おすすめです。

    梅雨も近づいてきてるからか
    少しずつ湿度を感じる日が
    増えてきましたね。

    誰しもが頑張り過ぎている
    私たちです。

    どうぞお身体ご自愛ください。

    6月もどうぞよろしく
    お願いいたします。

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  • ましろ さんのプロフィール写真

    ましろ 先生

    2025年6月1日 13:39

    🌧️**「やさしいリスタート」**🌈

    6月になりましたね。
    少しずつ紫陽花が色づいて、雨の匂いに心がほどけていく季節です。
    自然は、静かに移り変わっていくからこそ、気づいたときに「私も変われるかも」って思えるもの。

    もし、5月の終わりがしんどかったとしても大丈夫。
    今日が「もう一回、やってみようかな」って思える心のリスタートの日になれたら嬉しいです🌱

    スピリチュアルの視点では、6月は「心のデトックス」が進むとき。
    雨が大地を潤すように、涙やため息も、ちゃんと心を癒してくれるものなんですよ。

    占い的には、今月は“心の声に正直に”がテーマ。
    誰かの期待より、あなたの本音を大切にしてあげてくださいね。

    無理せんでいい、がんばらんでもええ。
    それでも、あなたはちゃんと進んでる。

    6月、こころと足元を軽くして、やさしく過ごしていきましょう🕊️✨

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  • カレン愛深 さんのプロフィール写真

    カレン愛深 先生

    2025年5月30日 16:02

    皆さん、Bonjour ! カレン愛深です。

    昭恵さん、なかなか人気あるようですね。そう、安倍晋三、元総理の奥様。と同時に、ちょっと驚きです。
    今度はなんと、プーチン大統領と面会したそうで。石破総理、またしてもヤラレました?先を越された?
    なんだかとても穏やかな面会だった感じがします、写真を拝見する限り。面会場所は、大統領府ですし。プーチン氏は、昭恵さんが抱えるのに大変ではないかと思うほどの大きな花束を贈っていましたし。これでロシアと日本が一気に雪解けとなりそうな勢いを感じるくらいです。プーチン氏も、満面の笑みで。あんなふうに笑える人だったのですね、プーチン氏って。まああの笑顔だけに、プーチン氏のお腹の中(本当の狙い)が、気になりますが。
    にしても、昭恵さんて、安倍氏亡き後、何かと影の外交役者を担っている?当の総理より、外交上手???旦那様亡き後、いまだ影響強い?!

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