幼少期の親子関係が人生に与える影響〜本当の自分に還るために〜

執筆した占い師:M.MIDORI先生
更新日:2025年5月15日
皆さん、お元気ですか?M.MIDORIです。
この度、コラムの執筆を再開させていただく運びとなりました。よろしければ是非、最後までお読みくださいませ。
今回は、私の幼少期における体験談を基に、親子関係が人生に与える影響について解説していきます。
育児に悩んでいる方や、自己肯定感の高め方に関心がある方は、参考にしていただけますと幸いです。
愛され方の基盤は、幼少期の親子関係にある

今思うと、幼少期の親との関わり方や環境は、持って生まれた資質を活かすか殺すかの大切な分岐点だったと感じます。
そしてそれは、人生の土台を作る上でもとても重要なものです。
親の「愛」は、ただ与えられるだけではなく、その質がとても大切です。
過干渉や過保護、保守的なコントロールではなく、子どもの魂を濁らせず、自由に育てていく愛が必要だと、今だからこそ実感しています。
愛を感じられなかった子ども時代

私は生まれたときから、母の胸ではなく祖母の乳房を触って育ちました。
幼稚園に上がるまで祖父母のもとで過ごし、両親とは数えるほどしか会っておらず、どこかのおじさん・おばさんのようにしか感じられませんでした。
妹が生まれ、両親のもとに戻る日。私は帰るのが嫌で、玄関の門にしがみつき、泣き叫びました。車中でも不安と恐怖で涙が止まりませんでした。
そんな私に、どこかのおじさん(父)は怒鳴り、私は完全に固まってしまいました。
恐怖で身体が硬直し、呼吸も浅くなる――その体験が、親の顔色を常にうかがう生き方の始まりだったように思います。
「声をかけてもらえない」寂しさと萎縮

両親は私に対して、温かく迎え入れる態度を見せることはありませんでした。
話しかけてくれていたかもしれませんが、私の心には届かず、どこか壁のようなものを感じていました。
一方で、妹は両親のもとで育ち、私よりも愛情を感じていたように思います。父も母も妹ばかりをかわいがり、私は「お姉ちゃんだから」と我慢を強いられる存在に。
わがままを言えば「悪い手本になる」と制限され、自分の気持ちを表現することが許されませんでした。
恐怖で押し殺した痛みと感情

小学校1年の頃、鉄棒から落ちて怪我をしたときも、「怒られるかもしれない」と思い、黙っていました。痛みよりも恐怖が先にありました。
でも結局、見つかって怒られました。親子の関係性が、「言いたいことを言えない」空気を作っていたのだと思います。
親は厳しく、器の大きな愛情があったわけではありません。だから私はいつも親の顔を見て、ビクビクしていたのです。
幼少期の孤独がもたらした“真面目さ”

威圧的な親、話しかけてくれる人のいない日々。
私は孤独で、何にもエネルギーが湧いてこない子どもでした。
友達との約束も守れず怒られたことで、「約束は絶対守る」と心に誓い、それは今でも私の中の強い責任感や真面目さにつながっています。
抑圧された日常と、私なりの反面教師

親は役所勤めで、17時半には食卓についていなければ叩かれる。苦手な料理が出ても、「文句を言うな」と叩かれる。
妹と喧嘩しても、「姉だから」と私だけが責められる。
そんな中で、「自分の気持ちを分かってもらいたい」「話を聞いてほしい」という思いがずっとありました。
だからこそ私は、相手の話を聞こう、理解しようとする姿勢を大切にしています。
それは、自分がしてほしかったことを、他者に与えたいという反面教師の想いからです。
幼少期の経験が、人生の選択に影響する

親子関係では愛をもらえませんでしたが、この経験が私の共感力や人との関わり方に影響しています。
「いつか開運したい」という希望を胸に抱き、四柱推命を学んだところ、私の命式には「親とは疎遠」「価値観が合わない」という要素が出ていました。
やはり、相性はとても大切です。
自分を大切にできる関係性を選ぶ

今までの経験から、「彼を変えてあげたい」「愛があれば乗り越えられる」と思う気持ちは理解できます。
でも、苦しくて辛い恋愛、振り向いてくれない相手には執着せず、自分を大切にしてくれる人との関係を選ぶべきです。
愛情に飢えたままだと、相手に「親のような愛」を求めてしまい、無理をしてしまいます。
するとまた偏った愛となり、執着が生まれ、苦しくなっていくのです。
感情を否定せず、自分と向き合う大切さ

私たちは、「こう思ってはいけない」「こんな感情はダメ」と自分を制限してしまいがちです。
でもまず、自分の本音に気づき、その感情を認めてあげることが大切です。
自分の内側に愛を注ぎ、向き合い、寄り添い、支えることで、自分の存在を癒していくことができます。
苦しみを乗り越えた経験が、誰かの力になれるように

私は、経済的にも精神的にも辛く、孤独や裏切り、虚しさ、コンプレックスを味わってきました。
でもだからこそ、人の痛みが分かります。
そして今、同じように悩んでいる誰かのために、「その人が自分を認めて、愛してあげられる」ようなお手伝いができたらと思っています。
最後に
あなたは、この世に生まれてきただけで、十分素晴らしい存在です。
どうか、ご自身の中にある愛で、自分を満たし、認めてあげてください。
▼M.MIDORI先生の前回の記事はこちら▼
【人生を180度変える幸せメソッド④ :最終回】「生きづらさ」の原点にどう向き合う?
▼M.MIDORI先生のインタビューはこちら▼
占い師インタビュー:M.MIDORI先生
このコラム記事を書いたのは、「電話占い絆~kizuna~」占い鑑定士のM.MIDORI先生です。
M.MIDORI先生ミドリ
鑑定歴 | 16年以上 |
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得意な占術 | 霊感タロット・未来予知・四柱推命・シンクロニシテイ・スピリチュアルリーディング.数理学.基礎心理学 |
実績 | 鑑定が終わった後で、「心が楽になりました、また頑張っていけそうです」と前向きになられ、 嬉しいお声をたくさん頂き逆に私がいつも力を頂いています。 メールでも嬉しいお言葉を多数頂いています。ほんとうに感謝でいっぱいです。 |
得意な相談内容 | 恋愛成就・復縁・不倫・浮気・結婚・離婚・片思い・相手の気持ち・仕事・適職・転職・習い事の選択・人間関係・嫁、姑問題・夫婦問題・子供の悩み・親子の問題・自分の弱点の対処法など・金運・開運 (生死にかかわる内容やお子様の出産前の性別。ギャンブル、受験や資格の合否などはお応えできませんのでご了承ください。 |
M.MIDORI先生よりご挨拶
私は、占いを通じてお客様の心の奥深くにある真実を引き出し、最適なアドバイスを提供することを大切にしています。
女教皇のカードが示すように、私は直感力と深い洞察力を活かして、物事の本質を見抜くことに長けています。そして、マジシャンのように、必要な道具を使いこなし、変化を引き寄せる力を持っています。
私の鑑定は、カップ10のように、感情的な充実感や調和、幸せな結びつきを大切にしています。お客様が心から満たされるような結果を引き出し、人生のクオリティを向上させるためにサポートを惜しみません。
お客様から頂いた口コミ
女性50代
とても優しく透明感のある声で
こちらのあらただしい心も綺麗になっていくような鑑定でした。
色々な人間関係の疲れる原因
母親との関係
自分のこれからの生き方
様々を生年月日などで見てくださりました。
去年出会った男性はいますか?
の問いに、ドキっとしました。
話していないのに…
その男性とも何か縁があるのかもしれないですね。
とてもすっきりして元気になりました?ありがとうございました。