ただの「引っ越し」と侮るなかれ！風水の重要性について解説します。

皆様こんにちは！堂園りまです。

梅雨入りしてから不安定な天候が続いていますが、体調不良などございませんでしょうか？

この時期に生活環境が変わり、新たなスタートを切るという方もいらっしゃるかもしれませんね。

「引っ越し」は、人生の運気を変える大きな転機であると私は考えています。自分自身が過去に大きな失敗を経験したから分かるのですが、「たかが引っ越し」と侮る事はできません。

そこで今回は、「引越しにおける風水の重要性」について、コラムをまとめました。

少し昔語りとなります。よろしければ最後までお付き合いくださいませ。

引越しした後に気付き始めた違和感

これは、私がプロの占い師として活動を始める以前に、今とは全く違う環境で会社員として働いていた時代の話です。

私には持って生まれたスピリチュアル能力があり、それが原因で人間関係の構築に随分と苦労した時期もありました。

ですが、成人する頃には、そういった鋭敏な感覚とも折り合いをつけられるようになっていたので、職場で仲間と共に働く日々は、とても充実していたのです。

需要性が高い職種だった事もあり、任される仕事の量も増えてきて、多忙な毎日でしたが、貯金はどんどん貯まっていきました。

働き方改革など存在しない時代の話ですので、終電ギリギリまで残業するのが当たり前のようになっていましたね。

私だけでなく、周囲の人たちも同じような状況です。残業代はキチンと支払われていたので、長時間労働が続いても特に不満はありませんでした。

そんなある日ふと、「会社の近くに住めば通勤が今より楽になるし、電車が無くなっても家に帰れるからいいな」と考えたのです。

そして、職場からさほど離れていない場所に引っ越すことを決めました。この事が、後に起きる様々なトラブルに関係してくるとは、その時は全く知る由もありませんでした。

引っ越した直後は、生活が快適になった事を喜んでいたのですが、ある時から、なぜか貯蓄が殆どできなくなっている事に気付きました。

引っ越し時にそれ相応の出費はしているので、貯金の額が減っているのは仕方ないのですが、その後も急な出費などが重なって、貯金は減りもしないけれど、増えていかない状態になりました。

ですが、その時はまだ「人生こういう事もあるさ。仕方ないよね。」という感覚でしかなかったのです。

転職して心機一転のはずが…

引っ越ししてから数年が経ち、忙しさもピークを過ぎた頃に、私はこれまでの経験を活かして今よりも条件の良い仕事ができるのではないかと考え始めました。そこで、思い切って転職する事を決意したのです。

これまでの経験と、一つの会社に長く在籍していた事が評価され、すぐに同業他社での内定が決まりました。

新しい職場では、同僚と食事に行ったり、花見に出掛けたりして、前職とは比べ物にならないくらい、のんびりゆったりとした会社員生活となりました。定時で帰れる仕事内容だったので、時間にはかなりの余裕が生まれましたね。

仕事は細分化されていて、数人のグループがあり、グループが集まる課がいくつかあり、会社として成り立っていました。

「本当に良い職場に巡り合えたなぁ」と思いながら、2週間ほど経ったある日、私はグループ長に呼び出されたのです。

そして、グループ長から言い渡された内容に、私は強い衝撃と落胆を覚えました。

「課長から、君が定時で退社する事を問題提起された。これからは早く仕事を終えないでくれ。」

私は自分の耳を疑いました。咄嗟に「どういう事ですか？」と、グループ長に聞き返していました。

「仕事のペースを周りに合わせて欲しいんだよ。君だけが仕事を早く終えると、皆のやる気にも影響が出るだろ。他の者が残業しているのなら、君も残って仕事をしてくれ。」

その説明を聞いても、私はグループ長が何を言っているのか、まるで理解できなかったのです。仕事に何かしらミスがあったのであれば兎も角、仕事を早く終えると会社にとって都合が悪いという事が果たしてあるでしょうか？

私は、本来定時で終わる仕事について、「ワザと時間を掛けてゆっくりやれ」と指示を受けたのです。

「この会社、何かが変だ！」私は心の中で叫び声を上げました。

この日を境に、私はグループ長からチクチク小言を言われるようになりました。楽しい職場が急転直下、とても居心地の悪い環境に変わってしまったのです。

私は、前職での経験をフルに活かして、新しい職場での評価が得られると思っていました。ですが、フタを開けてみれば、これまで積み上げてきたスキルを殆ど封印する事になってしまったのです。

転職してから3週間目に入った頃には、すでに会社を辞めたい気分で目の前が真っ暗でしたね。

風水の見立てで判明した事実

私は思い悩んだ末、風水に詳しい友人に相談する事にしました。

「相談事って何？ところであんた、少し前まで転職して良かったって言ってたのに、今は随分と覇気がないじゃないか。仕事運は最強に良いはずなのにさ。。。」

そこで、これまでの経緯を説明すると、友人は驚いた様子でこう言いました。

「それはまた随分と酷い話だねぇ。働けば働くほど文句を言われるってこと？仕事運にケチがつくということは、もしかして。。」

友人はそう言うと、テーブルの上に地図を広げました。そして、私の自宅と職場の位置に印を付け、方角を精密に測り始めたのです。

しばらく無言で方位の検分を行っていた友人は、おもむろに口を開きました。

「結論から先に言うね。その会社は、あんたの自宅からは凶方位に位置しているんだよ。転職した時期も悪かった。最低最悪な方位取りをしてしまった為に、本来なら最強である仕事運にキズがついたんだろうね。」

その友人による風水の見立ては当たると評判であり、私自身にも思い当たる節がありました。

「私はどうすればいいのかな？」こう尋ねると、友人はキッパリと答えました。

「仕事をやればやるほど文句を言われる理不尽な状況下にある。どうにもならない。このまま続ければ必ず体調を崩すよ。今すぐ辞めなさい！会社は他にもあるけれど、あんたの体は一つで代えがきかないんだからね。」

その後、新しい職場からは僅か2ヶ月で去る事になってしまいました。結果的に会社に迷惑を掛ける形になってしまった事は恥じていますが、今思い返しても、その決断は間違っていなかったと思いますし、人生における貴重な助言をくれた友人には心から感謝しています。

最終的には「雨降って地固まる」

仕事運に傷がついた原因について、私自身にも思い当たる節があったと述べましたが、その友人のアドバイスで、疑惑は確信に変わりました。

「自宅や職場の方位って、あまり考えない人が多いんだよね。ちなみに、あんたが引越しした方角も凶方位になってる。仕事運だけじゃなくて、金運なんかにも影響が出るから、引越しするなら方位取りをキチンとやるべきだよ」

やはり、会社の近くに引っ越してから貯蓄が増えなかったのも、友人から言わせれば、方位取りを間違っていたために、お金が漏れて貯まらない状況になっていたというのです。

それが分かった時は、胸の中のモヤモヤが一気に晴れて行くような気がしましたね。

私はその友人に頼んで、次の仕事を見つける際に最適な方位取りをしてもらいました。

さらに、転職エージェントを通して、グループ長から指示された内容を、会社上層部に全て報告しました。

おかげで、わずか2ヶ月間での退職劇だったにも関わらず、「会社都合の退職」という形で処理してもらう事に成功したのです。

この後に転職した会社は、友人の風水が功を奏し、人生で1番長く勤めた会社となりました。

友人曰く、「何の手立てもしなければ、ほぼ9割の人が、良くない方角に引っ越しをしている。」との事でした。

私はセンター長の理不尽な要求がきっかけで、風水における方位の重要性を再認識する事になりました。

なかなか忘れる事ができない嫌な記憶ではありますが、考えようによっては良かったのかもしれません。

電話占いの鑑定士として活動している現在は、その頃の経験を活かして、引っ越しや転職を考えている方に対し、方位がいかに大切か、信念を持って伝える事ができるようになりました。

「雨降って地固まる」とはまさにこの事ですね！皆様も引っ越しをされる際には、今回お伝えした内容を是非、参考にしてみてください。

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